10月12日(土)秋祭・宵宮

晴れ
宵宮の御輿据えられよく光り  正子
宵宮の杜の木立に燈が灯り   正子
祭り来とわが家の花に野の花を 正子
●夕方駒林神社の宵宮に行った。五時前だったので、ちょど御輿を据え、準備ができて、町内会の役員たちが一服しながら何か飲んでいるところだった。売店の準備もできていた。やきとり、綿菓子、ポップコーンを試しに作っているところだった。水ふうせん、おおきなボールにカラオケの舞台などがあった。祭りのお囃子を小さく流している。東にある小さい本殿と西にある小さい稲荷社に賽銭をあげて、見るものもないので帰った。賑やかではないが、里祭りのなつかしさがいっぱいだった。
●『神さまの話』(リルケ著・谷友幸訳/新潮社)は初版が昭和28年。平成23年51刷とある。一話だけ読む。それは「闇にきかせた話」で、幼いころ、幼友達のふたりは遠い親戚のお金持ちの人が来るのを待つが、ついに来なかった。大人になって二人の幼なじみは、また会うことになって神を待つが。とうとう神は来なかった。この『神さまの話』は25歳のときの2か月のロシア旅行の成果だそうだ。
花」と言えば、
何の花を思い浮かべるだろうか。AIに5つ挙げてもらった。ぱっと思いうかぶのは3つ目ぐらいまでだろうが、4つ5つ目も「らしさ」がある。
クーシューが「咲くからに見るからに花の散るからに 鬼貫」を注釈するのに、「一瞬の閃きのうちに、万象の途切れることのない流れと、」と言っている花を感じさせるのはどの花か。AIのあげた花を見ても桜以外に考えられない。桜はきわだって特別な花と思える。木の花であること。いっせいに咲くこと。いっせいに散ること。花期が短いこと。ボリュームがあること。日本中にあること、そして重要なの大勢の人が翌年の開花を信じて楽しみに待つこと。
フランス:バラ・リラ・チューリップ・ヒマワリ・スミレ
ドイツ:バラ・ヒナギク・ヒマワリ・バンジー・ゼラニウム
スイス:エーデルワイス・アルペンローズ・リンドウ・アネモネ・カランサス
オーストリア:エーデルワイス・アルペンローズ・リンドウ・マグノリア・ペンステモン
イタリア:ヒマワリ・ポピー・ラベンダー・アイリス・カモミール
イギリス:バラ・ブルーベル・ヒナギク・ポピー・ラベンダー
日本:桜・梅。菊・藤・つつじ

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