曇り
おみなえし二本が真っ直ぐ立っている 正子
湯上りのような匂いに白粉花 正子
夏花壇むらさき多し花も葉も 正子
●午前、都筑図書館へ本を借りに。10時前の電車に乗る直前になって、なんとなく体調がよくない感じがした。電車では座れてよかったが、とにかく、本を借りたらすぐ帰って、今日一日休もうと思った。編集の疲れが出たかもしれないと思いつつも、暑さのせいとも思った。
『アイスランドへの旅』(ウィリアム・モリス著 大塚光子訳/晶文社)、『ヘッセ 魂の手紙』(ヘルマンヘッセ/ヘルマンヘッセ研究会編・訳/毎日新聞社)、『人間は成熟するにつれて若くなる』(V/ミヒェルス編/岡田朝雄訳/草思社)の三冊を借りた。
『ヘッセ 魂の手紙』の訳者の中に、信岡資生先生の名前を見つけ、懐かしく思った。信岡先生は信之先生の恩師で、親しくしていただいた。信岡先生はヘッセの研究者であったことを思いだした。深川の芭蕉記念館の水煙大会で講演していただいた。信岡先生の講演のあと、私が、インターネット俳句コンテストの講評をしたが、信岡先生の奥様が、大学の先生みたいな講評だったと褒めてくださった。大勢の前で話したので、非常に緊張していて、いかにも慣れていない話し方だったと思う。それも、遠い昔になった。
コメント