晴れ
せせらぎの流れてくだる若葉陰 正子
夏近し遠きに浮かぶ観覧車 正子
●図書館の本を返却。駅前のナチュラルガーデンが夏らしい雰囲気。そのあと、駅の右手の瀟洒なビルの続きがどうなっているか見たくなってビルの端まで歩く。そのあたりから青もみじなどの落葉樹の小道があり、小さいせせらぎが流れている。そのまま歩けばセンター北駅に行きつきそう。晴れているので、緑道を心地良い風が吹きぬける。思わぬところで、ハイキングを楽しむことになった。せせらぎで烏が水を飲んでいる。反対側から歩いてきた人に「この道はどこに出ますか」と聞くと「百メートルほど行ったら川に出ます」と。お礼だけ言ってそれ以上聞かなかった。
このあたりで川とは鶴見川の支流の早淵川。早淵川に行き当たれば、土手を歩いてセンター北駅に出れる見当はつく。土手は日差しがきつく、日傘をさす。土手を行くとセンター北の阪急百貨店の観覧車が見える。それを目指して大通りを歩くと赤いマロニエの花が咲いている通りに出た。いつもはセンター北駅を中山行の電車の窓から見えるマロニエなのだ。この花に安心感を覚える。通りの突き当りが駅構内となってエスカレーターで上がると駅の改札口広場に出た。いつものところが初めてのように思える。例のJAの直売所で紫蘇の苗2本を買って電車に乗った。
●借りた本は、『はじめて学ぶアメリカ文学史』『はじめて学ぶイギリス文学史』『人間ゲーテ』(小栗浩著・岩波新書)『シラー』(内藤克彦著・清水書院)。
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