4月10日(水)

晴れ
●花を買ってきた。菊の花に、スターチスとカーネーションが入っていた。カーネーションは全く人工の花らしい。花粉が飛んでいるのか昨日から目がかゆい。
●英訳俳句の本を変形サイズにしたので、印刷が上手くいかない。B5サイズの横を24mm短くして、230mm×177,8mm。このサイズは変えたくない。
●『ドイツの詩を読む』(野村修著)にゲオルゲの詩「死んだといわれる苑にきて・・」があって、この詩には、ドイツ語では、普通大文字で書かれる名詞が小文字で書かれている。また、パウル・ツェランという詩人は「死のフーガ」で句読点をすべて省略している。それで意味が分かるので、問題なしと。また、詩では韻律を整えるために、アクセントを持たない語尾のeが省略されることがよくあるとか、また、語尾を変えてしまうとか。
イギリスやアメリカの詩人で、句読点の省略を実行した人を知らない。英語では文頭と固有名詞が大文字になるが、これも小文字にした人がいるのか、どうか。ドイツ語の名詞を小文字で書くことは英語俳句で文頭を大文字書かない場合もあることにも、なにかしら似ている。
●『ぼくのドイツ文学講義』も『ドイツの詩を読む』も、借りたくて借りた本ではなく、目当ての本がなかったので、借りたのだけなのに、思いがけず教わることがあった。2冊の本とも『ファウスト』の第二部について云々と書いてある。『ドイツ語の詩・・』の本には、辞書で調べなさい、と書いてあるので、ドイツ語の辞書を取り出す羽目になった。

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