うす曇り。のち小雨。
●午前、美知子さんに俳壇用5句選の結果をメール。早速俳壇に送信したとのこと。
●五嶋みどりのベルリンフィルとチャイコフスキーのバイオリン協奏曲演奏ドキュメンタリーをYoutubeで見る。一時間十五分ほど。1995年の録画。ブランデンブルグ門から伸びる大通りをタクシーで移動する画像、その景色は懐かしかった。
演奏旅行は一人でするとのこと、言われてみればなるほど、と。演奏が終わり、指揮者とコンサートマスターと握手、団員に一礼。これですべての礼は尽くされている。音楽以外ほどんど話さない。演奏が終わっても、団員が退場しても、なかなか帰らない聴衆。
●同人の洋一さん、北欧旅行中のようだ。滝の前で妖精が踊るという句があり、ネットで検索。ノルウェーのなんとか滝の前では、演劇学校の女子学生が、青い洋服を着て妖精となって踊るようだ。夏の北欧旅行、全くうらやましい。
メロン食ぶ夜のつれづれの灯の下に 正子
玉葱の甘さ煮詰める宵に入り 正子
バイオリン聴くと梅雨音窓にあり 正子
新甘藷紅鮮やかに炊きあがる 正子
土曜日の昼寝たのしむ窓明かり 正子
窓明かりすなわち梅雨の降る明かり 正子
梅雨深し桂の葉むらそよぎ立つ 正子
白樫も桂もみんな夏木立 正子
梅雨寒やほくと煮たるもの欲しき 正子
朝風呂の湯の香さやかに梅雨籠り 正子
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