12月2日(水)

★純白の苺の花も十二月  正子
「苺の花」は、春の季語だが、この句は、「十二月」に季題の働きがあって、冬の句である。「純白」に作者の詩情がある。(高橋信之)

○今日の俳句
散紅葉少女ばかりが追うており/川名ますみ
紅葉が散るのを少女ばかりが喜んで追っている。子どもは散る紅葉をも遊びにしてしまう。散る紅葉に少女たちが混じった風景はよいものだ。(高橋正子)

○初嵐(椿)

[初嵐/横浜日吉本町] 


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