曇り、夜雨
●11月月例ネット句会
投句
13.初鴨の数をかぞえて座りおり
14.夕鵙のキチキチキチキチ長鳴けり
15.水替える黄菊のつんと匂うなり
●句会の前に5丁目の丘へ行った。住宅地の中の公園にインコが数羽。日本の景色の中でインコの羽は目立つ。そのうち日本に適応して、羽が少しずつ地味な色に変わるのかもしれないと、思ったり。銀杏はまだうすき緑。桜はほどんど散っている。
●夕方、句美子の家へ。電車の若い人たちの服装を見ると、オーバーサイズ、つまり、だぶだぶの服を着た人が多い。ゆったりしたい気分が世の中にあるのかと思ったりした。それに太った人が普通になっている。昔アメリカ人をみるときに思ったことと似ている。
晴れ
墓原歩くとつぐみ不意に発つ 正子
背を伸ばし鶫はひろき地を眺む 正子
冬竹林散歩の犬が中を行き 正子
●部屋にいると小寒い。やはり冬なのだと思うが、来週からは暖かい予報。朝鯛ヶ崎に散歩に行った。鶫を見に行ったが、気配はなく、公園の低木の茂みにアオジがいた。チリチリ鳴いている。目白もチリチリ鳴くので、確かめようと思うと、茂みに潜って二度とでてこなかった。アオジに間違いないと思う。そして、竹林を散歩している赤いチェックの服を着た犬を見た。飼い主はうす暗い竹林にまぎれて、いないように見えたが、リードが光って、その先にいた。竹林を散歩する犬もなかなか風流なと思いつつ見ていた。
●窓拭きを少し。きのうは電気毛布を敷いて寝た。寒さや暑さにやせ我慢しないことにした。いままで、この程度の寒さなら、信之先生はともかく、自分は暖房器具を使うことはなかった。この冬からは、自分に甘く、ときどき、褒美もあげて生活するのがいいと思い出した。