■2022年/1月月例ネット句会ご案内■
①投句:当季雑詠(新年・冬の句)3句
②投句期間:2022年1月3日(月)午前6時~2022年1月9日(日)午後5時
③投句は、下の<コメント欄>にお書き込みください。
※どなたでも投句が許されます。
▼互選・入賞・伝言
①互選期間:1月9日(日)午後6時~午後10時
②入賞発表:1月10日(月)正午
③伝言・お礼等の投稿は、1月10日(月)正午~1月14日(木)午後6時
○句会主宰:高橋正子
○句会管理:高橋信之
2021年月例ネット句会
最高得点金賞作品(同点2句)
③3月 参道をまっすぐ春の海へ出る 柳原美知子 5点
⑪11月 建つ家の槌音高く冬に入る 藤田洋子 5点
以上の2俳句作品を最高得点金賞句として表彰いたします。
2022年1月7日
花冠名誉主宰 髙橋信之
主宰 髙橋正子
美知子さん、洋子さん、おめでとうございます。ますますのご活躍を期待いたします。なお、投票に参加された方は8名でした。ご投票ありがとうございました。(集計 髙橋正子)
快晴
妹、田畦の七草を送って来る
七草にふるさとの草混じりおり 正子
洗えども水に現れ七草のごみ 正子
しずる雪水となりては生々し 正子
家づとにひと箱あかき冬苺 正子
●きのう積もった雪は7センチほど。今朝は快晴で、道路はアイスバーン状態。滑らないよう気を付けて整形外科へ。雪のあとの快晴は、空気がぴんとはっている。薬を2か月分もらう。雪で滑って顔面をひどく打撲したのか、目の周りと額が紫になった老婦人が待合にいた。
●この冬になって初めて苺を買う。多分、クリスマス前よりおいしくなっている。
●西村先生より花冠1月号のお礼の葉書をいただく。366号の歳月を思っていただいたようだ。数字を打つときは、数字に弱いせいで、順番を間違えないように、試験にでも臨むかのように妙に緊張する。数字が示す順番とは言え、まちがいなく、歩んできた歳月。振り返れば、よくも続いたものだ。
お葉書を拝読して、「螺旋」がふっと思い浮かんだ。螺旋階段はゆるやかに、遠回りして、表になり、裏になり、昇ってゆく。引っ張れば、まっすぐになるが、それはいけない。伸びきり、まっすぐになって、いつも表になって緊張してはいけない。目立つ表、目立たない裏。表でも、裏でも、かまわない。どちらも面白くて、行く道を螺旋階段を上るように歩く。こういう形状が、継続に一番向いていると思える。ねじまき時計の螺旋。時はねじに巻かれ、螺旋になる。