6月28日(火)

●「髙橋正子の俳句日記」を書き始めて今日で5015日と出る。13年か、14年になるのだろう。
●今日も暑くなる予報。夕べ、エアコンをドライに設定して寝たが、今朝は4時ごろ家の窓を全開し、風を入れ、日が昇る前に北窓を残して全部閉め扇風機を回している。これで気温が3度くらい下がって日中は快く過ごせる。
●昨日、「自由な投句箱」の私の添削が受け入れられないとクレームがある。中七が八音になっているという。定石として中七の八音は避けるべきだが、日本語が間違えてる。ネット上ではとくに、形式より、日本語の間違いを見捨てるわけにはいかない。これには、返事はしない。虚子が一般俳人とエリート俳人と区別して教えたことはよく知られている。こういう俗っぽいことが起こるからだろう。
「自由な投句箱」のメリットは、毎日投句でき、すぐさま私の反応があること。ひとえに私の努力なのだが、インターネットを通しているので、ロボットがやってくれているような錯覚が起きている。

6月27日(月)

●梅雨明け宣言。これまでにない早い梅雨明けに、虚を突かれた感じ。
●夕方涼風が立ち始めたので、4時半ごろURの緑地へ散歩に出かけた。歩道に人が倒れて介抱しているような風に見える人だかりがあった。実は子供たちの話では、男性二人が犯人を取り押さえ警察が到着するのを待っているとのことだった。けたたましくサイレンが鳴り、パトカーなど警察車両がつぎつぎ、5台ほど来た。結構大人数な警官や刑事の数になり、犯人らしい人は調べられて手錠をはめられ、パトカーで連れて行かれた。警察はその場所に聞き取りをしているにか、1時間ばかりも残っていた。ちょうど道を挟んでバス停の向こうだったので、ベンチに腰掛け、散歩中の犬も数匹集まって来て、夕涼みがてら一部始終を見ていた。平和な団地に何が起こったのだろう。一時間も成り行きをずっと見てたが、テレビの刑事ものの成り行きを見る感じだった。
●「俳句」7月号が届く。花冠の広告掲載誌。「現代俳句時評⑦」(浅川芳直
)の「シン・俳壇復古論」を面白く読んだ。俳壇の女性第一人者と言われる櫂美知子氏について数年前、私が感じていたことを図星で言っている。浅川氏はそれなりの年かと思ったら30才ぐらいの俳人であり哲学者のよう。若い人もそう思うのかと、安心した。