2月23日(木)天皇誕生日

曇りのち晴れ
門前の柳青めりそが嬉し         正子
みそ汁の実に麩と韮と春寒し       正子
セロリ―の刻み葉を入れサンドウィッチ  正子
●「俳壇4月号」の依頼原稿の初校を済ませる。PDFの編集アプリをパソコンに入れていないので、訂正箇所を書き出してメールの予定。PDFの編集アプリはあれば便利だけれど、費用がかかるようなので考えるところ。
●藤田湘子著の『実作俳句入門』の掲載句一覧の俳句を読んでいて、誰がうまいのか気になった。なんとなくわかったが、もう一度そういう目で読んで見て結論を出すつもり。
●「角川俳句3月号」(花冠広告掲載号)が届く。いつも載っていた活躍俳人たちの名前がないことに気づく。?。なんとなく二番煎じの印象を受けた。?。

2月22日(水)

曇りのち晴れ
●「にっぽん俳句風土記」(161)の校正。写真を7枚も使ってくださって、喜んだが、写真を一目見れば正子撮影とすぐわかるような素人丸出しの写真。
こんな時は、もう少しいいカメラを持つべきだとか、カメラの勉強をもう少しした方がいいのではと思うが、喉元過ぎれば、である。
吟行案内に入れる俳句は、気軽に作ったのがいいと思えた。出来不出来もない。
2月4日に四季の森で作った句(7句)
翡翠の翔つ一瞬の春のいろ   正子
つぎつぎと水をくずして春の鴨 正子
積りたる落葉を開き節分草   正子
山々に滲みて光る春の水    正子
枯葦の茫漠と立ち春を待つ   正子
ごろごろと石の道来て紅万作  正子
桜桜古き甍とあい照りぬ    正子

2月21日(火)

晴れ。
●午前、午後と病院の梯子。午前、循環器、このときはあまり疲れた感じがしないので、午後整形外科に行った。待ち時間もなかったのに、夜は疲れてしまった。
●夜メールを開くと「にっぽん俳句風土記」(161)の初校が届いていた。
季語は旧漢字で書くようになっているのか、鴬が鶯、蛍が螢に直されていた。
桜と蝋梅は新字体のまま。これはどういう約束なのか、わからない。蝉は絶対、?になる。俳句出版界の名社長で俳人の林誠司さんに聞いてみようか。
●もうひとつの不思議。季語「名草の芽」。私が教わったのは、牡丹の芽、菖蒲の芽など、名の有る草の芽のこと全部をさすので、実際句作で使うときは牡丹の芽、菖蒲の芽などとして使うと。虚子は「名草の芽」を直接使っている。林誠司さんのブログ俳句オデッセイでもこれを取り扱っているが、私が教わったのは間違いなのか。たしかに「名草の芽」をそのまま使った俳句はたくさんある。
ただ、「名草の芽」で名句はあるか。私は、これからも名句は出ないような気がする。なぜなら、「名草の芽」と俳句の真髄とは相いれない気がするから。