2月20日(日) 2011年2月20日 08:23 | Weblog:俳句日記 ★二月はや雛の鼓笛を持たさるる 正子 実にうまいと思います。技巧のすぐれた句は、余韻の無いさ末主義におちいりやすく、ただ興がっただけの、空疎な嫌味の句になりかねないものですが、この句は、そうならない前、ぎりぎりの句のように思えます。(川本臥風) ○今日の俳句 街筋の昼月ほっと梅開く/藤田洋子 街筋の空を見上げれば、白く透明感のある昼の月が浮かんでいる。昼月を遠く梅が開いて、昼月と梅との美しい出会いがある。(高橋正子) コメント (1) X Facebook はてブ LINE