ご挨拶/7月月例ネット句会を終えて

連日厳しい暑さが続いております。大雨の被害もあちこちに出ています。みなさんのところは、雨の被害などございませんか。何事もないことを祈っています。
お暑い中、7月月例ネット句会にご参加くださいましてありがとうございました。その時、その時に詠まれた句が、時のうつろいをこんなにも表現しているのかと、いつも驚かされます。選とコメントもたくさんいただき、ありがとうございました。
お断りしておきますが、月例ネット句会のご案内に「当季雑詠(夏の句)」を投句するよう希望していますが、現実、今夏なのに露草が咲いて、惹かれて句に詠むこともあります。このあたりは、議論を呼ぶところで、厳密な結社もありますが、いきいきとした感性を大事にしたいと思いますので、投句された句には、多少季節の幅を持たせたいと思います。
信之先生が亡くなられて、早くも四十九日がすぎ、先日法要を営みました。少し落ち着いたところです。葬儀の際には追悼句、またあたたかいお手紙、ご香料をいただき、ありがとうございました。月例ネット句会は信之先生の存命中と同じように開催したいと思っておりますので、よろしくお願いします。
ネット短信でもお知らせしましたが、編集長の高橋句美子さんに選者になってもらいました。また句会ブログの管理は句美子さんと、西村友宏さんにお願いしました。こちらもよろしくお願いします。
今月もありがとうございました。これで7月月例ネット句会を終わります。
2023年7月14日
髙橋正子

7月14日(金)

曇り
●近所の桜の大木が切り倒されて蝉に声が聞けなくなった。桜が切り倒されたあとに、瀟洒なマンションが建っている。わずかの植木に小鳥は来ても蝉はこない。今朝北窓を開けると、みんみん蝉の声が小さく丘の山から聞こえてきた。蝉のことを忘れていたが、今は何といっても蝉の季節。
●遺族年金の手続きが中断。理由は5か月ほど勤めた私学の年金を申請していないから、こちらを申請するようにと。私学の年金手続きで、勤務校の証明というのがある。この私学は廃校になって、証明がもらえない。どうすればよいかと、私学共済に電話すると、「そこは書かなくてよい」との返事。ここでつまずいて、申請をあきらめたことを思い出した。そんな、簡単なこと。書類というのは、微細書かれているが、その社会だけに通じる何かがある。数学の問題を解くように書類を埋めることはできない。素人が重要と感じたことが、無視してよいことだったり。