3月14日(月) 2011年3月14日 07:58 | Weblog:俳句日記 ★流れ寄りまた離れゆき春の鴨 正子 鴨は渡り鳥で、春になると北方へ帰ってゆきますが、晩春になっても渡らずに残っている鴨を春の鴨、残る鴨といいます。小さくなった鴨の群れ、すーっと寄ってきてまたすーっと離れる。水面を滑るような鴨たちの動きを上手く詠まれたと思います。 (古田敬二) ○今日の俳句 芍薬の芽は紅(くれない)を今年また/古田敬二 芍薬は牡丹とちがって、土よりやわらかに紅の芽ば出る。「今年また」に、喜びが大きい。(高橋正子) ◇生活する花たち「馬酔木・玉かんざし・アリッサム」(横浜日吉本町) コメント (1) X Facebook はてブ LINE