NEW自由な投句箱/1月11日~1月20日

投句は、一日1回3句に限ります。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)

※★印の基準について。
「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。

NEW今日の秀句/1月11日~1月20日

1月13日(2句)
★鏨跡残れる寒の石垣よ/多田有花
石垣に鏨(たがね)の後が残っているのは、現場がそのまま残っていることでもある。寒という厳しい季節には、ことに鏨の後がリアルに見える。(髙橋正子)

★冬の森朝の静寂に嘴の音/小口泰與(正子添削)
寒さの厳しい冬の森の朝。その静寂を破る嘴の音。啄木鳥が木を叩く音が、森に響くと森の大きさがわかるような気がする。(髙橋正子)

1月12日(2句)
★初旅やきらきら光る伊豆の海/廣田洋一
初旅の新鮮さが、「きらきら光る」に表されている。伊豆の海の固有名詞が効いている。(髙橋正子)

★寒風に包み込まれて眠りにつく/多田有花
「包み込まれて」がいい。寒風が、眠る部屋をすっぽり包んでいる。部屋の中にねむろうとする者を直に包み込むような気配がある。(髙橋正子)

1月11日(2句)
★どっしりと石橋寒の陽を受けて/多田有花
石橋は物理的にはどっしりしているが、寒の陽を受けた石橋は、陽に輝き、その存在感がましている。それが「どっしりと」の言葉である。(髙橋正子)

★寒き朝木木の雀の動かざる/小口泰與(正子添削)
寒い朝の厳しさを詠んでいながら、小さい雀への眼差しが優しい。木木に止まったどの雀も、固まったようにじっとしている。寒さに耐えている小さきものたちである。(髙橋正子)

 

NEW1月11日~1月20日

1月13日(2名)
多田 有花
<明石城跡公園三句>
雲無き寒晴両櫓を包む★★★
白き山茶花坤櫓の下に★★★
鏨跡残れる寒の石垣よ★★★★

小口泰與
森の朝静寂を破る嘴の音(原句)
冬の森朝の静寂に嘴の音(正子添削)
季語があるほうが良いと思います。(髙橋正子)
空風や竹林右往左往して★★★
冬の朝木穴より出るニ羽の鳥★★★

1月12日(2名)
廣田洋一
働きますと決意を述べる成人の日★★★
厳寒やアルミシートを敷き詰める★★★
初旅やきらきら光る伊豆の海★★★★

多田 有花
寒風に包み込まれて眠りにつく★★★★
風荒れる音耳元に眠る夜★★★
風の音収まり穏やか成人の日★★★

1月11日(2名)
多田 有花
<明石城跡公園三句>
蹴鞠の場から寒の巽櫓★★★
どっしりと石橋寒の陽を受けて★★★★
明るさ増す寒の日差しや夫婦楠★★★

小口泰與
空風や上州言葉の荒々し★★★

寒き朝木木の雀も動かざる(原句)
寒き朝木木の雀の動かざる(正子添削)

山風に冬啄木鳥の嘴の音★★★