5月13日(木)

豆の花宙に雀が鳴いており  正子
豆の花といえば春咲きの豌豆と蚕豆の花を言うようです。そんな花の咲く畑の宙(そらと読みました)で鳴く雀。豆の花も雀もどこにでもある風景。そこを組み合わせ詩にしたところに惹かれます。 (古田敬二)

○花冠7月号入稿。PDFファイルで。オンライン版で皆さんに著者校をお願いする。

○四月月間賞、立夏ネット句会の賞は全員が受け取られた旨の書き込み。

○信之先生洋介さんの句集『葉桜』の編集中。跋は正子。跋に挙げる句とコメントはほぼ揃う。

○今日の俳句
蒲公英の絮白々と朝の野に/古田敬二
「朝の野」の少し冷たく覚めきらない野に「蒲公英の絮」の球形がいくつもある様がよい。(高橋正子)
[自句自解] 朝早く畑仕事をする横で、蒲公英の絮が何本も朝露に濡れて立っていました。朝日が射しいっそう美しく見えました。