■2月月例ネット句会清記■
2026年2月8日
33句(11名)
01.紅梅を透かしカーテン真新し
02.たっぷりと生成りモヘアの冬帽子
93.節分や影絵のごとき宵の富士
04.着飾りて京の舞妓が豆を撒き
05.左義長や煙と共に紙の飛び
06.紅梅の伸び行く先に白き梅
07.直会や窓の近くに梅の花
08.紅梅の向こうに一筋飛行雲
09.熱々のぶり大根へ箸のばす
10.揺れて立つ児の目のむこう春茜
11.水仙の群れて花芯のにじみたり
12.さつさつと降る雪夫に灯をともす
13.白息の連なる朝の遊歩道
14.哺乳瓶洗う手冷える夜更けかな
15.冬日差す棚につかまり立ちの吾子
16.寒晴れの空へと放つ鶏の声
17.石鎚へ続く青空冬芽伸ぶ
18.里山の日に赤ひろぐ酸葉の芽
19.ラケットを背負い少年の早春
20.快晴や余寒の風は強けれど
21.薄雪に春の朝日の差しにけり
22.暖かや桜枯れ木に蓑虫揺れて
23.丸い背が麦踏むゆっくり一歩ずつ
24.珈琲の香を挽く春の喫茶店
25.目覚めれば音なく一面の雪
26.紅梅の雪より咲ける庭深く
27.冬の庭枯れ枝伝う明けの露
28.寒明けて桜の幹の照り返す
29.水浅き疎水の岸に桜の芽
30.芽柳の風に揺れ初むほどの丈
31.春雪や靴跡に続く軽き音
32.シベリアと繋がる空や春の雪
33.乗り換えの告知を真似る子息白し
※互選をはじめてください。5句選をし、その中の一句にコメントをお書きください。