晴れ
翡翠の青と珠とし枯枝に 正子
歳末の日のさんさんと菜の花に 正子
啄木鳥に白き半月かかりけり 正子
啄木鳥のいつまで叩く山枯れて 正子
池底のもろもろ透かし冬の水 正子
堰落つるまでの力を冬の水 正子
落葉して櫟のほかの葉のあらず 正子
落葉敷く櫟のほかの葉のあらず 正子
落葉して櫟一樹の地をうずめ 正子
●「俳壇」の隔月で一番小さい1/9サイズで広告を引き続きだすことにした。今日、申し込みと広告料を振り込んだ。
●子守りにいかなくてよくなったので、午後1時ごろから四季の森公園へでかける。年末の公園であるが、それでも人はいる。年末のせいか、日差しがしずかに感じられた。山日和と呼びたい。
公園に入ると鳥の声が賑やかに聞こえる。ガビチョウだと思う。それにアオジ、四十雀、鵯の鳴き声に、梅林の藪に笹鳴き。葦原の葦は、景観のために数か所残してあるが、ほかはきれいに刈り取られている。公園はきれいに下草が刈られ、さっぱりとしていた。帰り、啄木鳥に出会った。ちょうど啄木鳥の向こうに白い半月がかかっていた。万作は枯木色の蕾があった。梅もまだまだ蕾とは言えない尖りがある程度。蠟梅が満開だった。黄色の濃い素心蠟梅が咲いていたので、写真に撮った。山茱萸の実がまだ赤く残っていた。2時間少し居て帰った。良く晴れて、しずかだで、山日和と言いたいほどだ。鴨は餌を摂りに海かあるは、川へ出かけているようだった。四時半事帰宅。久しぶりの自然だった。
今日見たもの。鳥は、アオジ?、アオゲラ、ガビチョウ、シジュウガラ、カワセミ。植物は、がまずみの実、実生もみじ、くぬぎの落葉、枯蓮、菜の花、水仙の葉立ち、蠟梅、山茱萸の実、三椏の蕾。
●晴美さんから電話。花冠1月号について話す。「リルケと俳句と私」は、花冠だけではもったいないので、うすくてもいいから、岩波でだせば、という。「岩波」で出すには、学者が、れっきとした文学者や詩人でなければならない。私が出したいと言って出せる話ではないことを話して、私は、大いに笑った。褒めてもらって悪い気はしない。来年は、「リルケと俳句と私」を一生懸命書く様にアドバイスされた。
●田作りを作る。黒豆を煮る準備。煮汁に一晩浸し、明日煮る。そして一晩、浸して味を字見込ませる。元旦にはおいしくなる。