晴れ
冬菊の仏華余りて玄関に 正子
冬菊の小菊ふた色やわらかに 正子
ローゼンタールのガラスボールをホルトスさんより
イカロスに乗りてサンタの空駆くる 正子
●仏壇の掃除。敷物を秋冬用にしかえる。9月のお彼岸に取り換えたかったが、体力が落ちて、仏壇が持ち上がらなかった。今日は、力がもどってきて、大丈夫だった。疲れからの胃腸炎が直ってから、体力が回復。ビオフェルミンを毎食後飲むようにしたので、その効果かもしれない。
●元が午後来る。寿餅会の連絡、年末、年始の打ち合わせなど。炊き込みご飯を炊いていたので、持ち帰らす。昔なら、「いらない」と言って持って帰らなかったが、「まあ、もらっとくわ。」と言って持ち帰る。
「つがる」のリンゴジュース、これは好物なので、置いてあったのを、目ざとく見つけ、「もらって行くわ」と持ち帰る。
●「花冠」No.374 1月号の編集を午後4時頃から深夜まで。
花冠No.374雑詠投句
秋澄めり
髙橋正子
すずしさを蘭一輪に見ておりぬ
茄子のとげ紫色のみずみずし
朝顔の咲き連ねたる蔓に風
孫・侑真
秋の蚊のさしあと赤く児がねむる
バス降りてすぐ数本の曼殊沙華
虫の声まわりに聞きて独りの灯
秋潮の音無く河を遡り
秋の蝶晴れし空より吾にくる
富士のみを雲に隠して秋澄めり
オリオンの星をたしかに星月夜
笹鳴きをすぐ傍らに山路越ゆ