NEW10月15日(水)

小雨、のち曇り
花びらのあからむ山茶花はや咲きぬ 正子
椎の実を拾う雨の上がる朝     正子

●小雨のなか、5丁目の丘へ散歩に行く。熟れかかった、まだ青いような柿の木に、オナガが数羽。何を食べているのだろう。「小鳥来る」の季語があるが、それを実感する。四十雀の声が聞かれなくなった。鵯の声が一番よく聞こえる。椎の実を拾った。雨に濡れていたせいか、皮がすぐむける。藪のなかに山茶花が咲いていた。

●一日散文を書く。400字づめ、66枚になったが、70枚はほしいところ。

NEW10月14日(火)

曇り
ぶらんこを漕げば秋風ついてくる 正子

●早朝、5丁目の丘へ行く。小鳥が増えている。オナガ、鵯、百舌鳥、鵯、雀の声が聞こえた。聞いたことのない鳥の声が聞こえた。公園に落ちていたどんぐりも、見たことのない木にたくさんなっていた。

●散文原稿⑥~⑯最終章を推敲。段落、行あけ、句読点の検討。原稿を早めに仕上げて、いつ何が起こってもいいようにしておく。若いときは、つい、時間をあてがっていた。世の中、一つの事だけで済むはずはない。必ず、何かに関係している。それが、隙を見て入り込む。これが普通だが、
このことを忘れがち。