晴れ
涼しさに熱のある児のよく笑う 正子
手土産の焼きもろこしが荷に匂い 正子
●昨日の雨は、川崎だけでなく、ここ港北区にも100㎜の雨をもたらした。2時間ほどで止んで、今日は涼しい。赤ん坊が予防注射で熱を出したというので、昼過ぎから夕方まで手伝いに行く。おとなしい感じなのだが、クマのぬいぐるみを「一、二」と言いながら体の向きを変えるとケラケラ笑う。何を喜ぶかわからない。
●昨日のうちに花冠を校了したのは、正解だった。17日の夕方届くことになった。20日の予定が、3日早くなって、大いに喜ぶ。しかし、まだ7月号の仕事はある。ファイルや原稿の整理。これをきちんとしないとあとで使い物にならない。それに発送準備。
●昨日、自分の書いた「リルケと俳句と私」を校正しながら、思ったのであるが、『マルテの手記』は詩人のバイブルなのではないかと。これまで「詩とはなか」と言う本は何冊か読んで、かなりいい本もある。しかし、これ一冊でいいと言う本はなかった。これ一冊でいい「詩とは何か」の本を挙げよと言われれば『マルテの手記』と私は今答えるだろう
●「俳壇8月号」に正子の俳句が掲載される。自分の俳句をかなり客観的に見れるようになっている。正子の俳句は普通に表現しているが、かなり独自。もし、理解者がいたら、感謝しなくてはならないだろう。理解者がいないのは、すがすがしくも自由であることでもあるのだ。
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