晴れ
●『俳壇年鑑2025年版』が届き、「諸家自選2200句」に花冠から5名の句が掲載された。2200句は一人一句なので、2200名の俳人の句である。速はやく言えば、日本の俳人の数である。多いのか少ないのかわからないが、俳句の歴史の長さと俳句の拡がりを考えると妥当な数だとAIは分析している。
花冠の5名の句
灯火親し夫亡きあとの夜々の書は 髙橋正子
冬銀河ピアノの音色の軽くなる 髙橋句美子
水弾く真赤なトマトを丸かじり 高橋秀之
茅花流し青き田水をきらめかす 柳原美知子
月の島へ帰る自転車最終便 吉田 晃
他の俳句作品と一味違うと言ってくれる人が数人いたことは、喜ぶべきことだろう。
By the lamplight,
I read night after night
since my husband's passing.
― Masako