曇りのち晴れ
玄関に来るたび水仙よく匂い 正子
咲く花を日ごとに増やし和水仙 正子
すっぱりと大根半分に切られ 正子
●1月月例ネット句会の案内を「月例ネット句会」と「自由な投句箱」に貼り付ける。今月は第2日曜日が12日になる。
●午前は「モーツァルトのピアノソナタ全集」をクラウディオ・アラウで聞いた。1973年から1987年録音のもののようだ。冬の日にモーツァルトをピアノソロで聞くのは、特別にいいと思えた。ソロだからいい。夜は、アラウで、「ヴァルトシュタイン」を聞いた。そのあとモーツァルトのピアノコンチェルト20番をゼールキンのピアノとセルの指揮で聞いた。とにかくよかった。
●午後、元が年始に来て、お参り。4日にもなると、正月の料理は数の子と田作りと黒豆が残っている程度。好物の数の子と田作りに箸をつけていた。子供の時から好物は変わっていない。きのう作ったプリンを出すと、当たり前のように食べていた。
そのあと、本の整理をしてくれる。パソコンの本はほとんど処分。地図と辞書も同じようなものを処分。広辞苑、英和、和英、独和、和独、古語辞典、漢和辞典、国語辞典など。「いる?いらない?」と急かすが、捨てる判断がなかなかできない。
瀬戸内レモンのハニーシロップを持ち帰らせる。元希にはリンド―ルのチョコと岩塩のポテトチップスが土産。犬のアルルは自分の足を噛む癖があって、ゴムの靴下をはかせているが、化膿して病院に連れて行ったとか。元が帰ったあと気づいたのだが、アルルは足がかゆいので噛んでいるのではないかと思う。それともなんらかのストレスか。
くもり
水仙の匂えば踏み入りがたき庭 正子
水仙の香を吸いこむことが息 正子
活けられて匂い鋭き水仙花 正子
●誕生日。『わが祝いのために』「ベートーベンのスプリング・ソナタ」と「モーツァルトピアノソナタ全集」(ピアノ:クララ・ヴュルツ)を聞いた。今朝届いた年賀状の一枚に文学的な香りのするものがあった。これをもって今日の「わが祝い」としようと思った。
『わが祝いのために』はリルケが24歳の時の第6詩集で、「最初の、真摯な、厳粛な詩集」とゲオルゲに手紙に述べて知られるリルケの詩集。
●元が明日来る予定を今日の午後に変え、また明日の午後に来るように変えたので、用意していた料理などをこれも「わが祝いのために」変更して夕飯を済ませた。「わが祝いのために」はリルケの詩集の名前であるが、今日は私の誕生日であるので余所行きの名前を借りた。
●頂いた年賀状を仏前に供えた。夫が自分の死後、誰が妻に気を付けてくれているかよくわかるように。
晴れ
●朝、「自由な投句箱」を開こうとすると開けない。ネットの接続を調べたり、パソコンを再起動したりしたが、問題はない。gooブログと、gooメールがDDos攻撃に遭っていることが共同通信の記事で知った。このことを騒ぐと犯人は喜ぶだろうから、静かにすべきだろうが、原因は公開すべきと思う。自由な投句箱の利用者にはgooブログが開かないことを電話で連絡。夜中近くになって使えるようになった。
●本を読むには落ち着かない。去年の手紙の整理。大切な手紙を入れるケースを買った方がよさそうだ。あすダイソーで探そう。
●子どもたちには大事な時なので、それぞれの家で正月を静かに過ごすように言っているので、誰も来ない。年賀状も今日は配達がないので、静かなものだ。一日音楽を聞きながら、編み物をした。クッカーで餡を炊いておいた。1日には句美子の家へはお節を持って行って会っている。元は土曜日に覗くと電話してきた。