11月18日(月)

曇り

●循環器の定期診療。9時半の予約。病院に行く前に洗濯物を干そうとベランダに出ると、昨日と変わって冬が来ている。寒々と風が吹くので、ピンチでしっかり止める。すぐにバスの時間に間に合うようにバス停にゆくと、少し違った気配。バスの時刻表を見ると、変更されていた。9時7分が、9時5分に。バスが出たあとだった。病院に遅れることを電話しなければ、と思ったとき、歩いて行けばいいんだと思い直した。着いたら5分遅れだったが、それでも呼ばれるまで、少し待った。

●病院の待ち時間、同じフロア―の靴屋と本屋に寄った。靴は衝動買いっぽいが、白のスニーカーを買った。履き口の水色が可愛いと思い、買う気になった。それがホーキンスなのだ。本は『若き詩人への手紙 若き女性への手紙』(高安國世訳/新潮社)と『ゲーテ格言集』(高橋健二編訳/新潮社)を買った。

11月17日(日)

晴れ

●一度書いた17日の日記を消してしまった。もう一度書くが、多分、違っているだろう。

●今日こそは俳句を作るぞと、枕元に歳時記を置いた。歳時記を見る前に、俳句の一句も書かないうちに、寝入ってしまった。

●気温が20度くらいの暖かい日。今日は、料理に私的に専心。料理は作れと言われれば作るし、作れば美味しいと言ってくれるが、ほんとうのところ、好きではないのだ。最近は、他人には料理は嫌いだとはっきり宣言している。それでも、週に一回だけ、まじめに料理するようにしている。今日は餃子と酢豚。わが老人のために、蓮根やこんにゃくなどの煮物。紅白なます。
●夕方、友宏さんが山形からラ・フランスとリンゴが届いたと、今日はラフランスだけをもってきてくれた。仏壇のラ・フランスがちょうど食べごろになったので、入れ替えて供える。亡くなる前、信之先生は歯が悪くなって、ラ・フランスをコンポートにしてよく食べた。それで、好物だった柿と、ラ・フランスとを供えていた。
ちょうど花冠1月号の巻頭抄と作品が編集できたので、友宏さんと句美子の抜き刷りをチェックしてもらう。