7月15日(月)海の日

曇り
小さくも盆灯籠の絵のなでしこ 正子
盆灯籠影もまあるく吊られけり 正子
冷えすぎし桃の雫を手に受けぬ 正子

●7月月例ネット句会入賞発表

●日中も27度くらいで涼しい。夕方URの団地を歩くが、涼しい風を満喫。
晃さんの俳壇への寄稿句について相談にのる。
今月のウォーキングは一日平均7455歩。雨や暑さで歩いていない日もあるが、その割に歩いている。頑張っていると言えます。明日の検査日に医者に報告。

■7月月例ネット句会清記■

■7月月例ネット句会清記■
2024年7月14日
36句(12名)

01.小燕の店番となり道の駅
02.威勢よく草刈る男の腕まくり
03.六月の樹々雨音を迎えたり
04.驟雨止み雨雲峡にとどまれり
05.初蝉の忽と鳴き初め即止みぬ
06.掘割りの鯉の寄り来る?外忌
07.風鈴やまた聞し召す赤ワイン
08.一本のばらのくずれる朝かな
09.豊満な水着の少女湖の辺に
10.白靴を履きたる婦人色白し

11.大聖火向かうはパリや夏旺
12.世事忘れ避暑の旅へと出かけたり
13.水弾く真っ赤なトマトを丸かじり
14.晴れの日は目覚まし代わり蝉の声
15.海沿いを走る電車に夏の雨
16.谷水に声を響かせほととぎす
17.青紫蘇を薫らせ日々の厨事
18.梅雨長し青春の地に土砂崩れ
19.あおあおと蓮の花托の葉を抜きぬ
20.ふる雨の強さにゆれる白睡蓮

21.風鈴に風の声聞く盆法会
22.初蝉の朝のひと声艶やかに
23.ぶらんこの子に梅雨空の休みけり
24.向日葵の鉢の新装喫茶店
25,浴衣着て今宵は野球応援に
26.夏祭り知らせる朝の町内放送
27.朝凪の終わり吹き初め今朝の風
28.夕焼の雲を押し上げ富士現る
29.盆用意ようやく慣れて静かなり
30.紺青のレースを羽織り車椅子

31.とりどりの願い事揺れ七夕笹
32.ナイターの光夜空を突き抜ける
33.真新しい色の夏帽小旅行
34.テレワーク窓を開ければ星涼し
35.扇風機のメモリを「強」へ風呂あがり
36.冷房の音止む夜の静寂さ

※互選をはじめてください。5句選をし、その中の一句にコメントをお書きください。

7月14日(日)

曇り
●7月月例ネット句会
正子投句
あおあおと蓮の花托の葉をぬきぬ  正子
あおあおと蓮の実育ちつつありぬ 正子 
ふる雨の強さにゆれる白睡蓮   正子
睡蓮をゆらして激し雨の音    正子
風鈴に風の声聞く盆法会      正子
風鈴の風にせせらぎ盆法会     正子
●墓所のある寺で3時から盆法会。元と句美子と正子が出席。本堂の外に、風鈴に故人の名前を書いた短冊をつけた風鈴が五十音順に吊るされていた。髙橋姓の多いこと。法会のあとお墓参り。きのう立てたお花の水が半分に減って驚き。墓地に引いてある井戸水を花筒いっぱい入れ挿しなおす。余った花を水が流れる花立に挿しておいたが満開になっていた。
僧衣が涼しげでめずらしい色目がきれい。袖から手が透けて、所作の手は平安時代のように袖から外に出さないで袖の内。供花に向日葵が手向けられていた。
帰りは元が駅まで送ってくれ、横浜線で、私は中山まで、句美子は新横浜まで行き直通電車で帰った。
月例ネット句会の清記発表に間に合うか心配していると、句美子が「年寄りのすることに誰も文句は言わないよ」と言う。運よく互選開始時間の6時に間に合った。