ご挨拶/4月月例ネット句会を終えて

〇4月月例ネット句会にご参加ありがとうございました。今年の桜は、満開になるころ冷え込んだせいもあって、長く楽しめました。それだけに、多くの方がさまざまに桜を詠んでくださり、句会も華やかな感じになりました。
選とコメントをありがとうございました。

〇この場をお借りして合同句集『泉』から四季の句を一句ずつ4月15日にまでに選んでいただきましたことをお礼申し上げます。ありがとうございました。 全員とはなりませんでしたが、選んでくださった方大変ありがとうございました。花冠N0.371号(夏号)に花冠の秀句としてよい形で掲載したいと思っております。
 
〇これで、4月月例ネット句会を終わります。来月の月例ネット句会は5月12日(日)となります。
また、5月24日(金)は信之先生の忌日にあたりますので、信之忌(芍薬忌)ネット句会を開催いたしますので、こちらへもご参加よろしくお願いいたします。詳細はのちほどネット短信と、月例ネット句会のこのブログ上でお知らせいたします。
2024年4月20日
髙橋正子

4月20日(土)

晴れ
春の日の無音の日差し満ちみちて   正子
あか詰草しろ詰草がおなじ野に    正子
たけのこと花苗を買う直売所     正子
●JAの直売所へ朝掘りたけのこを買いにでかける。今年は筍が豊作なので、店舗前でたくさん売っている。午後になると値段を下げて売るのがJAらしいが、断然、朝掘ったばかりのものがいい。お昼を食べながら、大鍋で2時間ほど茹でる。一晩ゆで汁に浸けたらできあがり。
●『ファウスト』(池内紀訳/集英社)は、大ゲーテ著と言うので敬遠していたが、年を取って読むと身につまされるところもある。意味もなく手にしたが、登場人物の語りが、初めて聞くことではなく、むしろよく聞いたようなことなので、面白く読めた。先師の臥風先生はゲーテの研究者であったので、自然と、ゲーテの言うようなことが、仲間内で共有されていて、私まで伝わったのかもしれない。また、ひとつには訳文のお陰かも知れない。
箱根湿性花園