9月23日(金)秋分の日

晴れ
まだ青いままの木の実の数多降る 正子
木の実降る小枝も黄葉も散り落ちて 正子
荒れ畑のほかへは行かず赤とんぼ 正子
●「自由な投句箱」昨日までの選とコメントを書き終え、一安心。今日は熱がでそうにない。
●ゆうじさんから十数年ぶりの電話。85歳で今回第三句集を出す用意をしているとのこと。第1句集『初商い』は水煙叢書にある。その後、信之先生の勧めで「万緑」に移り、「万緑」のあと今は「森の座」の同人とのこと。始めの手ほどきを信之先生にしてもらったので、第3句集を編む前に信之先生に見てもらいたいということだった。生涯で1000句残したいそうだ。芭蕉も約1000句残しているから、生涯で1000句は目安かもしれない。しかし、1000句、納得の句を残すのはかなり厳しい。ぜひ頑張ってくださいと返事。
●「竹蒸し栗羊羹」をおはぎの代わりに買う。竹皮に包んで蒸した栗羊羹で、那須名物らしいが、ほんの少し渋みを感じてつい食べてしまう蒸し羊羹。

9月22日(木)

晴れ
咲き残る葛のひと花芳しき    正子
鉦叩野道歩めば乱れ打つ     正子
もろもろの穂草の色よ畑荒れて  正子
熱が下がったと思って、パンを買いに出かけたついでに久しぶりに丘に上った。鯛が崎公園の階段を抜けて丘へ出たが、階段の途中でつらくなった。ひどく体力が落ちている。丘には赤蜻蛉が飛んで、朝顔が咲き残って、葛の花がまだ一つだけ咲いて、芒も穂が開いたばかりで、鉦叩が乱れ打ちをしている。ほんの2、30メートルの丘の道が一番秋らしい。芒と犬蓼、白みずひき、葛の花を摘んで帰った。帰ったときには、犬蓼と水引は萎れてしまった。家の千日紅と芒を活けた。葛は活けようとしたとき散ってしまった。
●夕飯はちょっと頑張って支度。鮭の柚子粕漬けを焼いて蜆汁とあと一菜とお漬物。海苔とか、佃煮とか出して。
●夕飯後また熱が38℃に。ロキソニンを飲み下がり、気になっていた「自由な投句箱」の作業を出来るところまでする。

9月20日(火)

晴れ
●内科へ定期通院。4回目のコロナワクチンを打ってもらう。今回はなにごともないこと期を待したが、今までで一番ひどい副反応が出た。注射を打ったところがひどく腫れ、夜中に38℃を越える熱が出た。ロキソニンを飲み、一応落ち着く。倦怠感がひどい。