10月18日(日)

晴れ
●飯田龍太生誕100年。主な15句。「俳壇11月号より」
(大正9年7月10日~平成19年2月25日 86歳死去)
どの子にも涼しく風の吹く日かな
一月の川一月の谷の中
白梅のあと紅梅の深空あり
大寒の一戸もかくれなき故郷
晩年の父母あかつきの山ざくら
露の土噴んで脚透くおもひあり
  十月二十七日母死去
生前も死後もつめたき箒の柄
またもとのおのれにもどり夕焼中
春暁の竹筒ある筆二本
山住みの奢りのひとつ朧夜は
春すでに高嶺未婚のつばくらめ
抱く吾子も梅雨の重みといふべしや
手が見えて父が落葉の山歩く
わが息のわが身に通ひ渡り鳥
露草も露のちからの花ひらく
「好尚に思いを定めて、好きな季語で満足する作品をつくる、これも俳句上達の一つの手立て」(飯田龍太)
龍太の好きな季語は、朧(夜)、燕、雪、(故郷、父母)のようだ。清楚な美というのだろうか。
●「ひじきとおからの料理ベース」は、レシピどおりではなく自分好みに味をアレンジ。しらすを加えて温かいごはんと混ぜて食べる。食べ応えあり、半膳でも食べ過ぎ感。禅寺でいただくごとし。
♪ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第10番 ト長調 Op.14-2 仲道郁代 2003
♪ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第25番 ト長調 Op.79「かっこう」仲道郁代 2004
♪ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調「ハンマークラヴィーア」第3楽章 仲道郁代 2006

10月19日(月)

あかあかと林檎の灯るうれしさよ   正子
林檎選るさすが老いたる手をのばし  正子
朝顔の紅ぞ小さし寒さ来ぬ      正子
●今使っているガラケーの電波が22年3月1日で停止になるからとショップから電話。捨てれば、時間がもどらないデータがあるので、もう少し、もう少しと買い替えをのばして来たが、ついに買い替えの時期に。データをパソコンに送った。スマホを検討。SIMカードというのがなんなのか、調べるところから。
●昨日夜8時ごろ、電車から降りると携帯に友人から電話。急に何事かと思って聞くと、駅のアナウンスでよく聞こえないが、「パイナップルと、サンフジ早生が今日だけ安いから買うように」という内容みたい。ご親切様。せっかくなので、駅を出てスーパーに直行。大きなリンゴ1個100円を5個買う。