1月12日(水) 2011年1月12日 09:34 | Weblog:俳句日記 ★枯草を踏みおり人に離れおり 正子 集団でいた中から離れておられるのか、それとも最初からひとり出てこられたのか、いずれかはわかりませんが、人と離れて己の心と向き合っておられるように感じられます。枯草がすでに次の種を準備しているように、それは充実のひとときであるかもしれません。(多田有花) ○今日の俳句 髪洗う耳に木枯し届きけり/多田有花 髪を洗うときに耳の辺りが一番ひんやりするが、そこに木枯らしが吹く音が届いた。「耳に届く」は、リアル。季語は「木枯らし」。(高橋正子) コメント (1) X Facebook はてブ LINE