●小口泰與
枝ごとにあふるるほどの百日紅★★★★
百日紅は炎暑にも負けず盛んに花を咲かせる。枝先に「あふるるほど」の花だ。「あふるるほど」の花が百日紅の花の特徴
を言いえている。(高橋正子)
夕さりの風の重さや雨蛙★★★
走り根の雁字搦めや蜘蛛の網★★★
●迫田和代
涼風や中に花咲く氷柱を★★★
朝風に日影を明るく百日紅★★★
白波にぶつかっていく日焼けの子★★★★
●桑本栄太郎
こころなきものの哀れや蝉の殻★★★
つきものの落つや鳴き止む蝉しぐれ★★★
もの影の色濃くなりぬ大暑かな★★★★
●藤田裕子
門しずか夏月丸く鈍く照り★★★
遠目にも百日紅燃ゆ枝先を★★★★
大暑の日家居たのしむ人となり★★★
コメント
御礼
高橋信之先生、正子先生
「百日紅」の句に★4つのご評価を賜わり、その上、正子先生には素晴らしい句評を頂き感謝申し上げます。
有難う御座いました。
今後ともよろしくご指導の程お願い申し上げます。
お礼
信之先生
正子先生
何時もながら御指導いただき有り難うございます。7/23(白波にぶつかってゆく日焼けの子)に★をいただき とても嬉しかったです。有り難う御座いました。何時までも御指導お願い致します。
御礼
高橋信之先生、正子先生
いつもお世話とご指導を賜り、大変有難うございます。「もの影の色濃くなりぬ大暑かな」の句を7月23日の秀句に★印のご指導によりお選び頂き、大変有難うございます。23日の当地、京都は気温、湿度ともに高く、大変暑い大暑の日でした。