※当季雑詠3句(秋の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
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※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。
主宰:高橋正子・管理:高橋信之
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コメント
自由な投句箱
★溝蕎麦や丸太橋より山道へ
★芙蓉咲き朝の冷気を身の内に
★鳳仙花掛け声高き草野球
自由な投句箱
ここよりは糸の細道芙蓉咲く
朝風の少し変わりし九月来る
朝露をたたえつ稲の稔りゆく
自由な投句箱
★午後五時の鐘が鳴るなり芙蓉閉づ
★子規案の閉ざされしまま糸瓜伸ぶ
★床の間に一つ転がる糸瓜かな
自由な投句箱
★ふるさとの篤き思いや梨の着く
★嫋やかにコスモス咲きぬ夢二の忌
★目覚むれば惜しみ鳴き居り法師蝉
自由な投句箱
★山風やリフトの下に藤袴
★あけぼのの秀つ枝に咲きし木槿かな
★正面に赤城全容蕎麦の花
自由な投句箱
★稜線のくっきり伸びる秋の空
★多摩川の水面きらきら秋の空
★俄雨開きしままの秋日傘
自由な投句箱
★風流れ微かに香る藤袴
★甘き香の妻の作りし生姜漬け
★青空の残る茜や秋入日
自由な投句箱
秋の雷うたた寝の目を覚ましけり
朝顔の紺一輪の涼やかに
法師蝉鳴くや夜明けを待ちきれず
自由な投句箱
★草覆う草軽鉄道秋の風
★見下ろすと利根蛇行せり蕎麦の花
★雨後の磴萩咲きこぼる朝まだき
自由な投句箱
★無月かなそれでも仰ぐ曇り空
★無月なり街灯照らす帰り道
★新月を仰ぐ狭庭の暗きかな
自由な投句箱
犬連れて散歩の人にジンジャー咲く
秋燕の飛び立つ後へ通り雨
萩咲くや外科病院の駐車場
自由な投句箱
★うつうつと朝の夢路や秋涼し
★子蟷螂の孤独孤児とや鎌を上ぐ
★葛の花咲く道あゆむ折口忌
自由な投句箱
秋の蚊に追われて参る久女の碑
百日紅散り始めたる久女の碑
十薬や主なき家の車庫の前
自由な投句箱
★天地ゆれおる一山の蝉時雨
★我が里は富士見村とて花芙蓉
★止めどなく盃酌み交わす夜長かな
自由な投句箱
★酒酌みつ虫の声聞く一人かな
★誘蛾灯青く灯りて虫の声
★床下の闇を満たせる虫の声
自由な投句箱
唐辛子花咲く如く実りおり
白鶺鴒おさなきが側に寄りて鳴く
早朝の市営住宅常山木咲く
自由な投句箱
★登高や微醺匂わせハルカスへ
★鳩吹くや木蔭の径の雨催い
★背の高き乙女躍りぬ秋桜
自由な投句箱
★鉄橋はペンキ塗りたて秋の虹
★白芙蓉我が一系に法学者
★松虫草利根上流の淡き水
自由な投句箱
★つくづくと見上げるばかり天高し
★テニスコートラリー続きて天高し
★有明の光り柔らか和みけり
自由な投句箱
種見せてくれし風船葛割き
白萩の咲く道朝の散歩道
河原への道に菊芋咲き乱れ
自由な投句箱
★秋あはれ群青残る入日かな
★宵空の青空ありぬ法師蝉
★音声の報らす湯張りや涼新た
自由な投句箱
★山あいの鉄橋の色秋薊
★沼に入る水が水押す蘆の花
★どぶろくや納戸の奥の隠し棚
自由な投句箱
★朝露のぽつぽつ光る庭の草
★朝露を吸ひに来たるや小さき蝶
★九州の野分こぼせる雨の関東
自由な投句箱
朝顔の開く彼方に朝の虹
秋水の流るる朝の空映し
稔る田の間に大鷺の一羽
自由な投句箱
★秋あはれ今朝は鳴かざる蝉の声
★木々の枝の風の騒めき野分空
★空被う雲の峰の端野分来る
自由な投句箱
★追想の北の甚句や古酒を汲む
★コスモスの怒涛の如くなだれ咲く
★等伯の紫苑や池の智積院
自由な投句箱
★勤め終へログインしたる夜学生
★灯の点る教室一つ夜学かな
★庭木の実小さく成りし野分晴
自由な投句箱
仲秋を告げて嵐の来たりけり
嵐去る白露の朝の雲速し
晴れていく雲の彼方に朝の月
自由な投句箱
★余波といふ放歌高吟秋の風
★葉の裏の鳩吹く風に白きかな
★ゑのころの風に抗ふすべ持たず
自由な投句箱
★切岸へなだれ咲きたる秋桜
★竹筒に真菰の花や杣の宿
★落人の里に咲きたる濃竜胆
自由な投句箱
★にょきにょきと赤き角出し唐辛子
★軒下の日を照り返す唐辛子
★いきり立ち自己主張する唐辛子
自由な投句箱
★何処までの台風一過の空の青
★夕方の今日初めてや秋の蝉
★午後五時の寺の鐘聞く野分凪ぐ
投句訂正願います。
誤)何処までの
↓
正)何処までも
お手数をお掛け致します。宜しくお願い申し上げます。
自由な投句箱
風いまだ残れど午後の野分晴れ
朝ごとに群れ咲く露草見て歩く
味噌汁に浮かぶオクラの五角形
自由な投句箱
★竹春や飛行機雲の一直線
★ままごとのキッチンセット赤のまま
★ひそと揺れ雨の岸辺の秋桜
自由な投句箱
★梨の実や袋をかぶりて光りをり
★梨を剥く食後に一つ召し上がれ
★川風の畑越へ来る梨畑
自由な投句箱
エアコンをつけずに走る秋めく日
秋色のシャドウを選ぶ女たち
さんざんに刺す秋の蚊に驚きぬ
自由な投句箱
★下冷えや胸掻き寄する朝まだき
★毬栗のすべて落下や嵐止む
★夕刊を取りに階下へうす紅葉
自由な投句箱
★律の風二の腕太き宮大工
★こんこんと湧き出づ尾瀬の新豆腐
★見慣れたる赤城のすそ野小鳥來る
自由な投句箱
仲秋の雲ひとつなき空仰ぐ
角錐に切って西瓜を食べにけり
踏切の音を間近く稲穂垂る
自由な投句箱
★茹で具合匙ですくひて新小豆
★新小豆とろりと煮込みぜんざいかな
★林檎剥く蜜の香り湧き出しぬ
自由な投句箱
★登校の児童の列や秋黴雨
★下冷えや色とりどり傘の列
★こつ然と鳴き声聞かぬ秋の蝉