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コメント
転記
9月1日
(小口泰與)2019-09-01 10:04:49
★熊鈴や隠れ沼の空爽やかに
★我ら皆昔学童秋の暮
★浅間嶺の星まばらなる秋の宵
(多田有花)2019-09-01 14:15:09
九月来る途切れ途切れに蝉の声
風祭知らせる朝の町内放送
ひそやかに桜紅葉の始まりぬ
(廣田洋一)2019-09-01 17:36:08
★訓練のヘルメット白し震災忌
★町内会纏まり避難震災忌
★晴上り訓練日和防災の日
(桑本栄太郎)2019-09-01 19:09:41
★せせらぎに彼岸花添う高瀬川
★芋の葉のこんもりとなる葉月かな
★おしろいの土手につづけり阪急線
自由な投句箱
★鯊釣るやぎょろりと睨む大きな目
★堤防に釣人並ぶ鯊日和
★上げ潮の河口に狙ふ今年鯊
転記
(小口泰與)2019-09-02 09:06:59
★秋の夜や史記全集を身のうちに
★仲秋や牧の傾斜を山羊の群
★浅間嶺の星の明るき九月かな
(廣田洋一)2019-09-02 11:24:21
★一房の葡萄分け合う父子かな
★皮をむく手の白きかな黒葡萄
★葡萄狩人の少なき棚探し
(桑本栄太郎)2019-09-02 18:27:41
★朝なれば凛と白きや酔芙蓉
★うず波のにごり湧きたつ野分川
★心地良き風をはらみぬ猫じやらし
転記
9月3日
(小口泰與)2019-09-03 08:06:36
秋の朝赤城の襞の青緑
★秋の暮テレビ画面へ語り掛け
★大沼の水の堅きや秋茜
(多田有花)2019-09-03 08:38:27
防災の日なり備蓄を点検す
露草や天よりもらいし花の色
ラジコンのヘリコプター飛ぶ稲田かな
(廣田洋一)2019-09-03 13:31:43
★優勝のマジック消えて子規忌かな
★獺祭てふ酒を供へる獺祭忌
★球場のライト点灯子規忌かな
(桑本栄太郎)2019-09-03 18:43:35
★千年の永く短しはちすの実
★玄関に忘れしままや蝉の殻
★秋蝉のつくづく欲しき讃歌かな
転記
自由な投句箱 (小口泰與)2019-09-05 09:47:45
★かりがねの散らばり沼を広げたり
★秋気満つ志賀高原の鳥の声
★高原の冷ゆや茶筅を回しける
Unknown
9月4日
(小口泰與)2019-09-04 09:35:05
★蟷螂や土砂災害の丘の肌
★輪の中に外国人も秋まつり
★秋澄むや谷川岳の空深
(廣田洋一)2019-09-04 10:49:28
★紅花の黄花と揺れるコスモスかな
★柿の実や一つ飛び抜け赤くなり
★栗の実や毬青々と伸びにけり
(多田有花)2019-09-04 12:16:52
運動会日々の練習始まりぬ
秋暑しもくもく並ぶ午後の雲
オートバイ秋暑の光はね返し
(桑本栄太郎)2019-09-04 16:44:04
★礼拝の人の増え居り休暇果つ
★コスモスの恋に恋せし彼の日かな
★閃光の同時となりぬ秋の雷
自由な投句箱
★草萩の自動ゲートを飾り居り
★ミンミンと今頃鳴きて秋蝉に
★バス路の銀杏並木やうす黄葉
自由な投句箱
★畦道を追ひかけ来たる昼の虫
★虫の声歩み緩める夜道かな
★せせらぎと合唱しをる虫の声
自由な投句箱
★藤袴千キロ翔る蝶育つ
★吟行の人も見かけし秋まつり
★朝日受け炎だちたる木槿かな
自由な投句箱
★嶺の端のほのと赤きや法師蝉
★新涼のブラス音色や夕暮れに
★邯鄲の夢とは如何に夜の闇
自由な投句箱
蝉やんで静けさ来る秋の昼
紅白の鶏頭咲ける花壇かな
風のあるベランダに出し夕月夜
自由な投句箱
★祝日も悪しき日も来る九月かな
★夕暮れの日毎に早し九月かな
★色付きし葉の流れ行く九月かな
自由な投句箱
★噴煙の直立なるや秋気満つ
★秀麗や日日新しき川の水
★山霧にバスもろともに吸い込まれ
自由な投句箱
★四阿に座り風聴く秋の声
★鳴き声異国語なるや小鳥来る
★あきつ飛ぶ空の青さや茜雲
投句訂正のお願い
二句目に投稿ミスがありました。ご訂正頂けましたら幸いであります。
誤)★鳴き声異国語なるや小鳥来る
↓
正)★鳴き声の異国語めくや小鳥来る
自由な投句箱
★秋晴れや踏切音の母の里
★秋ばらや奇麗ですねと声かかる
★虫の音や草に沈みし猫車
自由な投句箱
まっすぐに城の高さを見る白露
食料を買い込み九月の空仰ぐ
残照に弓張月の光増す
自由な投句箱
★書を閉じてほっと一息蚯蚓鳴く
★あれこれと思ひめぐらし蚯蚓鳴く
★武士道にかけて突き押し九月場所
自由な投句箱
★くつきりと飛行機雲や天高し
★舞い居ても帰る家無き秋の蝶
★その中に花を見せ居り葛茂る
自由な投句箱
★くつきりと飛行機雲や天高し
★舞い居ても帰る家無き秋の蝶
★その中に花を見せ居り葛茂る
自由な投句箱
★湖の波白じろ猛り渡り鳥
★棚田へと水の落ち行く稲田かな
★泳ぎつぐ夜の水槽の秋目高
自由な投句箱
★台風や緊急警報けたたまし
★台風や雨戸を叩く風の音
★野分過ぎ植木鉢みな倒れけり
自由な投句箱
けん玉をまた始めたる白露かな
秋茄子のまだ小さきが葉裏にあり
鶏頭や嵐は遠き地に上陸
自由な投句箱
★カーテンの風に頻りや涼新た
★柿の実のぬつと顔出す日差しかな
★陸橋の風に集うやあきつ飛ぶ
自由な投句箱
★秋澄むや大砲岩の妙義山
★秋晴や岩を削るる利根の波
★朝晩に赤城嶺仰ぎ稲田かな
自由な投句箱
★七輪に秋刀魚焼きたる昭和の日
★小さきも焼きし秋刀魚を買ひにけり
★気仙沼の冷凍秋刀魚売られけり
自由な投句箱
★秋蝉の鳴かぬ朝に目覚めけり
★秋すだれ祇園の路地の二階茶屋
★むらさきの色は憂いか木槿咲く
自由な投句箱
梨売りの今年は姿を見ぬままに
梨下げてかの家訪ねしは昔
病む人にも日ごと太りし月のあり
自由な投句箱
★青空へ水切り石や渡り鳥
★源流の流れも秋の色となり
★鉄橋を渡るD51秋の声