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コメント
転記
自由な投句箱 (多田有花)2017-08-21 07:11:24
初秋の海の青さを見る頂
夕暮れて盆踊の歌流れ来る
秋浅きベランダで本を読みふける
自由な投句箱 (小口泰與)2017-08-21 13:01:57
★秋祭背中に寝入る半被の子
★朝顔や電子編集はかどりし
★鵙日和利根川(とね)に朝日を鏤むる
自由な投句箱 (桑本栄太郎)2017-08-21 18:25:35
★じつとりと風に湿りの残暑かな
★発電の羽根のゆるりと稲穂垂る
★あきつ飛ぶ谷の風あり妻の里
自由な投句箱 (廣田洋一)2017-08-21 19:11:18
★線路際独りの帰路や秋の暮
★鳥の巣やただそこにあり秋の暮
★秋の暮野菜枯れたる散歩道
自由な投句箱 (小口泰與)2017-08-22 10:38:39
★朝顔や日は中天をつかさどる
★鶏頭や夕映え映ゆる浅間山
★駅前や大樹を占むる椋の群
自由な投句箱
◇島唄の聞えてきたり花梯梧
◇花梯梧死者の魂海渡り
◇似島やフェリー出てゆく秋の潮
自由な投句箱
初秋の光の中へ干すタオル
秋蝶と隣り合わせて頂に
夕暮れも夜明けもつくつくぼうし鳴く
自由な投句箱
★帰り来て虫の音すだく庭の隅
★雨上がり澄みたる空や虫ライブ
★酒酌みて我が庭の虫聞きゐたる
自由な投句箱
★秋雲や伯耆大山とう嶺の上
★名乗り出でひときわ惜しむ法師蝉
★一炊の夢とも思う邯鄲に
自由な投句箱
秋の雷聞きつつ午後のお茶を飲む
秋雷やんで出かけし隙に荷物来る
壁にさす日差し斜めに処暑の朝
自由な投句箱
★こんこんと尾瀬の水湧く新豆腐
★朝顔や異人もお居りし露天風呂
★流星や束の間湖に音すなり
自由な投句箱
★草原の空とコスモス晴れ渡る
★秋桜野原の空を染めにけり
★コスモスや家の跡地を風渡る
自由な投句箱
★見晴るかす今朝の鞍馬や爽やかに
★落鮎の釣られ銀鱗空を飛ぶ
★陰影の対比色濃き残暑かな
Unknown
◇なつかしき母に触れたる墓参
◇かなかなや今の政治の体たらく
◇首里城の朱をまなうらに花梯梧
自由な投句箱
◇なつかしき母に触れたる墓参
◇かなかなや今の政治の体たらく
◇首里城の朱をまなうらに花梯梧
自由な投句箱
洗い髪を八月の夜風にさらす
処暑の午後日差し明るき天気雨
八月の朝燃え残る蚊取線香
自由な投句箱
★夕映を映す利根川秋薊
★大石の濁流の跡秋の雲
★産土の利根の川原や涼新た
自由な投句箱
◇宇品港の入船出船秋暑し
◇法師蝉埴輪少女は鳥を抱き
◇百日紅阿久利の像の麗しき
自由な投句箱
★青空に声張り上げる木槿かな
★友を呼ぶ垣に咲きたる花木槿
★捨畑に木槿咲きける夕べかな
自由な投句箱
★谷間の朝のしじまや威し銃
★冷房を止めて入日の窓辺かな
★長き夜や古き句集を読み返す
自由な投句箱
秋蝉の声を聞きつつストレッチ
新涼の部屋に野鳥の訪れあり
心地よき風吹く残暑の三日月
自由な投句箱
★蜩やふる里駄菓子買いにける
★手に馴染む古るき歳時記秋灯
★秋ばらの疲れや妻の厨事
自由な投句箱
★鬼灯を鳴らして遊ぶ日本人
★鬼灯や遺影を照らす七七忌
★音鳴らぬほおずき咥へほろ苦し
Unknown
★うそ寒や目覚め閉め居る朝の窓
★長薯の姉より来たりねばりつこ
★新涼の旅の思案の定まりぬ
自由な投句箱
秋の雲ミントをちぎるティータイム
秋の空母も私も口にチョコ
背の窓に祭が終るアナウンス
自由な投句箱
◇まとひつく予期せぬ一語秋の蝶
◇翡翠や神秘の色と長き嘴
◇晩鐘や飛翔はじまる蚊食鳥
自由な投句箱
飛び交うは翅の傷みし秋の蝉
ねぐらへと戻る鴉や秋の夕
早朝の心地よきかな秋暑し
自由な投句箱
★里山の分校尽くや白木槿
★湖の面の忽と変わりし酸芙蓉
★蜩の声相次ぐや里の杜
自由な投句箱
★電車にて降り込められし秋の雨
★秋雨に静まりをりぬ休耕田
★秋雨や窓打つ音のセレナーデ
自由な投句箱
★木々の葉と小枝散らばり野分凪ぐ
★生い茂り幹の高さや葛の花
★秋の蚊の打たれていたりバスの中
自由な投句箱
曇り空残暑ようやく衰える
秋空を悠々と舞うとんびかな
秋の朝くべし小枝の杉匂う
自由な投句箱
★あの頃の湧き出づ慕情屁尻虫
★白芙蓉つぶさに琴を奏でける
★熟柿落ち引力確と有りにけり
自由な投句箱
★湘南の夜を揺さぶるねぶたかな
★神主の小さき榊や秋祭り
★お囃子はテープで流す在祭り
自由な投句箱
◇産土の満州いづこ去ぬ燕
◇翡翠の幾度擲つ小さき体
◇爛爛と鎌首を振る葛の花
自由な投句箱
◇草原や雪加の鳴いて雌を呼び
◇炎天の海へダイブの鶚かな
◇葛の花葛根湯の原料とや
自由な投句箱
住宅の間に光る鳥威
空少し高くなり初め鳶の笛
開ける窓ひとつ減りたり秋の朝
自由な投句箱
★いたずらに羽音奏でる秋蚕かな
★つややかな箸の木目や秋袷
★秋ばらや隠れし虫を爪はじき
訂正のお願い申し上げます。
一句目
「いたずらに羽音」➡︎「いたずらに葉音」に訂正をお願い申し上げます。
よろしくお願い申し上げます。
自由な投句箱
★新涼や遠くに聞こゆ笛太鼓
★新涼の風を探して池の端
★新涼の茗荷たっぷり刻みけり
自由な投句箱
<大阪ロイヤルホテルにて鳥取県県人会>
★秋雲の橋の数多や中之島
★新涼のお国言葉や県人会
★ふるさとの地酒酌み居り涼新た
自由な投句箱
★朝露や手負いの野鳩二歩三歩
★潮風の屋島の酢橘届きけり
★雨粒の照らう朝や秋薊
自由な投句箱
★振舞ひの女将総出の秋祭り
★秋草の花に埋もれる空地かな
★秋草を好きに名付けて押花に
自由な投句箱
秋蝉の声も名残の朝となる
とりどりの茸愛でつつ森歩く
秋蝉の声の日ごとに細くなる
自由な投句箱
◇葡萄枯れ隣の主人見なくなり
◇駒繫引つ張りみれば力あり
◇涼新た好きな句集をスキャン中
自由な投句箱
★処暑過ぎと思えど夜の寝苦しき
★駅跨ぐ高架道路や秋日影
★人影のぬつと蔭より秋暑し
自由な投句箱
★紅葉に衒う写真のなかなかに
★大岩へた走る水の野分かな
★醜草の溢れし庭の残暑かな
自由な投句箱
★飛び立ちてすぐに降り来る秋の蝶
★秋風や首筋そつと撫でて行く
★捨てられしビニール傘よ秋の風
自由な投句箱
朝方の雨が残暑を拭い去る
澄む秋の山の上には昼の月
秋茄子にとろけるチーズのせて食ぶ
自由な投句箱
★葉の裏の巻いて白きや芋嵐
★一様に頬紅描かれ案山子立つ
★田水落つ音に熟れゆく稲穂かな
自由な投句箱
点々とバッタのとまるテニスコート
虫の音に囲まれて飲むデカフェかな
遠山の影くっきりと秋の朝
自由な投句箱
★朝顔のいよよ艶ます雨の中
★書肆に居りとある夜長を我一人
★夕暮やとかく群れたる稲雀
自由な投句箱
★新涼の風吹き上げる地下ホーム
★秋の雲ひっくり返すバケツかな
★磨きたる小刀のごと鰯かな
自由な投句箱
★朝冷えの風の窓辺に目覚めけり
★露けしや田道の独り吟行に
★鳥威し躍る田道や風の丘
自由な投句箱
*句作するショートステイの秋の午後
*木漏れ日の下縫う如くして秋の蝶
*秋夕焼け茫漠としてレース越し