自由な投句箱/8月11日~8月19日 2022年8月12日 08:36 | Weblog ※当季雑詠3句(秋の句)を<コメント欄>にお書き込みください。 ※投句は、一日1回3句に限ります。 ※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など) ※印の基準について。 「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。 主宰:高橋正子・管理:高橋信之 X Facebook はてブ LINE コメント 小口泰與 2022年8月11日 7:35 自由な投句箱 ★小鳥來る販売店の早き朝 ★清流の石洗い行く渡鳥 ★土産屋の我が名刻みし椿の実 廣田洋一 2022年8月11日 10:26 自由な投句箱 ★山崩れのニュース流れる山の日かな ★白蓮に赤蓮混じる神の池 ★手のひらの踊りしなやか風の盆 多田有花 2022年8月11日 11:31 自由な投句箱 山の日の山に向かいて風が吹く 百日紅の赤いきいきと残暑かな 夜もなお厳しき残暑続きおり 桑本栄太郎 2022年8月11日 17:22 自由な投句箱 ★暁闇の寝床に聞きぬ威し銃 ★秋暑し轍の跡のアスファルト ★日当たりと日影の確と残暑かな 弓削和人 2022年8月11日 22:30 Unknown 自由な投句箱 いびつなる唐辛子あり丘の園 橋二つ見下す土手やカンナ咲く にぎやかな無人販売芙蓉咲く 弓削和人 2022年8月11日 23:40 Unknown 申し訳ございませんが、訂正致します。 橋二つ見下す土手やカンナ咲く(訂正前) 橋二つを見下す土手やカンナ咲く(訂正後) 小口泰與 2022年8月12日 8:24 自由な投句箱 ★奥利根の秋色はやし川の風 ★爽やかや清流渓を流れ行く ★隣家よりピアノの音や秋澄みぬ 廣田洋一 2022年8月12日 15:20 自由な投句箱 ★水引の花一直線に空へ伸び ★詰まりたる白き粒見世玉蜀黍 ★水不足隙間だらけの玉蜀黍 多田有花 2022年8月12日 17:19 自由な投句箱 境内に緋メダカ泳ぐ盆の寺 阿弥陀像のステンドグラス盂蘭盆会 冷房の納骨堂へ墓参り 桑本栄太郎 2022年8月12日 20:58 自由な投句箱 ★律儀なる初鳴き聞きぬ法師蝉 ★初盆と云えど叶はぬ帰省かな ★ふるさとを異郷に想う盆供養 弓削和人 2022年8月12日 21:17 Unknown 自由な投句箱 秋蜂の巣跡をのこす空き家かな とんぼうは草のきっさき浮きゐたる 真鰯を焼くや潮の香想うらむ 廣田洋一 2022年8月13日 9:20 自由な投句箱 ★仏前に牡丹餅供へ盂蘭盆会 ★新盆を迎へし姪に花送る ★台風の進路を見つつ予定立て 小口泰與 2022年8月13日 10:03 自由な投句箱 ★青空へ長き裾野や秋うらら ★縄文の土器の紋様秋の声 ★朝顔や午後も開かぬ裏鬼門 多田有花 2022年8月13日 18:36 自由な投句箱 残暑また始まる今日の朝日かな 格子戸に秋の風鈴吊るされて 明け方の空に残りぬ盆の月 桑本栄太郎 2022年8月13日 20:32 自由な投句箱 ★盆波や白兎海岸潮の香に ★迎え火の無くて夕餉を摂りにけり ★我らとて生御霊なり盆の夜 弓削和人 2022年8月13日 21:56 Unknown 自由な投句箱 通学の夕べの路や白粉花 珊瑚樹の実り塀より路へ垂れり 駅通う人にかくれし白木槿 小口泰與 2022年8月14日 9:33 自由な投句箱 ★八方に虫の音を聞く星の夜 ★朝顔や日の盛んなる午後の庭 ★秋灯下古文書辿る我が家系 多田有花 2022年8月14日 11:22 自由な投句箱 散華する天女は裸足盆の寺 残暑の雲山の彼方に湧き上がる 棚経にあわせて着きぬ遠路の客 廣田洋一 2022年8月14日 18:03 自由な投句箱 ★台風の後を追ふかに雲流れ ★首掛け銀杏高々伸びて空高し ★鶴の首水吹き上げて秋澄めり 桑本栄太郎 2022年8月14日 20:15 自由な投句箱 ★手に供花の盆供養なかなバスの客 ★想い出づ夕映え光る盆の海 ★いさり火の闇にきらめく盆の海 桑本栄太郎 2022年8月14日 20:18 ミスタイプを訂正願います。 誤)★手に供花の瓶供養なかなバスの客 ↓ 正)★手に供花の盆供養なるバスの客 桑本栄太郎 2022年8月14日 20:18 ミスタイプを訂正願います。 誤)★手に供花の瓶供養なかなバスの客 ↓ 正)★手に供花の盆供養なるバスの客 弓削和人 2022年8月14日 21:46 Unknown 自由な投句箱 一片のたもあみ流れ秋の川 縄張りの争いなしと蜻蛉舞う ほおずきの色めくほどに軽く舞い 小口泰與 2022年8月15日 8:28 自由な投句箱 ★とんぼうの止まりて離る舫い綱 ★色鳥や大売出しののぼり旗 ★聞えきし汽笛にまざるきりぎりす 多田有花 2022年8月15日 14:08 自由な投句箱 カンカンと踏切の鳴りカンナ咲く 路地入れば板壁の前に秋の薔薇 明け方はほっと息つく残暑かな 廣田洋一 2022年8月15日 16:28 自由な投句箱 ★終戦日玉音聞きて空青き ★虜囚記録見直す父の終戦忌 ★盆休み子供の姿少なかり 桑本栄太郎 2022年8月15日 20:05 自由な投句箱 ★母親の田草引き居り終戦日 ★正午には黙祷したる敗戦忌 ★ふるさとの送り火想う盆三日 弓削和人 2022年8月15日 20:48 Unknown 自由な投句箱 終戦の戒め守るひといかな 竹伐って貯金箱とす星祭 線香や昼下がりの盆の寺 小口泰與 2022年8月16日 8:27 自由な投句箱 ★渓流の波百態や秋の雲 ★奥利根の城跡狭し鵙の贄 ★菩提寺の点鬼簿読むや秋の声 廣田洋一 2022年8月16日 10:38 自由な投句箱 ★星一つ窓を斜めに流れけり ★日比谷公園あめりか芙蓉咲かせをり ★用水路細々流れ白芙蓉 多田有花 2022年8月16日 19:51 自由な投句箱 なつかしき人と語らう秋の昼 交差点残暑の城を見て帰る 河岸段丘色づき初めし田もありぬ 桑本栄太郎 2022年8月16日 20:04 自由な投句箱 ★背の高く鉄砲百合の白さかな ★新涼のオールディズとやバーバーに ★新涼の嶺の端確と定まりぬ 桑本栄太郎 2022年8月16日 20:04 自由な投句箱 ★背の高く鉄砲百合の白さかな ★新涼のオールディズとやバーバーに ★新涼の嶺の端確と定まりぬ 弓削和人 2022年8月17日 0:25 Unknown 自由な投句箱 枯薄落書きのこる駅を過ぎ 浮洲より見渡す残暑空に溶け 花束を手向けられしや秋の橋 小口泰與 2022年8月17日 8:47 自由な投句箱 ★啄木鳥や小沼の水面うす緑 ★飛び鳴きの鳥や木の実へまっしぐら ★群なして草地へ下りし小椋鳥 廣田洋一 2022年8月17日 10:56 自由な投句箱 ★送り火や上る炎に合掌す ★送り火やしんがりに就く息子なり ★桃の皮手で剝くほどに柔らかき 桑本栄太郎 2022年8月17日 17:30 自由な投句箱 ★新涼のオールディーズやバーバーに ★白き腹みせて落蝉仰のけに ★大屋根の甍まぶしき残暑かな 多田有花 2022年8月17日 17:35 自由な投句箱 唐突に鳴きだす夜の法師蝉 盆過ぎの雨心地よく聞いている 朝の驟雨残る暑さを吹き払う 弓削和人 2022年8月17日 23:56 Unknown 自由な投句箱 夜食とる暮るるを忘れ読み耽り 秋橋の行き交う車ゆるゆると 停車いま線路の際のすすき揺れ 小口泰與 2022年8月18日 7:02 Unknown 自由な投句箱 ★徐に利根を眺めし下り簗 ★利根の瀞渦白きかや赤蜻蛉 ★茫茫の長き裾野や花木槿 廣田洋一 2022年8月18日 10:29 自由な投句箱 ★密やかに窓打つ音や秋の雨 ★古稀祝ふ集ひを終えて秋の雨 ★秋雨や人影見えぬ街の角 桑本栄太郎 2022年8月18日 20:04 自由な投句箱 ★つぎつぎと名乗り出でたる法師蝉 ★一木を被う盛りや葛の花 ★合歓の実のあまた垂れ居り川の上 弓削和人 2022年8月18日 22:43 Unknown 自由な投句箱 飼い犬のスキップちらと秋来る 蟋蟀や家屋建てつつ雨上がり 終着の駅へ向かうや秋の傘 小口泰與 2022年8月19日 8:23 Unknown 自由な投句箱 ★夕さりの湖渺渺と花芒 ★好日のひと日や利根の下り簗 ★石を積む一ノ倉沢秋の声 廣田洋一 2022年8月19日 10:44 自由な投句箱 ★口角に汁溢れ出る水蜜桃 ★雨上がり風さわさわと今朝の秋 ★栗ご飯黄色く光る夕べかな 多田有花 2022年8月19日 16:23 自由な投句箱 ジャズピアノ静かに流れ風は秋 朝の月飛行機雲の上に出て 秋めきて路傍の草の刈られけり 桑本栄太郎 2022年8月19日 19:46 自由な投句箱 ★新涼の風の入り来る朝の窓 ★嵐去り歩道埋め居り蝉の殻 ★秋雲のつぎつぎ生まる嶺の奥 弓削和人 2022年8月20日 0:28 Unknown 自由な投句箱 とんぼうは車窓に寄りて競うかな 終電の人みな黙す秋の顔 花びらのなきやコリウス秋さやか 弓削和人 2022年8月20日 0:28 Unknown 自由な投句箱 とんぼうは車窓に寄りて競うかな 終電の人みな黙す秋の顔 花びらのなきやコリウス秋さやか
コメント
自由な投句箱
★小鳥來る販売店の早き朝
★清流の石洗い行く渡鳥
★土産屋の我が名刻みし椿の実
自由な投句箱
★山崩れのニュース流れる山の日かな
★白蓮に赤蓮混じる神の池
★手のひらの踊りしなやか風の盆
自由な投句箱
山の日の山に向かいて風が吹く
百日紅の赤いきいきと残暑かな
夜もなお厳しき残暑続きおり
自由な投句箱
★暁闇の寝床に聞きぬ威し銃
★秋暑し轍の跡のアスファルト
★日当たりと日影の確と残暑かな
Unknown
自由な投句箱
いびつなる唐辛子あり丘の園
橋二つ見下す土手やカンナ咲く
にぎやかな無人販売芙蓉咲く
Unknown
申し訳ございませんが、訂正致します。
橋二つ見下す土手やカンナ咲く(訂正前)
橋二つを見下す土手やカンナ咲く(訂正後)
自由な投句箱
★奥利根の秋色はやし川の風
★爽やかや清流渓を流れ行く
★隣家よりピアノの音や秋澄みぬ
自由な投句箱
★水引の花一直線に空へ伸び
★詰まりたる白き粒見世玉蜀黍
★水不足隙間だらけの玉蜀黍
自由な投句箱
境内に緋メダカ泳ぐ盆の寺
阿弥陀像のステンドグラス盂蘭盆会
冷房の納骨堂へ墓参り
自由な投句箱
★律儀なる初鳴き聞きぬ法師蝉
★初盆と云えど叶はぬ帰省かな
★ふるさとを異郷に想う盆供養
Unknown
自由な投句箱
秋蜂の巣跡をのこす空き家かな
とんぼうは草のきっさき浮きゐたる
真鰯を焼くや潮の香想うらむ
自由な投句箱
★仏前に牡丹餅供へ盂蘭盆会
★新盆を迎へし姪に花送る
★台風の進路を見つつ予定立て
自由な投句箱
★青空へ長き裾野や秋うらら
★縄文の土器の紋様秋の声
★朝顔や午後も開かぬ裏鬼門
自由な投句箱
残暑また始まる今日の朝日かな
格子戸に秋の風鈴吊るされて
明け方の空に残りぬ盆の月
自由な投句箱
★盆波や白兎海岸潮の香に
★迎え火の無くて夕餉を摂りにけり
★我らとて生御霊なり盆の夜
Unknown
自由な投句箱
通学の夕べの路や白粉花
珊瑚樹の実り塀より路へ垂れり
駅通う人にかくれし白木槿
自由な投句箱
★八方に虫の音を聞く星の夜
★朝顔や日の盛んなる午後の庭
★秋灯下古文書辿る我が家系
自由な投句箱
散華する天女は裸足盆の寺
残暑の雲山の彼方に湧き上がる
棚経にあわせて着きぬ遠路の客
自由な投句箱
★台風の後を追ふかに雲流れ
★首掛け銀杏高々伸びて空高し
★鶴の首水吹き上げて秋澄めり
自由な投句箱
★手に供花の盆供養なかなバスの客
★想い出づ夕映え光る盆の海
★いさり火の闇にきらめく盆の海
ミスタイプを訂正願います。
誤)★手に供花の瓶供養なかなバスの客
↓
正)★手に供花の盆供養なるバスの客
ミスタイプを訂正願います。
誤)★手に供花の瓶供養なかなバスの客
↓
正)★手に供花の盆供養なるバスの客
Unknown
自由な投句箱
一片のたもあみ流れ秋の川
縄張りの争いなしと蜻蛉舞う
ほおずきの色めくほどに軽く舞い
自由な投句箱
★とんぼうの止まりて離る舫い綱
★色鳥や大売出しののぼり旗
★聞えきし汽笛にまざるきりぎりす
自由な投句箱
カンカンと踏切の鳴りカンナ咲く
路地入れば板壁の前に秋の薔薇
明け方はほっと息つく残暑かな
自由な投句箱
★終戦日玉音聞きて空青き
★虜囚記録見直す父の終戦忌
★盆休み子供の姿少なかり
自由な投句箱
★母親の田草引き居り終戦日
★正午には黙祷したる敗戦忌
★ふるさとの送り火想う盆三日
Unknown
自由な投句箱
終戦の戒め守るひといかな
竹伐って貯金箱とす星祭
線香や昼下がりの盆の寺
自由な投句箱
★渓流の波百態や秋の雲
★奥利根の城跡狭し鵙の贄
★菩提寺の点鬼簿読むや秋の声
自由な投句箱
★星一つ窓を斜めに流れけり
★日比谷公園あめりか芙蓉咲かせをり
★用水路細々流れ白芙蓉
自由な投句箱
なつかしき人と語らう秋の昼
交差点残暑の城を見て帰る
河岸段丘色づき初めし田もありぬ
自由な投句箱
★背の高く鉄砲百合の白さかな
★新涼のオールディズとやバーバーに
★新涼の嶺の端確と定まりぬ
自由な投句箱
★背の高く鉄砲百合の白さかな
★新涼のオールディズとやバーバーに
★新涼の嶺の端確と定まりぬ
Unknown
自由な投句箱
枯薄落書きのこる駅を過ぎ
浮洲より見渡す残暑空に溶け
花束を手向けられしや秋の橋
自由な投句箱
★啄木鳥や小沼の水面うす緑
★飛び鳴きの鳥や木の実へまっしぐら
★群なして草地へ下りし小椋鳥
自由な投句箱
★送り火や上る炎に合掌す
★送り火やしんがりに就く息子なり
★桃の皮手で剝くほどに柔らかき
自由な投句箱
★新涼のオールディーズやバーバーに
★白き腹みせて落蝉仰のけに
★大屋根の甍まぶしき残暑かな
自由な投句箱
唐突に鳴きだす夜の法師蝉
盆過ぎの雨心地よく聞いている
朝の驟雨残る暑さを吹き払う
Unknown
自由な投句箱
夜食とる暮るるを忘れ読み耽り
秋橋の行き交う車ゆるゆると
停車いま線路の際のすすき揺れ
Unknown
自由な投句箱
★徐に利根を眺めし下り簗
★利根の瀞渦白きかや赤蜻蛉
★茫茫の長き裾野や花木槿
自由な投句箱
★密やかに窓打つ音や秋の雨
★古稀祝ふ集ひを終えて秋の雨
★秋雨や人影見えぬ街の角
自由な投句箱
★つぎつぎと名乗り出でたる法師蝉
★一木を被う盛りや葛の花
★合歓の実のあまた垂れ居り川の上
Unknown
自由な投句箱
飼い犬のスキップちらと秋来る
蟋蟀や家屋建てつつ雨上がり
終着の駅へ向かうや秋の傘
Unknown
自由な投句箱
★夕さりの湖渺渺と花芒
★好日のひと日や利根の下り簗
★石を積む一ノ倉沢秋の声
自由な投句箱
★口角に汁溢れ出る水蜜桃
★雨上がり風さわさわと今朝の秋
★栗ご飯黄色く光る夕べかな
自由な投句箱
ジャズピアノ静かに流れ風は秋
朝の月飛行機雲の上に出て
秋めきて路傍の草の刈られけり
自由な投句箱
★新涼の風の入り来る朝の窓
★嵐去り歩道埋め居り蝉の殻
★秋雲のつぎつぎ生まる嶺の奥
Unknown
自由な投句箱
とんぼうは車窓に寄りて競うかな
終電の人みな黙す秋の顔
花びらのなきやコリウス秋さやか
Unknown
自由な投句箱
とんぼうは車窓に寄りて競うかな
終電の人みな黙す秋の顔
花びらのなきやコリウス秋さやか