自由な投句箱/7月1日~7月10日 2023年7月2日 10:20 | Weblog ※当季雑詠3句(夏の句)を<コメント欄>にお書き込みください。※投句は、一日1回3句に限ります。※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)※★印の基準について。「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。主宰:高橋正子 X Facebook はてブ LINE コメント 小口泰與 2023年7月1日 9:24 自由な投句箱 ★一時の風の中なる油蝉 ★会議終う麻の背広の皴の数 ★逞しき利根の流れや鮎育つ 返信する 廣田洋一 2023年7月1日 10:17 自由な投句箱 ★七月や雨音高く始まりぬ ★七変化待ちたる雨を吸込みぬ ★丹沢の雲の晴れたり梅雨夕焼 返信する 多田有花 2023年7月1日 11:14 自由な投句箱 ねずみもちの花やまわりの田は失せて 百合の香の庭の外まであふれ出す のうぜん花焼き板壁の家の前 返信する 桑本栄太郎 2023年7月1日 16:44 自由な投句箱 ★いつまでも夢のつづきや夜立来る ★七月や早やも祇園を想う朝 ★降り止みて又も降りだす梅雨荒るる 返信する 弓削和人 2023年7月1日 23:48 Unknown 自由な投句箱 ●梅雨寒や熱き珈琲求めたり ●水切ってはや食膳の冷奴 ●香水をのこす車両や人の去り 返信する 小口泰與 2023年7月2日 9:43 自由な投句箱 ★確かなる山女の影や峡の子等 ★羅を無造作に着て確かなり ★時鳥田は蒼蒼と風を呑む 返信する 廣田洋一 2023年7月2日 15:51 自由な投句箱 ★海紫陽花水辺の岩間に咲きにけり ★群をなし透き通りをり海月かな ★黒潮に乗りて来たれる海月かな 返信する 桑本栄太郎 2023年7月2日 16:40 自由な投句箱 ★藻の花やせせらぎ浅き高瀬川 ★街角に祇園囃しの四条かな ★日盛や外つ人ならぶラーメン店 返信する 多田有花 2023年7月2日 17:01 自由な投句箱 雨上がりの靄の晴れゆく半夏生 七月や韓国料理を食ぶ夕べ 夏の夕ぴりりと辛きキムチかな 返信する 弓削和人 2023年7月3日 0:00 Unknown 自由な投句箱 ●やわらかき羽出し発ちぬ天道虫 ●雨に似せ水輪のひとつ糸蜻蛉 ●青すすき揺れぬばかりの風吹きぬ 返信する 小口泰與 2023年7月3日 8:07 自由な投句箱 ★電線をつつと駆ける夏雀 ★日盛や沼は黄金の面を持ち ★日を受けし翡翠沼の指呼にあり 返信する 廣田洋一 2023年7月3日 15:42 自由な投句箱 ★夕焼けの残れる空に一番星 ★終電の駅に降り立ち夏の星 ★松葉菊なだれ咲きたる門の前 返信する 桑本栄太郎 2023年7月3日 17:26 自由な投句箱 ★バンザイの小枝両手に今年竹 ★若竹の節の白さよ天を衝く ★山裾の鉄砲百合や山の畑 返信する 多田有花 2023年7月3日 17:53 自由な投句箱 ほととぎす遠く近くに繰り返し ひまわりやすっと背筋を伸ばし見る 造成地に公園新し夏の朝 返信する 弓削和人 2023年7月3日 23:17 Unknown 自由な投句箱 ●キブシより小さき木漏れ日梅雨曇 ●県民の森を標すは紫蘭かな ●朽ち果つる橋の新緑なりにけり 返信する 小口泰與 2023年7月4日 8:04 自由な投句箱 ★ご先祖へ朝の誦経や明易し ★夕涼や祖母の手ずれの黄八丈 ★翡翠の魚を獲りしやたまさかに 返信する 多田有花 2023年7月4日 10:37 自由な投句箱 飛ぶために生まれし吾ぞ夏燕 とうきびの花の仲良く背くらべ 蓮咲けばそこに極楽浄土あり 返信する 廣田洋一 2023年7月4日 14:10 自由な投句箱 ★鱧見つけ直ぐ注文の小料理屋 ★山裾に枝を広げし合歓の花 ★親水公園出水後しばし閉ざされぬ 返信する 桑本栄太郎 2023年7月4日 17:15 自由な投句箱 ★朝なれば花びら赤く月見草 ★あおぞらの視界ぐるりと梅雨の晴れ ★耳奥の音の微かや初蝉に 返信する 弓削和人 2023年7月5日 0:05 Unknown 自由な投句箱 ●海開く埃を払う着替え小屋 ●白き花アヤメの筋に黄ちらり ●垣の苔滴るたびにてかりけり 返信する 小口泰與 2023年7月5日 8:27 自由な投句箱 ★日を受けし翡翠沼の指呼に居り ★裂帛の鴉の鋭声夏木立 ★沼の樹や翡翠の声聞こえきし 返信する 廣田洋一 2023年7月5日 10:30 自由な投句箱 ★ビーチパラソル砂浜埋める家族連れ ★汗流れ拭ひもせずに鉾廻し ★ナイターや終わらぬうちに帰宅せり 返信する 桑本栄太郎 2023年7月5日 17:43 自由な投句箱 ★午後よりの雨模様なる梅雨深し ★昨日とは嘘のようなり梅雨寒し ★荒梅雨や樋より垂るる音激し 返信する 弓削和人 2023年7月5日 19:31 Unknown 自由な投句箱 ●あき缶の口に滲み入る岩清水 ●桑の実の紅口つけてなつかしや ●遊覧船さゆらぐ旗の夏の湖 返信する 廣田洋一 2023年7月6日 10:21 自由な投句箱 ★千切りの野菜を添へて冷し麦 ★冷麦に一本の赤妻は亡く ★梅雨晴間草花香る楸邨忌 返信する 桑本栄太郎 2023年7月6日 17:19 自由な投句箱 ★梅雨晴れや草の匂いと土匂う ★硝子戸の向こうに舞いぬ揚羽蝶 ★みどり為す龍田川とや夏の川 返信する 弓削和人 2023年7月6日 23:29 Unknown 自由な投句箱 ●遊泳のしきりのさきや黄泉の湖 ●一息と床をしとねに午睡かな ●のっぱらやさやかに揺らぐ花菖蒲 返信する 小口泰與 2023年7月7日 11:05 自由な投句箱 ★上州の山の蒼さや鮎遡上 ★あけぼのの只中の声翡翠よ ★忽然と蝦蟇の合唱沼の朝 返信する 桑本栄太郎 2023年7月7日 17:28 自由な投句箱 ★日盛りやホースの水に鴉どち ★くちなしの花の朽ちたる垣根かな ★星合の夕となれども雨催い 返信する 廣田洋一 2023年7月7日 17:30 自由な投句箱 ★揚羽蝶晴れたる空を低く飛び ★七夕や子らの健康願ひたり ★駅出でて短冊飾る七夕かな 返信する 川名ますみ 2023年7月7日 23:01 自由な投句箱 青空へ紐を結びぬ竹簾 窓拭けば遠き万緑迫りくる 受診日や寝間着にレース羽織り出づ 返信する 弓削和人 2023年7月8日 0:17 Unknown 自由な投句箱 ●湖や街灯うるむ夕すずみ ●風青し無人のままのコンバイン ●石仏の背をおおいたる雲の峰 返信する 川名ますみ 2023年7月8日 0:50 自由な投句箱 青空へ紐を結びし竹簾 窓拭けば遠き万緑迫りくる 受診日や寝間着にレース羽織り出づ 返信する 小口泰與 2023年7月8日 10:04 自由な投句箱 ★雷鳴や家ぬちの音絶ちにける ★草草や沼の谷蟇日を受けて ★翡翠の一亥だにも来ぬ小沼 返信する 廣田洋一 2023年7月8日 12:07 自由な投句箱 ★冷麦の赤を取り合ひ昭和の日 ★なだらかな坂を下りて沙羅の花 ★焼酎で乾杯したる夕べかな 返信する 桑本栄太郎 2023年7月8日 18:27 自由な投句箱 ★涼風の吹き抜けるいたる雨の午後 ★黒蟻の慌て走りぬ雨催い ★ひと仕事ごとに水飲む溽暑かな 返信する 小口泰與 2023年7月9日 8:56 自由な投句箱 ★突然の雨や忽と雹となり ★噴煙の棚引く先や二重虹 ★郭公や丈夫の妻の頼もしく 返信する 廣田洋一 2023年7月9日 9:39 自由な投句箱 ★草取るや庭の黒土甦る ★鍔広の帽子かぶりて草を取る ★堰落ちる川に虹立つ朝かな 返信する 桑本栄太郎 2023年7月9日 18:02 自由な投句箱 ★雨上がり溽暑となりぬ河原町 ★くちなしの花の朽ち来てなほ匂う ★孫ら来る祇園祭のあといくつ 返信する 小口泰與 2023年7月10日 8:37 自由な投句箱 ★満緑や雲ひとはけの妙義山 ★猫車芋いっぱいや夏の朝 ★日を返す咫尺の沼や時鳥 返信する 廣田洋一 2023年7月10日 11:15 自由な投句箱 ★那智の滝注連縄揺らし落ちにけり ★旅人の滝の行者と変身す ★冷麦をすいすい啜る真昼かな 返信する 桑本栄太郎 2023年7月10日 16:02 自由な投句箱 ★初蝉の鳴き初めすぐに止みにけり ★舞い来ては躊躇い居りぬ揚羽かな ★坂道の石垣つづき苔茂る 返信する 弓削和人 2023年7月10日 23:32 Unknown 自由な投句箱 ●濃紫雨後に栄えたる鉄線花 ●夏がすみ展望台の湖畔かな ●蜻蛉生まる野芥子に六肢つかまれリ 返信する
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自由な投句箱
★一時の風の中なる油蝉
★会議終う麻の背広の皴の数
★逞しき利根の流れや鮎育つ
自由な投句箱
★七月や雨音高く始まりぬ
★七変化待ちたる雨を吸込みぬ
★丹沢の雲の晴れたり梅雨夕焼
自由な投句箱
ねずみもちの花やまわりの田は失せて
百合の香の庭の外まであふれ出す
のうぜん花焼き板壁の家の前
自由な投句箱
★いつまでも夢のつづきや夜立来る
★七月や早やも祇園を想う朝
★降り止みて又も降りだす梅雨荒るる
Unknown
自由な投句箱
●梅雨寒や熱き珈琲求めたり
●水切ってはや食膳の冷奴
●香水をのこす車両や人の去り
自由な投句箱
★確かなる山女の影や峡の子等
★羅を無造作に着て確かなり
★時鳥田は蒼蒼と風を呑む
自由な投句箱
★海紫陽花水辺の岩間に咲きにけり
★群をなし透き通りをり海月かな
★黒潮に乗りて来たれる海月かな
自由な投句箱
★藻の花やせせらぎ浅き高瀬川
★街角に祇園囃しの四条かな
★日盛や外つ人ならぶラーメン店
自由な投句箱
雨上がりの靄の晴れゆく半夏生
七月や韓国料理を食ぶ夕べ
夏の夕ぴりりと辛きキムチかな
Unknown
自由な投句箱
●やわらかき羽出し発ちぬ天道虫
●雨に似せ水輪のひとつ糸蜻蛉
●青すすき揺れぬばかりの風吹きぬ
自由な投句箱
★電線をつつと駆ける夏雀
★日盛や沼は黄金の面を持ち
★日を受けし翡翠沼の指呼にあり
自由な投句箱
★夕焼けの残れる空に一番星
★終電の駅に降り立ち夏の星
★松葉菊なだれ咲きたる門の前
自由な投句箱
★バンザイの小枝両手に今年竹
★若竹の節の白さよ天を衝く
★山裾の鉄砲百合や山の畑
自由な投句箱
ほととぎす遠く近くに繰り返し
ひまわりやすっと背筋を伸ばし見る
造成地に公園新し夏の朝
Unknown
自由な投句箱
●キブシより小さき木漏れ日梅雨曇
●県民の森を標すは紫蘭かな
●朽ち果つる橋の新緑なりにけり
自由な投句箱
★ご先祖へ朝の誦経や明易し
★夕涼や祖母の手ずれの黄八丈
★翡翠の魚を獲りしやたまさかに
自由な投句箱
飛ぶために生まれし吾ぞ夏燕
とうきびの花の仲良く背くらべ
蓮咲けばそこに極楽浄土あり
自由な投句箱
★鱧見つけ直ぐ注文の小料理屋
★山裾に枝を広げし合歓の花
★親水公園出水後しばし閉ざされぬ
自由な投句箱
★朝なれば花びら赤く月見草
★あおぞらの視界ぐるりと梅雨の晴れ
★耳奥の音の微かや初蝉に
Unknown
自由な投句箱
●海開く埃を払う着替え小屋
●白き花アヤメの筋に黄ちらり
●垣の苔滴るたびにてかりけり
自由な投句箱
★日を受けし翡翠沼の指呼に居り
★裂帛の鴉の鋭声夏木立
★沼の樹や翡翠の声聞こえきし
自由な投句箱
★ビーチパラソル砂浜埋める家族連れ
★汗流れ拭ひもせずに鉾廻し
★ナイターや終わらぬうちに帰宅せり
自由な投句箱
★午後よりの雨模様なる梅雨深し
★昨日とは嘘のようなり梅雨寒し
★荒梅雨や樋より垂るる音激し
Unknown
自由な投句箱
●あき缶の口に滲み入る岩清水
●桑の実の紅口つけてなつかしや
●遊覧船さゆらぐ旗の夏の湖
自由な投句箱
★千切りの野菜を添へて冷し麦
★冷麦に一本の赤妻は亡く
★梅雨晴間草花香る楸邨忌
自由な投句箱
★梅雨晴れや草の匂いと土匂う
★硝子戸の向こうに舞いぬ揚羽蝶
★みどり為す龍田川とや夏の川
Unknown
自由な投句箱
●遊泳のしきりのさきや黄泉の湖
●一息と床をしとねに午睡かな
●のっぱらやさやかに揺らぐ花菖蒲
自由な投句箱
★上州の山の蒼さや鮎遡上
★あけぼのの只中の声翡翠よ
★忽然と蝦蟇の合唱沼の朝
自由な投句箱
★日盛りやホースの水に鴉どち
★くちなしの花の朽ちたる垣根かな
★星合の夕となれども雨催い
自由な投句箱
★揚羽蝶晴れたる空を低く飛び
★七夕や子らの健康願ひたり
★駅出でて短冊飾る七夕かな
自由な投句箱
青空へ紐を結びぬ竹簾
窓拭けば遠き万緑迫りくる
受診日や寝間着にレース羽織り出づ
Unknown
自由な投句箱
●湖や街灯うるむ夕すずみ
●風青し無人のままのコンバイン
●石仏の背をおおいたる雲の峰
自由な投句箱
青空へ紐を結びし竹簾
窓拭けば遠き万緑迫りくる
受診日や寝間着にレース羽織り出づ
自由な投句箱
★雷鳴や家ぬちの音絶ちにける
★草草や沼の谷蟇日を受けて
★翡翠の一亥だにも来ぬ小沼
自由な投句箱
★冷麦の赤を取り合ひ昭和の日
★なだらかな坂を下りて沙羅の花
★焼酎で乾杯したる夕べかな
自由な投句箱
★涼風の吹き抜けるいたる雨の午後
★黒蟻の慌て走りぬ雨催い
★ひと仕事ごとに水飲む溽暑かな
自由な投句箱
★突然の雨や忽と雹となり
★噴煙の棚引く先や二重虹
★郭公や丈夫の妻の頼もしく
自由な投句箱
★草取るや庭の黒土甦る
★鍔広の帽子かぶりて草を取る
★堰落ちる川に虹立つ朝かな
自由な投句箱
★雨上がり溽暑となりぬ河原町
★くちなしの花の朽ち来てなほ匂う
★孫ら来る祇園祭のあといくつ
自由な投句箱
★満緑や雲ひとはけの妙義山
★猫車芋いっぱいや夏の朝
★日を返す咫尺の沼や時鳥
自由な投句箱
★那智の滝注連縄揺らし落ちにけり
★旅人の滝の行者と変身す
★冷麦をすいすい啜る真昼かな
自由な投句箱
★初蝉の鳴き初めすぐに止みにけり
★舞い来ては躊躇い居りぬ揚羽かな
★坂道の石垣つづき苔茂る
Unknown
自由な投句箱
●濃紫雨後に栄えたる鉄線花
●夏がすみ展望台の湖畔かな
●蜻蛉生まる野芥子に六肢つかまれリ