自由な投句箱/6月11日~20日 2021年6月12日 15:32 | Weblog ※当季雑詠3句(夏の句)を<コメント欄>にお書き込みください。 ※投句は、一日1回3句に限ります。 ※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。 ※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。 ※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。 主宰:高橋正子・管理:高橋信之 X Facebook はてブ LINE コメント 小口泰與 2021年6月11日 8:22 自由な投句箱 ★五月雨や庭のおちこち雀達 ★山風のつれ来る夕立裾の町 ★日盛りや隠り沼囲む草の丈 返信する 廣田洋一 2021年6月11日 19:20 自由な投句箱 ★夏服の赤色似合ふ媼かな ★切株の窪みに白き梅雨茸 ★切株の古きに生ゆる梅雨茸 返信する 桑本栄太郎 2021年6月11日 20:17 自由な投句箱 ★足下に種の襤褸やさくらの実 ★木洩れ日の梢眩しき青葉闇 ★校庭のドッヂボールや夾竹桃 返信する 多田有花 2021年6月11日 20:47 自由な投句箱 未央柳咲かせ細長き公園 釣り船が夏の沖より戻りけり 海青しボートがゆけば波白し 返信する 小口泰與 2021年6月12日 8:54 自由な投句箱 ★片影を出づやつれなき日の光 ★口ずさむ信濃の国や洗い鯉 ★夕ずくや庭をにぎわす雨蛙 返信する 廣田洋一 2021年6月12日 11:53 自由な投句箱 ★玉蜀黍咲きたる花の色付きぬ ★茄子の花茄子を見下ろしをりにけり ★茄子畑花と実を付け紫に 返信する 多田有花 2021年6月12日 17:08 自由な投句箱 歩くにはやや緑陰の足りなき道 犬連れし人が次々梅雨晴れに 夏海に向かいリコーダーを吹く 返信する 桑本栄太郎 2021年6月12日 18:18 自由な投句箱 ★群青の夜空と思う額あじさい ★青柿のあまた溝なる落果かな ★稲の間に山影映る青田波 返信する 小口泰與 2021年6月13日 8:48 自由な投句箱 ★渓音に育つ青あか濃紫陽花 ★犬諭す下校の少女梅雨の晴 ★五月田や電車二輌を映しける 返信する 廣田洋一 2021年6月13日 11:01 自由な投句箱 ★茄子の木の葉は紫に染まらざり ★マシュマロのごと白くふんわり梅雨茸 ★切株やぽっかり白き梅雨茸 返信する 多田有花 2021年6月13日 14:28 Unknown 入梅にスパイス利きしカレー食ぶ 六月や米粉のたい焼きもっちりと 夜もすがら鳴き続けたりほととぎす 返信する 桑本栄太郎 2021年6月13日 18:51 自由な投句箱 ★午後からの雨の昼寝や爆睡に ★黄の百合のリリーと云うに相応しく ★梅雨闇の雨のひと日の暮れゆけり 返信する 小口泰與 2021年6月14日 8:43 自由な投句箱 ★風鈴や風が音生み風が追う ★蜘蛛の子や木木の秀つ枝の沸き立ちぬ ★嶺雲やカーテンの生地変えにける 返信する 廣田洋一 2021年6月14日 9:46 自由な投句箱 ★雨音に一人聞き入る五月闇 ★鳥の声一声高く五月闇 ★生垣の色の濃くなり五月闇 返信する 多田有花 2021年6月14日 12:05 自由な投句箱 夏未明起き抜けにブラックコーヒーを 梅雨晴れ間一買一捨を心がけ 夏の蝶フロントガラスを横切りぬ 返信する 桑本栄太郎 2021年6月14日 18:41 自由な投句箱 ★くつきりと筋目通すや青すすき ★合歓咲いて夢のようなる香りかな ★光るものすべてみどりに梅雨夕焼 返信する 小口泰與 2021年6月15日 8:24 自由な投句箱 ★夏蝶を見据えて揺れし草の丈 ★みすずかる佐久の水田の洗い鯉 ★蒼天と湖の蒼さや雲の峰 返信する 廣田洋一 2021年6月15日 17:00 自由な投句箱 ★鳥獣戯画の蛙飛び跳ね風薫る ★スカイツリー白く光りて五月晴 ★昼時のカレーの香り五月晴 返信する 桑本栄太郎 2021年6月15日 18:11 自由な投句箱 ★もろ肌の憂き身晒すやなめくぢら ★川べりの夕闇せまる合歓の花 ★いつまでも鳴りて降る来ず梅雨の雷 返信する 多田有花 2021年6月15日 18:25 自由な投句箱 短夜の短きうちに起きだしぬ 昼寝覚めこの世に戻る身と心 梅雨雷深夜の町に轟きぬ 返信する 小口泰與 2021年6月16日 8:42 自由な投句箱 ★夕映えの沼や水脈ひく残り鴨 ★雄鶏の声の聞こゆる端居かな ★杏子もぎジャムとなりたる夕べかな 返信する 廣田洋一 2021年6月16日 9:57 自由な投句箱 ★凌霄の花空に向かひて咲きにけり ★凌霄花ぽとりと落ちし砂場かな ★花火のごとぱつと開きし百合の花 返信する 桑本栄太郎 2021年6月16日 18:15 自由な投句箱 ★山の端の雨雲途切れ梅雨寒し ★梅雨冷えや階段降りて夕刊を ★みどり濃き窓辺に居りぬ梅雨の空 返信する 多田有花 2021年6月16日 18:20 自由な投句箱 雨音の中へ目覚める梅雨最中 玉葱の皮もスープに入れにけり ヘッドフォンすれば途絶えし梅雨の音 返信する 廣田洋一 2021年6月17日 10:44 自由な投句箱 ★口の中転がし遊ぶさくらんぼ ★脚立にて取り分けたるやさくらんぼ ★時鳥一声鳴きて夜明け前 返信する 小口泰與 2021年6月17日 10:58 自由な投句箱 ★翡翠や雨の水輪の重なりぬ ★捩花の何事もなき庭の黙 ★滔滔の田川や畦の立葵 返信する 多田有花 2021年6月17日 12:42 自由な投句箱 水彩を流せる如し七変化 明け早し朝日が部屋の奥深く 梅雨晴れに精進料理を作りけり 返信する 桑本栄太郎 2021年6月17日 18:29 自由な投句箱 <夏の京都市景観保全地区山陰街道> ★凌霄花や軒端擦りて路線バス ★バスの行く山陰街道日の盛り ★古民家の蔵の蕎麦屋や日盛りに 返信する 桑本栄太郎 2021年6月17日 18:29 自由な投句箱 <夏の京都市景観保全地区山陰街道> ★凌霄花や軒端擦りて路線バス ★バスの行く山陰街道日の盛り ★古民家の蔵の蕎麦屋や日盛りに 返信する 小口泰與 2021年6月18日 8:00 自由な投句箱 ★火口湖へ径すがらなり閑古鳥 ★樫の木の瑞枝総立ち黒鶫 ★自ずから光り放つや未央柳 返信する 廣田洋一 2021年6月18日 9:30 自由な投句箱 ★短夜や謎とけぬ間に明けてをり ★仕上がらぬ論文抱へ明易し ★短夜やこむらがへりに襲われぬ 返信する 桑本栄太郎 2021年6月18日 17:05 自由な ★青梅と云えどほのかに紅の頬 ★梅雨晴間みみず干乾ぶ鋪道かな ★塀を越え白き怒涛や筒あじさい 返信する 小口泰與 2021年6月19日 8:48 自由な投句箱 ★梅雨の湖音無く波の去りにけり ★梅雨寒やすでに田川の満々と ★梅雨晴れ間梢の葉っぱ重く揺れ 返信する 廣田洋一 2021年6月19日 9:53 自由な投句箱 ★竹林の高き空より時鳥 ★自粛の夜未だ明けぬかと時鳥 ★縁側の懐かしき声時鳥 返信する 多田有花 2021年6月19日 13:16 自由な投句箱 雨音を通し夜明けのほととぎす たっぷりと降る青梅雨の中にあり シャツ一枚はおり机に梅雨寒し 返信する 桑本栄太郎 2021年6月19日 19:26 自由な投句箱 ★雨囃す西施ヶ花や合歓の花 ★あじさいの水色極め雨しとど ★咲きのぼり天に至りぬ立葵 返信する 小口泰與 2021年6月20日 8:41 自由な投句箱 ★五月雨や庭のおちこち雀らは ★梅雨の夜や明り灯して独り酒 ★五月晴湖畔に人の声聞ゆ 返信する 廣田洋一 2021年6月20日 11:19 自由な投句箱 ★雨雲の薄くなりたり時鳥 ★時鳥許可を得たりと学び舎に ★富士見ゆる坂道上り時鳥 返信する 多田有花 2021年6月20日 16:37 自由な投句箱 父の日や本を読むのが好きだった 朝焼けやはや鶯の鳴き始め 蚊取線香渦のまま灰となり 返信する 桑本栄太郎 2021年6月20日 18:13 自由な投句箱 ★底紅のあまた蕾や咲き初むる ★父の日の贈り物せし父も無く ★水べりの子ら喚声や夏の池 返信する
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自由な投句箱
★五月雨や庭のおちこち雀達
★山風のつれ来る夕立裾の町
★日盛りや隠り沼囲む草の丈
自由な投句箱
★夏服の赤色似合ふ媼かな
★切株の窪みに白き梅雨茸
★切株の古きに生ゆる梅雨茸
自由な投句箱
★足下に種の襤褸やさくらの実
★木洩れ日の梢眩しき青葉闇
★校庭のドッヂボールや夾竹桃
自由な投句箱
未央柳咲かせ細長き公園
釣り船が夏の沖より戻りけり
海青しボートがゆけば波白し
自由な投句箱
★片影を出づやつれなき日の光
★口ずさむ信濃の国や洗い鯉
★夕ずくや庭をにぎわす雨蛙
自由な投句箱
★玉蜀黍咲きたる花の色付きぬ
★茄子の花茄子を見下ろしをりにけり
★茄子畑花と実を付け紫に
自由な投句箱
歩くにはやや緑陰の足りなき道
犬連れし人が次々梅雨晴れに
夏海に向かいリコーダーを吹く
自由な投句箱
★群青の夜空と思う額あじさい
★青柿のあまた溝なる落果かな
★稲の間に山影映る青田波
自由な投句箱
★渓音に育つ青あか濃紫陽花
★犬諭す下校の少女梅雨の晴
★五月田や電車二輌を映しける
自由な投句箱
★茄子の木の葉は紫に染まらざり
★マシュマロのごと白くふんわり梅雨茸
★切株やぽっかり白き梅雨茸
Unknown
入梅にスパイス利きしカレー食ぶ
六月や米粉のたい焼きもっちりと
夜もすがら鳴き続けたりほととぎす
自由な投句箱
★午後からの雨の昼寝や爆睡に
★黄の百合のリリーと云うに相応しく
★梅雨闇の雨のひと日の暮れゆけり
自由な投句箱
★風鈴や風が音生み風が追う
★蜘蛛の子や木木の秀つ枝の沸き立ちぬ
★嶺雲やカーテンの生地変えにける
自由な投句箱
★雨音に一人聞き入る五月闇
★鳥の声一声高く五月闇
★生垣の色の濃くなり五月闇
自由な投句箱
夏未明起き抜けにブラックコーヒーを
梅雨晴れ間一買一捨を心がけ
夏の蝶フロントガラスを横切りぬ
自由な投句箱
★くつきりと筋目通すや青すすき
★合歓咲いて夢のようなる香りかな
★光るものすべてみどりに梅雨夕焼
自由な投句箱
★夏蝶を見据えて揺れし草の丈
★みすずかる佐久の水田の洗い鯉
★蒼天と湖の蒼さや雲の峰
自由な投句箱
★鳥獣戯画の蛙飛び跳ね風薫る
★スカイツリー白く光りて五月晴
★昼時のカレーの香り五月晴
自由な投句箱
★もろ肌の憂き身晒すやなめくぢら
★川べりの夕闇せまる合歓の花
★いつまでも鳴りて降る来ず梅雨の雷
自由な投句箱
短夜の短きうちに起きだしぬ
昼寝覚めこの世に戻る身と心
梅雨雷深夜の町に轟きぬ
自由な投句箱
★夕映えの沼や水脈ひく残り鴨
★雄鶏の声の聞こゆる端居かな
★杏子もぎジャムとなりたる夕べかな
自由な投句箱
★凌霄の花空に向かひて咲きにけり
★凌霄花ぽとりと落ちし砂場かな
★花火のごとぱつと開きし百合の花
自由な投句箱
★山の端の雨雲途切れ梅雨寒し
★梅雨冷えや階段降りて夕刊を
★みどり濃き窓辺に居りぬ梅雨の空
自由な投句箱
雨音の中へ目覚める梅雨最中
玉葱の皮もスープに入れにけり
ヘッドフォンすれば途絶えし梅雨の音
自由な投句箱
★口の中転がし遊ぶさくらんぼ
★脚立にて取り分けたるやさくらんぼ
★時鳥一声鳴きて夜明け前
自由な投句箱
★翡翠や雨の水輪の重なりぬ
★捩花の何事もなき庭の黙
★滔滔の田川や畦の立葵
自由な投句箱
水彩を流せる如し七変化
明け早し朝日が部屋の奥深く
梅雨晴れに精進料理を作りけり
自由な投句箱
<夏の京都市景観保全地区山陰街道>
★凌霄花や軒端擦りて路線バス
★バスの行く山陰街道日の盛り
★古民家の蔵の蕎麦屋や日盛りに
自由な投句箱
<夏の京都市景観保全地区山陰街道>
★凌霄花や軒端擦りて路線バス
★バスの行く山陰街道日の盛り
★古民家の蔵の蕎麦屋や日盛りに
自由な投句箱
★火口湖へ径すがらなり閑古鳥
★樫の木の瑞枝総立ち黒鶫
★自ずから光り放つや未央柳
自由な投句箱
★短夜や謎とけぬ間に明けてをり
★仕上がらぬ論文抱へ明易し
★短夜やこむらがへりに襲われぬ
自由な
★青梅と云えどほのかに紅の頬
★梅雨晴間みみず干乾ぶ鋪道かな
★塀を越え白き怒涛や筒あじさい
自由な投句箱
★梅雨の湖音無く波の去りにけり
★梅雨寒やすでに田川の満々と
★梅雨晴れ間梢の葉っぱ重く揺れ
自由な投句箱
★竹林の高き空より時鳥
★自粛の夜未だ明けぬかと時鳥
★縁側の懐かしき声時鳥
自由な投句箱
雨音を通し夜明けのほととぎす
たっぷりと降る青梅雨の中にあり
シャツ一枚はおり机に梅雨寒し
自由な投句箱
★雨囃す西施ヶ花や合歓の花
★あじさいの水色極め雨しとど
★咲きのぼり天に至りぬ立葵
自由な投句箱
★五月雨や庭のおちこち雀らは
★梅雨の夜や明り灯して独り酒
★五月晴湖畔に人の声聞ゆ
自由な投句箱
★雨雲の薄くなりたり時鳥
★時鳥許可を得たりと学び舎に
★富士見ゆる坂道上り時鳥
自由な投句箱
父の日や本を読むのが好きだった
朝焼けやはや鶯の鳴き始め
蚊取線香渦のまま灰となり
自由な投句箱
★底紅のあまた蕾や咲き初むる
★父の日の贈り物せし父も無く
★水べりの子ら喚声や夏の池