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コメント
自由な投句箱
★三代の御代の生活(たつき)や若葉風
★安曇野の手打ちそば屋や花あけび
★名物の米爆ぜ菓子や花蘇芳
自由な投句箱
★顔膨らませ真赤になりし躑躅かな
★春の池せせらぎ流す神田川
★緑立つ賢所の令(うるわ)しき
自由な投句箱
明るさや霞桜に天気雨
平成を送りし雨が白藤に
藤の花盛りや令和始まれり
自由な投句箱
★ひたひたと雨の朝や菜種梅雨
★生きて在ることの嬉しき花蘇芳
★列島の令和ニュースや五月来る
自由な投句箱
<香川三句>
琴電に揺られて向かう春の午後
讃岐路の春大空に雲は無し
アイスショー終わり日永の帰路につく
自由な投句箱
★竹秋や山川風をそだてそめ
★春落葉隧道の先漁港かな
★春筍や朝のシャワーを頭より
自由な投句箱
★天衣てふ白き牡丹や池の風
★もみじ咲く挙式を終へし二人かな
★御朱印を手にして破顔令和五月
自由な投句箱
★花びら大きく崩れチューリップ
★ぶんぶんと花虻唸る棚の下
★八重とても命運来たり花の屑
自由な投句箱
5/2
白壁と青空映す苗代田
区画整理終えし田んぼの初蛙
青空へ幹しならせてコシアブラ
投句訂正のお願い
5月2日の投句に誤りがありました。
ご訂正をお願い致します。
誤)花びら大きく崩れチューリップ
↓
正)花びらの大きく崩れチューリップ
以上であります。
自由な投句箱
★デージーや下校の子らの一列に
★金盞花江戸より続く暖簾かな
★勿忘草林の中の無言館
自由な投句箱
<香川三句>
春の夕讃岐うどんを堪能す
春の朝窓を開ければ屋島見ゆ
銭形の砂絵の向こう春の海
自由な投句箱
残雪の御岳遠望旅に入る
蓬摘む久女旧居に人はなし
妻もろとも十連休の大朝寝
自由な投句箱
★傾げたる傘に守られ牡丹咲く
★改元や五月人形飾りをり
★飾兜かぶりし子もはや中年
自由な投句箱
★野ばら咲く園の垣根の白きかな
★竹皮を脱ぐや青空近くなり
★ボール蹴り遊ぶ親子やG・ウィーク
自由な投句箱
<香川三句>
有明浜静かに寄せる春の波
春の昼讃岐うどんに小海老天
石仏は咲きし躑躅に囲まれて
自由な投句箱
★アネモネや男体山と赤城山
★庭の木を止り木とせよ貌よ鳥
★菜の花の中をトロッコ列車かな
Unknown
自由な投句箱
*天目茶碗青く光りて夏めけり
*ぽってりと花の落ちたり八重桜
*青空に花弁赤き花水木
自由な投句箱
★緑さす木蔭を歩む散歩かな
★鳧鳴いて団地の庭を飛びゆけり
★淋しくて濃紫なり紫蘭咲く
自由な投句箱
<香川三句>
お接待受けたる我も遍路かな
神恵院つつじの庭をめぐりけり
人はみなどこかで祈り紫木蓮
自由な投句箱
水草の白き花咲く目高鉢
蕗を摘む両手にしかと余るほど
供花枯れて久女の墓碑や春の山
自由な投句箱
★黒板へ落書き定か葱坊主
★若芝や園児のリックひとところ
★隠れ沼の菜の花畑人の声
Unknown
自由な投句箱
*黄菖蒲の水面を揺らす風そよぐ
*鷺一羽羽繕いする春の池
*掃除終へ鯉の跳ね出て夏近し
自由な投句箱
★乗換えの駅のホームや夏隣る
★竹秋の赤き山膚天王山
★教会の道のすがらや鉄線花
自由な投句箱
<香川三句>
楠巨樹の下で遍路とお接待
金髪の遍路金剛杖でゆく
春日和大師生まれし地に参る
自由な投句箱
★古民家に幟たちおり足尾線
★水切りの石の弾みて卯月かな
★湖の水脈定かや山は新樹光
自由な投句箱
★五重塔見上げる庭の夏めきぬ
★植替へし木々の葉光り夏めける
★牡丹咲く源平池の風香り
自由な投句箱
風に揺れ旧居を囲む蓮華草
長屋門開けて分け入る春の水
楠若葉包む久女観音像
自由な投句箱
★蔓ばらの門扉に赤き幼保園
★ペタンクの老人若き風五月
★もじゃもじゃとなんじゃもんじゃの夏に入る
=注=
なんじゃもんじゃ=ヒトツバタゴの花
自由な投句箱
<丸亀城三句>
団扇つくる手際を見たり春の午後
天守へと向かう急坂八重桜
春の陽が高き石垣より差しぬ
自由な投句箱
★毛の国の馬走りける夏初め
★棚田へと水ほとばしる卯月かな
★夏浅き朝の浅間山(あさま)の新たなり
自由な投句箱
★令和の仕事始や夏来たる
★子燕の軒の下より飛び出しぬ
★ちゅんちゅんと声をかけ合ふ子燕かな
自由な投句箱
★みどりさす風の岸辺や波の音
★立ちどまる天道虫の飛翔かな
★煽らるる葉裏白きや若葉寒
自由な投句箱
<丸亀城三句>
小さくも天守すっくと春空へ
天守より望む晩春讃岐富士
瀬戸大橋かかる遠霞のなかへ
自由な投句箱
★そこかしこ長柄を揺らす雛罌粟かな
★花弁の一つ欠けたり虞美人草
★紅き花日を照り返す雛罌粟かな
自由な投句箱
★忽然と白根葵へ日の光
★軽暖や井戸汲む音の軽やかに
★我が影へつつと上昇目高かな
自由な投句箱
★木々の枝の大きく撓り新樹冷ゆ
★しゃらしゃらと枝の葉音や若葉寒
★麦秋の車窓はるかに滋賀の湖
自由な投句箱
じゃがたらの除草に一日暮れにけり
豌豆の葉陰に丸く膨らめり
玉ねぎの列まっすぐに太りけり
自由な投句箱
★夏つばめ合体ロボの完成す
★広告を飛ばす録画や明易き
★夏めきて赤城山(あかぎ)は雲を育てけり
自由な投句箱
<与島>
春光や橋を支える島に来る
歯朶萌ゆる時代のページめくられて
久方の日差しや蜥蜴穴を出づ
自由な投句箱
★水中花ゆっくり開きておさまりぬ
★初鰹「酔鯨」酌みし土佐の夕
★藁の火を高く燃やして初鰹
自由な投句箱
★わらわらと葉裏白きや青葉風
★園児らの歌声ひびく花うばら
★午後よりの日射し戻りぬ橡の花
自由な投句箱
二人静こんなところへ広がりて
水草生う目高鉢から溢れるほど
そこだけが明るき五月の夕日挿す
自由な投句箱
風軽し庫裏でいただく蓬餅
少年も少女も大志松の芯
こでまりや甍を連ね庫裏本堂
自由な投句箱
★練乳は要らぬ甘さの苺かな
★休日や苺のケーキ二つ買ふ
★苺狩り思うふ程には食べきれず
自由な投句箱
★夏の雲投網大きく輪を描き
★峰雲や浴びるが如き大ショッキ
★千体の石仏の顔夏の月
自由な投句箱
★子燕の驚喜となりぬ軒端かな
★わらわらと葉裏靡くや若葉風
★少年の恋占いやマーガレット
自由な投句箱
★木道の覚満淵や風薫る
★大沼(おの)小沼(この)と赤城の沼や青嵐
★溶岩原へいっとき程の夏の雨
自由な投句箱
★子ら休む野の空高し朴の花
★朴の花一弁ほぐれ蕊赤し
★臥竜のごと地を這ひ上がる朴の花
ご確認と訂正を願います。
5月10日の投句の1行目は
誤)燕ではなく
正)子燕です。ご確認頂き、ご訂正を
願います。
自由な投句箱
★母の日や遺影に飾るカーネーション
★母の日や母似の子らと食事せり
★日曜日今日は母の日位牌拭く