※当季雑詠３句（春の句）を＜コメント欄＞にお書き込みください。
※投句は、一日１回３句に限ります。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。（例：唐辛子など）
※★印の基準について。
「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。
🍃 🍃 🍃 🍃 🍃 🍃
今日の俳句『現代俳句一日一句鑑賞』（髙橋正子著）より
右端に🌸の印が付いている句は、（現）または（元）花冠会員の句
※投句は、一日１回３句に限ります。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。（例：唐辛子など）
※★印の基準について。
「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。
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今日の俳句『現代俳句一日一句鑑賞』（髙橋正子著）より
右端に🌸の印が付いている句は、（現）または（元）花冠会員の句
名前の右端に🍁の印が付いている句は、花冠に縁の深い方の句
４月１０日
★田を打てば土に生まれる呼気吸気 長岡 芳樹（ながおか よしき） 🌸
４月９日
★乙鳥はまぶしき鳥となりにけり 中村 草田男（なかむら くさたお）
４月８日
★青空に揺れる桜を抱く月山 富樫 和子（とがし かずこ）🌸
４月７日
★妻揚げし独活の青さとやわらかさ 安丸 てつじ（やすまる てつじ）🌸
４月６日
★桜昏しはげしき天の白光に 川本 臥風（かわもと がふう）🍁
４月５日
★遠ざかる風船は今空のもの 藤田 洋子（ふじた ようこ）🌸
４月４日
★花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ 杉田 久女（すぎた ひさじょ）
４月３日
★桜散る千曲川なる亞浪の碑 山崎 美笑（やまさき びしょう）🌸
４月２日
★山桜捧ぐ神楽を我も見ぬ 池田 加代子（いけだ かよこ）🌸
４月１日
★夕桜城の石崖裾濃なる 中村 草田男（なかむら くさたお）
コメント
投句
2025-04-01 08:59:09
★重く揺れ雨を含みし雪柳
★戸を開くや春の疾風の飛び込みし
★自ずから崩れる膝や朧月
自由な投句箱
朝日さす峰の桜の清しさへ
快晴に城の桜は三分咲き
花は桜城は姫路よ皆来たれ
自由な投句箱
★春の土テニスコートの音軽し
★開花後に薄く色づく桜かな
★川の鯉口開けて見る桜かな
自由な投句箱
★はぼたんの茎立来たる花菜かな
★植込みの確と仕切りや連翹黄
★日の本の山桜咲く野山かな
自由な投句箱
大鳥居枝垂れ桜に雨打ちて
藤のトンネル遅い芽吹きの中にいて
青皿にT.ストリクタの花苺
自由な投句箱
春の雲見送る機影は黒点に
雪柳弾む花房意思あるように
花冷えや窓の景色を見るばかり
自由な投句箱
★産土の沼に舞い来る百千鳥
★魚逃げる沼へ落ちたる椿かな
★三山のそれぞれ違う別れ霜
自由な投句箱
★恋人を待つかの如く花を待つ
★行きずりに触れる柳や銀座の灯
★菜の花や長々並ぶ線路沿い
自由な投句箱
花見弁当並べて食す濠のうえ
濠をゆく手漕ぎ舟より花見かな
風やんで櫓の上の春の空
自由な投句箱
★春雨や望郷つのる吾の日々
★吾が行けば道の出来をり連翹忌
★母の夢見ていて目覚む花の冷え
自由な投句箱
＜エアープラント＞
春湿り葉毛伸ばして蕾む朝
春光浴び赤い蕾の青皿に
春の皿苺のごとき蕾あり
自由な投句箱
猫の背にとまるひとひら花ふぶき
小さき背に落花を載せて猫ゆけり
おひたしに求めし菜花のつぼみ活く
自由な投句箱
★花疲れ熟睡の部屋は四畳半
★旨酒にほろ酔いなりし春の昼
★梅咲きて燕みる日も近かりし
自由な投句箱
★シーソーの親子で遊び長閑なる
★菜の花の向こうに見ゆる海の青
★細波と共に揺れたる川柳
自由な投句箱
白亜の櫓枝垂桜の幼き木
染井吉野古木と苗木並び咲く
桜咲く動物園より城仰ぐ
自由な投句箱
雨の鳥居凭れししだれ桜あり
＜ラングミュア循環＞
空っ風渡良瀬川に泡の筋
自由な投句箱
★鳥たちの啄み翔びぬ花万朶
★大木の根方草地や犬ふぐり
★段堰をきらめき落つや春の川
自由な投句箱
車椅子ガラガラ鳴らし花冷へ
花冷の公園に鳴る車椅子
〈夢見ヶ崎動物公園〉
花の雨大樹を仰ぐラマ二頭
自由な投句箱
★我が庭や杏子の花にうもれたる
★ほぐれたる牡丹の新芽丸きかな
★はくれんにうやうやしくも朝日さす
自由な投句箱
★屋上の風呂につかりて長閑なる
★川べりの雪崩咲きたる桜かな
★囀りやこの木と見ればあちらにも
自由な投句箱
春日影河馬のんびりと昼寝する
山羊座して春陽のもとに草を待つ
幼子からライオンの話きく春昼
自由な投句箱
★遠山の雲影走る春の峰
★ぎらぎらと甍きらめく春の里
★ならび咲き花と見まごう花海棠
自由な投句箱
★冴返る鳥も動かず軒下へ
★朝日浴びほぐれほぐれて楓の芽
★白梅の咲きて美空の青青と
自由な投句箱
★花弁の白く光れる潦
★朝日浴びチョンチョン跳ねる雀の子
★友の顔次々浮かぶ桜かな
自由な投句箱
うららかに家紋をつけて鯱並ぶ
山裾の家取り囲み山桜
喇叭水仙いかなる調べを奏でおり
自由な投句箱
★清明の朝の玻璃戸や空の青
★咲き満つることなく散りに花あはれ
★おちこちの峰にあらわる花の雲
一句訂正のお願い
お手数をお掛け致します。
誤）咲き満つることなく散りに花あはれ
↓
正）咲き満つることなく散りぬ花あはれ
自由な投句箱
★花片と挨拶交わす散歩道
★休耕の畑に蔓延る杉菜かな
★遠目にもくっきり赤き紫荊
自由な投句箱
山桜見上げて川を渡りけり
花樒仏心ここにひそやかに
斑入り椿よ遺伝子かウイルスか
自由な投句箱
★ほつほつと白梅咲けり蒼き空
★鳥雲に入りて浅間のうらかなし
★うららかに亀と散歩の婆と孫
自由な投句箱
★エレベータ―を降りて咲き満つにはざくら
★花の雨あがり峰の端青き空
★さくら散りさざ波寄するにはたづみ
自由な投句箱
★霾るや有為天変は世の習い
★釣師たち春の利根川云云す
★花杏すでに盛や風の中
自由な投句箱
囀りの上にありけり昼の月
少女らの自転車ゆくよ燕飛ぶ
少し風あるのも良けれ山桜
自由な投句箱
★のどけしや客待顔の人力車
★道端の薄紅色や春惜しむ
★杉菜から始まりたるや土手の道
自由な投句箱
★トランプのジョーカーばかり四月馬鹿
★西山のぽつとピンクや花の雲
★缶蹴りのあそびに暮るる遅日かな
自由な投句箱
★チューリップ楽しみだけがつている
★はや四月読まぬ鳥類辞典此処
★句を作り有為転変も春の夢
自由な投句箱
午後の陽の惜しみなくありたんぽぽへ
うららかや川鵜日差しへ翼干す
花の上昼半月の掛かりおり
自由な投句箱
★俳句手帳片手に参る虚子忌かな
★長閑さや砂場に遊ぶ園児たち
★寿福寺の墓道下り春惜しむ
自由な投句箱
★あおぞらの山間なりぬ花の雲
★堰水の光りきらめく春の空
★虚子の忌や記念樹ありぬ校門に
自由な投句箱
大中寺
境内の花摘み供す灌仏会
花まつり甘茶にケーキ母子連れ
花の下昔話の友ふたり
自由な投句箱
★ビードロの器の中の春の魚
★杏子の枝花の終わりて葉をうみし
★運と言う儚きものに蜃気楼
Unknown
亀鳴くや畦田の盛土新たなり
咳ひとつ湖面は揺れぬ放哉忌
みちのくの陽光ひさし朝寝かな
自由な投句箱
★ポケットに句帳忍ばせ春惜しむ
★のどけしや雀の遊ぶ潦
★シャボン玉追いかけ走る女の子
Unknown
＞ 小口泰與 さんへ
＞ 自由な投句箱… への返信
Unknown
＞ 小口泰與 さんへ
＞ .チューリップ楽しみだけが待っている に訂正をお願い致します。
Unknown
蕗の薹雀のいまや翔び立ちぬ
ふきの芽の雌雄を分かち並びおり
蕗の花どの花よりも土に触れ
自由な投句箱
★杉菜生ゆ放置されたる黒き畑
★梨棚の白く光りて花盛り
★一筋の花弁流れ街の川
訂正のお願い
★チューリップ楽しみだけが待っている
以上に訂正いたしますのでよろしくお願いいたします。
自由な投句箱
★花時の媼の装いこざっぱり
★大沼という器の中の花うぐい
★榛名湖の沖より起こる春の虹
自由な投句箱
★チューリップ園の花壇は赤多く
★しべ赤く花の極まり散るかまえ
★散り敷きて襤褸なれども落つばみ
自由な投句箱
その前は銀の馬車道紫木蓮
穴を出し蛇のんびりと陽を浴びる
蛇の目は花の大地を映しおり
訂正のお願い
高橋正子先生
昨日4月10 日の投稿にミスタイプがありました。
お手数をおかけしますが訂正をお願い申し上げます。
誤）★散り敷きて襤褸なれども落つばみ
↓
正）★散り敷きて尚も華やぐ落つばき
以上、よろしくお願い申し上げます。
Unknown
門前の堅雪そやにかたまりぬ
駅頭へ迎え送りぬ忘れ雪
湯治場の家屋なつかし春霞
Unknown
門前の堅雪そやにかたまりぬ
駅頭へ迎え送りぬ忘れ雪
湯治場の家屋なつかし春霞