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コメント
自由な投句箱
2017-04-01 09:01:04
★片栗や里の訛りの聞き取れず
★棚田へと雪しろ奔り雨の朝
★雨脚のはや遠のくよ桜草
自由な投句箱
★桜咲く角まで戻り確かめり
★雨空をぱつと赤らめ桜咲く
★先ず咲きし赤チューリップすらと立つ
自由な投句箱
◇原爆を告ぐる柳の芽吹きをり
◇夜桜のブルーシートで待つ二人
◇四月馬鹿ひとり笑ひとすれちがひ
自由な投句箱
★醒めやらぬ夢の中なり万愚節
★夢なれば夢の侭にて四月馬鹿
★頑なにつぼみ閉じ居り四月冷ゆ
自由な投句箱
囀の森の小道をゆく真昼
荷が届く三月送る雨音に
四月来る遠嶺に降りし夜来の雪
自由な投句箱
◇風光り鯉の影行く城の堀
◇二の丸の橋の御門に春の鴨
◇木蓮や野良猫の来て裏返る
自由な投句箱
★遊蝶花リード離れし子犬かな
★赤腹を焼くや千曲川(ちくま)のつけ場小屋
★あし伸ばす嬰児(やや)の欠伸や春の昼
自由な投句箱
頂や四月の光全身に
山桜見下ろし山の食事かな
詩吟する人もありけり春の山
自由な投句箱
★雨に濡れ下を向きたる犬ふぐり
★白木蓮花弁一つ落としけり
★顔上げて鳥の声聞くフリージア
訂正をよろしくお願い致します。
4月1日の投句と4月2日の投句が間違えて★印が付けられております。よろしく善処をお願い申し上げます。
自由な投句箱
★菜園の狭庭に溢れ花菜風
★青柳の朝日に躍る川面かな
★淀川の草の湾処(わんど)や残り鴨
4月1日分、ご確認下さいませ。
4月1日も下記の如く投句致しております。
ご確認の上、★印のご講評をお願い申し上げます。
★醒めやらぬ夢の中なり万愚節
★夢なれば夢の侭にて四月馬鹿
★頑なにつぼみ閉じ居り四月冷ゆ
自由な投句箱
よく晴れて染井吉野の開花する
朝日さす峰に咲き初め山桜
山桜まず紅の葉が出る
自由な投句箱
★鳥の巣や木箱の中の置き薬
★桜餅食して酒は摘みかな
★青麦や山風に鶏吹かれける
自由な投句箱
◇花冷えや雨となりたる野の昼餉
◇草餅や思ひ出したる祖母の指
◇初燕広がる瀬戸に掠め飛ぶ
自由な投句箱
★新年度朝の顔ぶれ一新す
★花桃や嘘か眞かその話
★桃咲ける角を曲がれば富士見かな
自由な投句箱
★朝の日にぽつと微笑む紫木蓮
★浮雲の動くと見えず春の空
★うとうと花疲れなる車内かな
自由な投句箱
◇囀りや漣光る被爆川
◇野地すみれ「ここにも」と妻指触れる
◇枝垂れ桃赤ヘルかぶるブルドック
自由な投句箱
清明の朝どこまでも晴れ渡る
尺八の音の流れし春の寺
夕刻の空に舞いおり初つばめ
自由な投句箱
★蛙子や田水に忽と日の走り
★暖かや焼き饅頭の味噌の味
★鳥去りて湖平なる遅日かな
自由な投句箱
★清明のテニスボールを打ち込みぬ
★清明や菜っ葉を刻む音確か
★清明の風さわさわと地蔵尊
自由な投句箱
★初ツバメ会えて嬉しや土手歩き
★咲き出せば一度に開く鉢椿
★円卓に春光届き回りゆく
自由な投句箱
★青柳の朝日に躍る川面かな
★日を透きて垣根にうすき新芽吹く
★菜の花の畑の暮色となりにけり
自由な投句箱
いまいちど母と振り向く初桜
朝空に触れたばかりの花静か
車来てさくらの影のふくらみぬ
自由な投句箱
◇花冷の尾鰭立ちたる鯱瓦
◇新芽吹き高速船の轟ける
◇春潮の波打ち際にリュックの子
自由な投句箱
梅の花切られし枝にまだ残る
春夕べ小枝を焚いて飯を炊く
しじみ蝶八重紅梅に来ておりぬ
自由な投句箱
★変わりたる写真の色や目借時
★爪伸びて耳に馴染むや春の暮
★遠山へかたむく日差し春の鳥
自由な投句箱
★桜並木散りし花びら未だなく
★桜咲く待ちし小鳥の声聞かず
★チューリップてんでに背伸びしてをりぬ
自由な投句箱
風光る吉野へ伸びる鉄路かな
触れるほど紅梅近しローカル線
ローカル線土筆摘みいる人の見え
自由な投句箱
★干乾びし春の落葉や色未だ
★ラグビーのタックル練習桜咲く
★散策の暮色となりぬ夕花菜
自由な投句箱
◇田虫葉の布絵の人をまなうらに
◇犬ふぐり安芸の小富士を股のぞき
◇春潮の光の上をかもめ飛ぶ
自由な投句箱
★黄蝶二頭追ひかけ追われ空青し
★その辺の草に止まりし白き蝶
★蝶一つ子の声聞きて高く飛ぶ
自由な投句箱
★春の雲榛名富士より離れずや
★遡上せる数多の稚魚や風光る
★囀やひょいと跳ねたる枝移り
自由な投句箱
蝶集う頂に着き昼ごはん
青空や芽吹き初めにし木々の上
辛夷咲く庭に招かれ入りにけり
自由な投句箱
★入学の手が生え足もランドセル
★手つなぎの記念写真や門桜
★白れんの道に散り初め抓み見る
※ご案内・・・4月7日~9日は田舎で甥の結婚式
出席の為、投稿を休みます。
自由な投句箱
◇桜咲き卒寿の兄の絵のたより
◇次々に鳥の来て鳴く桜かな
◇灯台に桜の咲いて船多し
自由な投句箱
芋植える地球に深き穴掘りて
深く植えし芋にやさしき雨来たる
故郷の夢から覚めて朝寝かな
自由な投句箱
★瀞の渦落花飲み込むばかりなり
★夕映えに雀寄り添う枝垂れ梅
★あけぼのの蟻穴を出づ草の陰
自由な投句箱
地にすみれ咲くころ古き五輪塔
竹刀手に桜の下を女学生
写さんとレンズ向ければ花に風
自由な投句箱
★雨降りて色艶増せる桜かな
★桜さくら名残の雨にそよぎけり
★桜花園児らの声澄み通る
自由な投句箱
★丸ビルにしつらへられし花御堂
★帰りがけ寄り道したる花祭
★花祭り小さき仏にぬかずきぬ
自由な投句箱
◇行く春や愛しき鳥のいない川
◇蕗味噌を豆腐に付けて肴にし
◇竹の旬春筍のやわらかき
自由な投句箱
★漆黒を背景となす雪柳
★句会はや皆年嵩よ目借時
★黄水仙風の意のまま傾ぎけり
自由な投句箱
桜咲く双子の赤子微笑めり
馬鈴薯は地中に深く芽を伸ばす
陽光をレタス静かに巻き始め
自由な投句箱
ひと晩で桜おおかた開きけり
春雨の来る前に母と墓掃除
新しき花壇に並ぶチューリップ
自由な投句箱
◇桜餅向き合ひながら一つづつ
◇桃咲いて野球少年声高し
◇突然に匂ひイリスや夏近し
自由な投句箱
母と手をつないで見やるチューリップ
山桜霧立ち昇る朝の峰
桜咲く日がな一日外にいたい
自由な投句箱
★出会ひたる俳句に学ぶ虚子忌かな
★雨空に桜咲き満つ虚子忌かな
★虚子忌の句一人投句の句会かな
自由な投句箱
★花桃や洋傘二本たずさえて
★花冷や遊覧船のかしましき
★愛犬にかしずく妻や春の雷
自由な投句箱
わが街に青空連れて木の芽風
オフィスビル桜の傘にけぶりいる
襖絵のごとくオフィスの玻璃に花
自由な投句箱
◇久々の洗車に疲れ初蝶来
◇初蝶や手のなる方へよちよちと
◇サッカーの応援に来て燕飛ぶ
自由な投句箱
<吉野山三句>
花の雲の彼方に浮かぶ蔵王堂
奥千本さくらの蕾まだかたし
花近き西行庵を訪ね来る
自由な投句箱
★揚ひばり榛名山(はるな)へ流る雲一朶
★水音をたてて争う残り鴨
★逆光に野川の面や桃の花
自由な投句箱
★花枝の間に笑ふ女の子かな
★緑の花咲きたる如し大島桜
★地に這へる太き幹より咲きし花
自由な投句箱
<結婚式出席の為出雲へ>
★ハイウェイの山に明るき花の雲
★菜の花のはるか眼下や宍道湖に
★風光る畑に出雲のワイナリー
自由な投句箱
★梅散るやかそけき雨の音すなり
★花桃や名も知らぬ鳥かしましき
★蝌蚪生(あ)れて幽かに池の笑いけり
自由な投句箱
★橋の下広がり進む花筏
★傘さしてビニールシートの花見かな
★雨空に焔の如き赤椿