※当季雑詠３句（春の句）を＜コメント欄＞にお書き込みください。
※投句は、一日１回３句に限ります。
※好きな句の選とコメントを＜コメント欄＞にお書き込みください。
※お礼などの伝言も＜コメント欄＞にお書きください。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。
主宰：高橋正子・管理：高橋信之
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コメント
自由な投句箱
★花冷や医師の言葉は血の検査
★のどけしや鳶滑空ととびの笛
★うららかやきらきら光る潦
自由な投句箱
染井吉野開山堂に開き初め
山桜大樹は日輪を隠し
青鷺の静かなる狩春の池
自由な投句箱
★咲き満ちし花に生気や朝の雨
★友達とレッスン予約花の雨
★接待の茶席案内遍路道
自由な当句箱
★三鬼忌のボヘミアンとて春帽子
★議員らの今日よりマスク四月馬鹿
★歩みゆく土手の川辺や柳絮降る
自由な当句箱
人を待つ高瀬川面と夜桜と
高瀬川石の橋げた夜の桜
夜桜の映る川面や高瀬川
自由な投句箱
★古傷のいつもの事よ木の芽時
★渓流も春たけなわの流れかな
★咲き満し花の上にて眠りたし
自由な投句箱
広くなる川面に静か残る鴨
春の雨窓辺に来る鳥の影
目覚めけり磯鵯の囀りに
自由な投句箱
窓に花魔笛を歌うカーラジオ
花満ちし帰路のカーラジオに魔笛
春嵐波の音以て窓たたく
自由な投句箱
★めぐり行く路線バス見え菜種梅雨
★花冷えの在所となりぬ日暮れかな
★篝火の焚かれ人無き花しぐれ
自由な投句箱
★青き眼の遍路も居たる霊山寺
★遍路笠脱ぎて仰ぎぬ大師像
★波の音囁くごとし春の海
自由な投句箱
★はくれんや黙の水面の流れける
★花の雲乗りて休みて眠りたし
★田の上をなぞえに翔ける燕かな
自由な当句箱
★から梨の花の昼なり村の辻
★まくなぎの遮り居たる明日は雨
★西山の峰の鐘鳴る花の雲
自由な投句箱
頭をあげよいずこも桜満開に
更紗木蓮高く銀の馬車道に
さくら咲く捨てられにゆく古畳
自由な投句箱
★高高と白衣観音春の空
★榛名湖にほどけ初めたる楓の芽
★命ある限り枝はる桜かな
自由な投句箱
★軒の下忘れず来る燕かな
★目の前で燕返しを見せられし
★土咥えひらり潜れる燕の巣
自由な投句箱
★遠き日の母想いをり紫木蓮
★山あいの日々に色付く花の雲
★殊更にことしは惜しき花の屑
自由な投句箱
川に沿い道に沿いたり桜咲く
廃屋となりしはいつか花楓
一本の桜が守る社かな
自由な投句箱
★榛名山より風神に乗る春の雲
★この時間鳥の来ている遅日かな
★うららかや十方へ陽の差しにける
自由な投句箱
ため池にソーラーパネル桜咲く
造り酒屋桜一枝のその向こう
咲き満ちて人の気配は無き桜
自由な投句箱
★春光や投げ合へる球山なりに
★投げ釣りの糸の光れる春の川
★ここまでと句切る行列マスク買ふ
自由な当句箱
★校門の生徒待ち居り花盛り
★春風のマルチ波打つ大原野
★遠目には少し青ざめ辛夷咲く
自由な投句箱
★はくれんや風通りける裏鬼門
★太古より川の流れや松の花
★鳥声を足して桜のそろい咲く
自由な投句箱
★大根の花咲き誇る畑かな
★花大根薄紫の柔らかし
★清明や流れ始めし用水路
自由な投句箱
★菜の花の漬物青き朝餉かな
★咲くものは咲き満ち居たる花吹雪
★大根の花に夕日や大原野
自由な投句箱
山裾も頂もみな花盛り
峠から流れと花を眺めおり
頂を占めて咲きおり遠ざくら
自由な投句箱
★太白や庭おぼろなる竹林
★花散るや嶺より絶えず根無し雲
★君子欄一朶の雲の動かざる
自由な投句箱
★芝生にて弁当広げ暖かし
★公園の古りしベンチや暖かし
★春の暮赤き火の玉沈み行く
自由な投句箱
眼前に花びら放ち初む桜
小さくもしゃんと咲きたりチューリップ
堂々の桜が囲む広場かな
自由な投句箱
★余寒なほドゥィンドゥィンとMRI
★ソーシャルの間隔如何に春愁ふ
★幼子のスキップ走りや春たのし
自由な投句箱
★噴煙の北へ流るる落花かな
★裏庭と景違えてや八重桜
★囀りや新車納入されにける
自由な投句箱
★ちらほらと花の散りたる虚子忌かな
★幼子も母と茶をかけ花祭
★丸ビルに釈迦のおはせし花祭
自由な投句箱
絢爛たる一本桜墓の前
戦死者の墓標並びし桜かな
満開の桜兵士の墓に触れ
自由な投句箱
★しべ赤く散るべき時か花あはれ
★上り行く花の寺へと花の雲
★虚子の忌や花咲き鳥の歌い居り
＝追伸＝
花冠4月ネット句会の投句欄がありません。宜しくお手配を願います。
自由な投句箱
★隠り沼や落花盛んな鳥の声
★たぐいなき千本桜雨の中
★逞しき利根の流れや春耕す
４月ネット句会について
高橋信之先生、正子先生
お早うございます。
４月ネット句会の投句欄が御座いません。
よろしく善処をお願い致します。
自由な投句箱
★朝寝覚め夢見し名句消えにけり
★朝寝して朝湯に浸かる湯治かな
★今日よりは在宅勤務朝寝せむ
Unknown
桑本さま、小口さま
四月月例ネット句会のアドレスはこちらです。
月例句会のページをブックマークされていると便利です。
https://blog.goo.ne.jp/kakan02d
自由な投句箱
散り敷ける花びらを踏む山路かな
銀色に芽吹き初めにし小楢かな
山路いまつつじ回廊となりぬ
自由な投句箱
★みほとけの横顔憂う仏生会
★ぽつぽつと緑吹き居り銀杏の芽
★一陣の風に地獄や花ふぶき
自由な投句箱
★魚棚に背鰭びしりと桜鯛
★秘帖求め海を渡れり桜鯛
★鳥の声聞きつつ歩む花見かな
自由な投句箱
★激つ瀬に蝶飲み込まれ如何とも
★峡の里一本桜爛漫と
★また二人車より降る田芹かな
自由な投句箱
鬼瓦に寄り添い桜咲きにけり
尺八や花盛りなる境内に
ひとり座す花びら舞い続く中に
自由な投句箱
★花の雲見下ろす天に放れ雲
★おもかげの母を慕いき花だいこん
★満天星の花に夕日やつまみ見る
御礼
高橋正子先生
「揚雲雀」の句を添削して頂き有難う御座います。大変勉強になりました。これからもよろしくご指導のほどお願い致します。