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コメント
自由な投句箱
★白壁を背に見る湖や日向ぼこ
★野兎の毛皮あります峠茶屋
★寒禽やケートボールの打球音
自由な投句箱
★青き皿透き通りたる河豚刺身
★河豚有りと提灯吊りし割烹店
★水槽の河豚生き生きと歌舞伎町
自由な投句箱
冬紅葉冬の大地に寝転んで
風吹くよ残る紅葉を惜しみつつ
山なみの重なりあいて冬うらら
自由な投句箱
★枯尾花水の干上がる桂川
★白きもの微かに落つや冬の京
★猛り鳴き樹間つらぬく冬の鵯
自由な投句箱
★冬鷺や石のあふるる利根川原
★枯枝に寄り添う二羽の雀かな
★まるまると炬燵に入りて高鼾
御礼
高橋信之先生、正子先生
昨日は花冠月例句会2019年の四月度と九月度の金賞の贈り物と正子先生の素敵な俳句を頂き厚く感謝申し上げます。ありがとう御座いました。
なお、12月11日に2020年度花冠年会費を納めさせていただきました。よろしくご確認をお願い申し上げます。
今後ともご指導の程お願い申し上げます。
自由な投句箱
★しぐるるや鉄塔嶺に天王山
★葎枯るグランドネットの襤褸かな
★見下ろせば眼下緋色や冬紅葉
御礼
高橋信之先生、正子先生
本日は花冠月例句会2019年度の金賞としまして、素晴らしい贈り物と、両先生の俳句葉書を頂戴しまして大変有難う御座います!!。
自由な投句箱
一枚の落葉リュックへと入りぬ
人声やすぐに焚火の香の流る
落葉積もる藩主の墓の石段に
お礼
信之先生、正子先生
本日、花冠月例句会の金賞の贈り物と俳句葉書が届きました。
芽吹く樹へつぎつぎ心遊ばせる/信之先生
来たぞ来たぞいつもの目白が蜜吸いに/正子先生
一年ご指導をいただき誠にありがとうございました。
自由な投句箱
★ところどころビルが消えたる冬霞
★観音の頭の浮かぶ冬霞
★富士の峯ふわりと浮かべ冬霞
自由な投句箱
★帰り来て炬燵に丸寝致しけり
★凄まじき仏間の柱黒光り
★雨音をすずろに聞けり置炬燵
自由な投句箱
ひとり来て頂に会う帰り花
ピラカンサ小春日和の修道院
葉を透かし陽は万両の実に届く
自由な投句箱
★葉牡丹の渦の淡きや花舗の朝
★綿虫の影に日向に寄りそいぬ
★日の落つや書斎忽ち冷え来たり
自由な投句箱
信之先生 正子先生
本日素敵な 贈り物を頂戴しありがとうございました。
石蕗の花続く路杖の父
冬灯し自転車下校夜学生
球根の鉢は猫の来ぬ位置に
自由な投句箱
★嚏して慌てて出せるハンカチかな
★露店湯の湯気の中より大嚏
★はつはつはとモーションつけて大嚏
自由な投句箱
先ほど投句した
★露店湯の湯気の中より大嚏
を下記の通り訂正致します。
★露天湯の湯気の中より大嚏
以上宜しくお願い致します。
自由な投句箱
★火の山の裾廻溶岩道枯すすき
★凄まじき一筋の風寒の滝
★冬ばらの咲かずすなおに首傾げ
自由な投句箱
冬ぬくし頂に赤き実の見ゆる
満月の隈なきを見る師走かな
誘われて新しき道冬うらら
自由な投句箱
★金の鈴つけた猫なり日向ぼこ
★川べりの風の通りや枯尾花
★堰水の落つや飛沫の冴え冴えと
自由な投句箱
★寒雷にすは逃げ場なき小犬かな
★寒星を統べし大神とおもいけり
★せぐくまる寝床の中や虎落笛
自由な投句箱
★冴え冴えと光放てる朝の月
★木陰をば明るくしたる実万両
★古き家の庭に艶やか実万両
自由な投句箱
冬紅葉まだ赤々とわれを待つ
裸木となりし公孫樹を仰ぎ見る
金色の落葉たっぷり大公孫樹
自由な投句箱
★生駒嶺のゆるきうねりや冬ぬくし
★一二枚残すばかりや冬紅葉
★医科大を囲む銀杏冬木かな
投句訂正
三番目の投句を訂正致します。
誤)医科大を囲む銀杏冬木かな
↓
正)医科大を囲む銀杏の冬木かな
自由な投句箱
★仏僧の落葉で描く達磨かな
★落葉にて赤城山(あかぎ)を描く僧徒かな
★寺僧の霊入魂落葉の絵
自由な投句箱
★事始めまず神棚を浄めけり
★事始めコーヒーメーカー新たにす
★カラカラと鐘を鳴らして飾り売り
自由な投句箱
シダーローズ拾いし冬の散歩道
桜枯れただ青空に身をまかす
冬の月いま山の端にかかりおり
自由な投句箱
★医科大を囲む落葉松冬もみじ
★綿虫の確かに翅の煌めける
★生駒嶺のうねり遥かに冬ぬくし
自由な投句箱
★支流より枯葉利根川(とね)へと急きにけり
★夕映えに映ゆる野川や冬の鷺
★畑ごとの霜の濃淡朝日かな
自由な投句箱
★セーターの毛玉を摘みて切りもなし
★セーターの袖口少しゆるみをり
★冬防止編んであげると言われけり
自由な投句箱
山に向かう冬の苺を頬張って
気球二機なかぞらを行く十二月
石段と落葉を踏んで山頂へ
自由な投句箱
★はらはらと木の葉舞い散る風一陣
★菜園の畝立てらるる冬日かな
★しでもみじ落葉散り敷く昇降機
自由な投句箱
★風の無き冬夕焼けの雲と山
★新聞紙に包み大根を差し上げし
★岩ひとつ堰きて綾なす冬の利根川(とね)
自由な投句箱
落葉中地蔵立ちたり六丁峠
銀杏見上ぐ銀杏落葉に寝転んで
山頂から裏六甲の冬景色
自由な投句箱
★枯蘆の白く傾げる中州かな
★生垣の剪られ山茶花のぞきけり
★午後四時の高層棟や冬暮色
自由な投句箱
初雪よ嬉しいでしょう三回忌
青空に黄を揺らしけり冬の蝶
冬びより鳩の後ゆく車椅子
自由な投句箱
★跼る布団の中や真夜の風
★畦道の犬を一瞥寒鴉
★水鳥や入日ひと筋沼囃す
自由な投句箱
仲冬の頂に響く鐘の音
枯れてゆく葉に真っ青な空があり
落葉す落羽松の並木道
自由な投句箱
★山膚の赤く凍て居り天王山
★嶺の端の明るくなりぬしぐれ止む
★枯蘆の白く傾げる中州かな
自由な投句箱
足場組み越南語響く冬の朝
配送を待つ歳暮倉庫に積み上がる
冬暁や赤光を灯す給湯器
自由な投句箱
★白鳥や沼へ一筋差す夕日
★細やかな風の中なる冬至梅
★室咲や祝辞短きほど良かれ
自由な投句箱
冬の薔薇ぽつぽつ人無き薔薇園に
桜枯れ枝すみずみまで陽を浴びる
冬至にと柚子をたっぷりいただきぬ
自由な投句箱
★裸木の枝のびのびと昼の月
★ゲートボール音高く打つ枯木の園
★裸木の欅の幹の太きこと
自由な投句箱
★綿虫の翅を確かに見たりけり
★来て見れば銀杏枯木やバス通り
★冴え冴えと白き実ありぬ川辺かな
自由な投句箱
★冬桜海の如空深深と
★冬そうび開こうとしてひらからず
★侘助や役目終わりし達磨達
自由な投句箱
忘年や朝挽鶏を炙り食う
怪我もあり病もありぬ年忘れ
土産持ちインフルエンザの友見舞う
自由な投句箱
★湯豆腐を好む二人の笑顔かな
★湯豆腐や終わる頃には雨上がり
★湯豆腐に心和める夕べかな
自由な投句箱
★突然の真夜の風聞く虎落笛
★下枝にしがみつきをり冬紅葉
★吹き来ればはらはら散りぬ枯葉かな