自由な投句箱/12月1日~10日 2021年12月2日 10:09 | Weblog ※当季雑詠3句(冬の句)を<コメント欄>にお書き込みください。 ※投句は、一日1回3句に限ります。 ※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。 ※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。 ※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。 代表:高橋正子・管理:高橋信之 X Facebook はてブ LINE コメント 管理 2021年12月1日 10:31 転記/12月1日分 (小口泰與) 2021-12-01 09:14:45 ★忽と消え忽と現る雪浅間 ★水枯れの添水や風の竹林 ★隼の真一文字の雄飛かな 返信する 廣田洋一 2021年12月1日 12:04 自由な投句箱 ★去年今年希望の光点滅す ★枯菊を折れば放てる香のありぬ ★枯菊のごみとなりてもなほ香る 返信する 桑本栄太郎 2021年12月1日 20:26 自由な投句箱 ★綿虫の青き翅浮く川辺かな ★冬日差す旧家にありぬ網代垣 ★ふかふかと銀杏落葉を歩きけり 返信する 小口泰與 2021年12月2日 13:53 自由な投句箱 ★冬草の各各の挙措雨の丘 ★夕暮や時雨の遊ぶ鎖樋 ★鋭声上げ鳥発ちにけり寒茜 返信する 廣田洋一 2021年12月2日 14:44 自由な投句箱 ★白丸に三角四角おでん食ぶ ★おでん鍋久し振りなと迷ひ箸 ★枯菊を焚きたる煙香りけり 返信する 多田有花 2021年12月2日 15:38 自由な投句箱 凩や叔父の訃報の届きけり 午後の陽の翳り具合の冬めきぬ 短日の通夜に集まる親族ら 返信する 桑本栄太郎 2021年12月2日 18:42 自由な投句箱 ★瘤かざすように立ちたる冬木かな ★さざ波を切つて進むや浮寝鳥 ★峰の端に冬の入日や今まさに 返信する 小口泰與 2021年12月3日 8:03 自由な投句箱 ★来し方の煙の町や寒の晴 ★寒犬や耳門の鈴の鳴りにける ★廃寺への九十九折なり息白し 返信する 廣田洋一 2021年12月3日 15:42 Unknown 自由な投句箱 ★山間にぱつと光れる紅葉かな ★冬の陽をきらきら返す播磨灘 ★木枯しに少し揺れたるケーブルカー 返信する 多田有花 2021年12月3日 19:04 自由な投句箱 斎場への道の傍ら冬紅葉 捨てるべきものを物色十二月 いと軽しベビーピンクのジャケットは 返信する 桑本栄太郎 2021年12月3日 19:59 自由な投句箱 ★園児らのカートに乗りて冬田道 ★煉瓦這い日差し明るく蔦枯るる ★降るように零れるように落葉時 =追伸= 昨日12月2日の投句「さざ波を切つて進むや浮寝鳥」の句ですが さざ波が次々に押し寄せ、浮寝鳥がぷかぷか波に乗って進むような 光景を詠みました。 そこで情景が分かり辛いのであれば推敲の上 ①さざ波に乗つて浮かびぬ浮寝鳥 ②さざ波に乗り進むかに浮寝鳥 ③ぷかぷかとさざ波切りて浮寝鳥・・・なども? 返信する 小口泰與 2021年12月4日 9:22 自由な投句箱 ★鈴鳴らす魚の魚信や冬の沼 ★へら浮子の塗りは漆や囲炉裏端 ★牧場の白馬足掻くや空っ風 返信する 小口泰與 2021年12月4日 9:22 自由な投句箱 ★鈴鳴らす魚の魚信や冬の沼 ★へら浮子の塗りは漆や囲炉裏端 ★牧場の白馬足掻くや空っ風 返信する 多田有花 2021年12月4日 14:40 自由な投句箱 後の日は空白故人の古日記 年々の月日の加速師走かな クリスマスソング聞きつつ洗濯を 返信する 廣田洋一 2021年12月4日 16:59 自由な投句箱 ★久闊を叙したるともとおでん酒 ★コンビニでおでんを選ぶ昼餉かな ★散り来たる木の葉とつかる露天風呂 返信する 桑本栄太郎 2021年12月4日 17:50 自由な投句箱 ★冬蝶の日差しためらい彷徨いぬ ★ひと風に木の葉しぐれやバス通り ★落葉松の冬の紅葉や蒼空き空 返信する 桑本栄太郎 2021年12月4日 20:08 投稿間違いの訂正のお願い 本日の投稿に打ち間違いがあり、ご提出をお願い申し上げます。 誤)★落葉松の冬の紅葉や蒼空き空 ↓ 正)★落葉松の冬の紅葉や蒼き空 返信する 廣田洋一 2021年12月5日 9:47 自由な投句箱 ★綿虫や雪富士見つつ飛びてをり ★鍋持ちてコンビニへ行くおでんかな ★おでん煮て夕餉の支度終へにけり 返信する 小口泰與 2021年12月5日 10:14 自由な投句箱 ★あかつきの日日渡り行く舟と鴨 ★茜さす雪の浅間や下校の児 ★雪山を下りし漢のあぎとかな 返信する 多田有花 2021年12月5日 15:36 自由な投句箱 漢方薬煎じる香り冬厨 冬野菜たっぷり入れしスープかな 道の辺の花壇の手入れ冬の朝 返信する 桑本栄太郎 2021年12月5日 18:12 自由な投句箱 ★峰奥の日差し明るき時雨かな ★枯枝の枝垂れ桜のしだれけり ★一斉に翔びしすずめや冬田晴れ 返信する 小口泰與 2021年12月6日 9:30 自由な投句箱 ★帰り花朝明(あさけ)の空へ伝書鳩 ★渓音にのめり込んでる冬黄葉 ★谷川へ影踊らすや柿落葉 返信する 廣田洋一 2021年12月6日 11:51 自由な投句箱 ★隠し味は土地の銘酒やおでん炊く ★子供らにおでん残して一人旅 ★冬紅葉今を盛りの六義園 返信する 桑本栄太郎 2021年12月6日 18:27 自由な投句箱 ★八つ手咲く厨の窓に食器の音 ★白き実のナンキン櫨や冬ざるる ★雲間より水色空や寒波来る 返信する 多田有花 2021年12月6日 18:58 自由な投句箱 裸木の囲む広場でキャッチボール 遠目にも赤き実南天と思う 青空に憧れている木守柿 返信する 小口泰與 2021年12月7日 8:44 自由な投句箱 ★突然に羚羊に遭い棒立ちに ★綿虫や赤城陰れば利根晴るる ★天つ日と風の群馬や麦畑 返信する 廣田洋一 2021年12月7日 10:46 自由な投句箱 ★大根が主役を努めおでん鍋 ★新障子真白き中にラジオ聞く ★花模様透かして浮かぶ白障子 返信する 桑本栄太郎 2021年12月7日 18:45 自由な投句箱 ★大雪や雨の一日の暮れゆける ★水涸るる近江の湖や浮御堂 ★夢に見るふるさと遠き枯野かな 返信する 多田有花 2021年12月7日 19:13 自由な投句箱 紅白の実南天に迎えらる 銀杏落葉踏み自転車の疾走す 冬半ば素焼きの鉢にパンジー咲く 返信する 小口泰與 2021年12月8日 9:55 自由な投句箱 ★奥利根の峡田棚田の霜柱 ★碧天や雪の浅間へ禽の群 ★おやみなき風や麦芽の谷戸の空 返信する 廣田洋一 2021年12月8日 11:17 自由な投句箱 ★大根の味しみわたるおでんかな ★冬の水鯉の動きも緩やかに ★川底の石光りけり冬の水 返信する 桑本栄太郎 2021年12月8日 18:12 自由な投句箱 ★照るくもる冬の日差しの定まらず ★固まつて孤独のままに枯蟷螂 ★綿虫のたじろき舞いぬ田道かな 返信する 多田有花 2021年12月8日 21:11 自由な投句箱 葉は枯れて花のみ残り冬の菊 仲冬に野葡萄の青残りおり 山茶花の赤白ピンクと咲きそろう 返信する 小口泰與 2021年12月9日 8:02 自由な投句箱 ★青星や赤城のすそ野明らかに ★蔵開けて潜みし凍てにぶち当たり ★白鳥やあくまで蒼き湖の色 返信する 廣田洋一 2021年12月9日 12:06 自由な投句箱 ★定時にて退社の友とおでん酒 ★冬の水浮かべるものの何もなし ★冬の水並木の枝をくっきりと 返信する 桑本栄太郎 2021年12月9日 18:35 自由な投句箱 ★日を透きし空の蒼さや枯木立 ★綿虫の翅の大きく透き通る ★手袋の二つで一つ何処へやら 返信する 多田有花 2021年12月9日 19:26 自由な投句箱 開戦日友の訃報の届きけり 小春日や老人ホームの母を訪う 母のため電気毛布を買いにけり 返信する 小口泰與 2021年12月10日 9:15 自由な投句箱 ★雪蒼き谷川岳の狭間かな ★霜晴や深閑として大庇 ★百態の水の流れや紙漉女 返信する 廣田洋一 2021年12月10日 9:47 自由な投句箱 ★ガード下おでん屋台の賑わへり ★冬の水しんと映れる金閣寺 ★冬の水河原の石を磨きをり 返信する 多田有花 2021年12月10日 16:16 自由な投句箱 韋駄天と呼ばれし人よ師走に逝く 昼休み甘き蜜柑を二つ剥く あぶらげと焚かれ大根のやわらかし 返信する 桑本栄太郎 2021年12月10日 19:07 自由な投句箱 ★くいくいと桜冬芽や蒼空に ★川べりのあっけんからと枯尾花 ★からす飛びあまた塒へ冬夕焼け 返信する 桑本栄太郎 2021年12月10日 19:07 自由な投句箱 ★くいくいと桜冬芽や蒼空に ★川べりのあっけんからと枯尾花 ★からす飛びあまた塒へ冬夕焼け 返信する
コメント
転記/12月1日分
(小口泰與)
2021-12-01 09:14:45
★忽と消え忽と現る雪浅間
★水枯れの添水や風の竹林
★隼の真一文字の雄飛かな
自由な投句箱
★去年今年希望の光点滅す
★枯菊を折れば放てる香のありぬ
★枯菊のごみとなりてもなほ香る
自由な投句箱
★綿虫の青き翅浮く川辺かな
★冬日差す旧家にありぬ網代垣
★ふかふかと銀杏落葉を歩きけり
自由な投句箱
★冬草の各各の挙措雨の丘
★夕暮や時雨の遊ぶ鎖樋
★鋭声上げ鳥発ちにけり寒茜
自由な投句箱
★白丸に三角四角おでん食ぶ
★おでん鍋久し振りなと迷ひ箸
★枯菊を焚きたる煙香りけり
自由な投句箱
凩や叔父の訃報の届きけり
午後の陽の翳り具合の冬めきぬ
短日の通夜に集まる親族ら
自由な投句箱
★瘤かざすように立ちたる冬木かな
★さざ波を切つて進むや浮寝鳥
★峰の端に冬の入日や今まさに
自由な投句箱
★来し方の煙の町や寒の晴
★寒犬や耳門の鈴の鳴りにける
★廃寺への九十九折なり息白し
Unknown
自由な投句箱
★山間にぱつと光れる紅葉かな
★冬の陽をきらきら返す播磨灘
★木枯しに少し揺れたるケーブルカー
自由な投句箱
斎場への道の傍ら冬紅葉
捨てるべきものを物色十二月
いと軽しベビーピンクのジャケットは
自由な投句箱
★園児らのカートに乗りて冬田道
★煉瓦這い日差し明るく蔦枯るる
★降るように零れるように落葉時
=追伸=
昨日12月2日の投句「さざ波を切つて進むや浮寝鳥」の句ですが
さざ波が次々に押し寄せ、浮寝鳥がぷかぷか波に乗って進むような
光景を詠みました。
そこで情景が分かり辛いのであれば推敲の上
①さざ波に乗つて浮かびぬ浮寝鳥
②さざ波に乗り進むかに浮寝鳥
③ぷかぷかとさざ波切りて浮寝鳥・・・なども?
自由な投句箱
★鈴鳴らす魚の魚信や冬の沼
★へら浮子の塗りは漆や囲炉裏端
★牧場の白馬足掻くや空っ風
自由な投句箱
★鈴鳴らす魚の魚信や冬の沼
★へら浮子の塗りは漆や囲炉裏端
★牧場の白馬足掻くや空っ風
自由な投句箱
後の日は空白故人の古日記
年々の月日の加速師走かな
クリスマスソング聞きつつ洗濯を
自由な投句箱
★久闊を叙したるともとおでん酒
★コンビニでおでんを選ぶ昼餉かな
★散り来たる木の葉とつかる露天風呂
自由な投句箱
★冬蝶の日差しためらい彷徨いぬ
★ひと風に木の葉しぐれやバス通り
★落葉松の冬の紅葉や蒼空き空
投稿間違いの訂正のお願い
本日の投稿に打ち間違いがあり、ご提出をお願い申し上げます。
誤)★落葉松の冬の紅葉や蒼空き空
↓
正)★落葉松の冬の紅葉や蒼き空
自由な投句箱
★綿虫や雪富士見つつ飛びてをり
★鍋持ちてコンビニへ行くおでんかな
★おでん煮て夕餉の支度終へにけり
自由な投句箱
★あかつきの日日渡り行く舟と鴨
★茜さす雪の浅間や下校の児
★雪山を下りし漢のあぎとかな
自由な投句箱
漢方薬煎じる香り冬厨
冬野菜たっぷり入れしスープかな
道の辺の花壇の手入れ冬の朝
自由な投句箱
★峰奥の日差し明るき時雨かな
★枯枝の枝垂れ桜のしだれけり
★一斉に翔びしすずめや冬田晴れ
自由な投句箱
★帰り花朝明(あさけ)の空へ伝書鳩
★渓音にのめり込んでる冬黄葉
★谷川へ影踊らすや柿落葉
自由な投句箱
★隠し味は土地の銘酒やおでん炊く
★子供らにおでん残して一人旅
★冬紅葉今を盛りの六義園
自由な投句箱
★八つ手咲く厨の窓に食器の音
★白き実のナンキン櫨や冬ざるる
★雲間より水色空や寒波来る
自由な投句箱
裸木の囲む広場でキャッチボール
遠目にも赤き実南天と思う
青空に憧れている木守柿
自由な投句箱
★突然に羚羊に遭い棒立ちに
★綿虫や赤城陰れば利根晴るる
★天つ日と風の群馬や麦畑
自由な投句箱
★大根が主役を努めおでん鍋
★新障子真白き中にラジオ聞く
★花模様透かして浮かぶ白障子
自由な投句箱
★大雪や雨の一日の暮れゆける
★水涸るる近江の湖や浮御堂
★夢に見るふるさと遠き枯野かな
自由な投句箱
紅白の実南天に迎えらる
銀杏落葉踏み自転車の疾走す
冬半ば素焼きの鉢にパンジー咲く
自由な投句箱
★奥利根の峡田棚田の霜柱
★碧天や雪の浅間へ禽の群
★おやみなき風や麦芽の谷戸の空
自由な投句箱
★大根の味しみわたるおでんかな
★冬の水鯉の動きも緩やかに
★川底の石光りけり冬の水
自由な投句箱
★照るくもる冬の日差しの定まらず
★固まつて孤独のままに枯蟷螂
★綿虫のたじろき舞いぬ田道かな
自由な投句箱
葉は枯れて花のみ残り冬の菊
仲冬に野葡萄の青残りおり
山茶花の赤白ピンクと咲きそろう
自由な投句箱
★青星や赤城のすそ野明らかに
★蔵開けて潜みし凍てにぶち当たり
★白鳥やあくまで蒼き湖の色
自由な投句箱
★定時にて退社の友とおでん酒
★冬の水浮かべるものの何もなし
★冬の水並木の枝をくっきりと
自由な投句箱
★日を透きし空の蒼さや枯木立
★綿虫の翅の大きく透き通る
★手袋の二つで一つ何処へやら
自由な投句箱
開戦日友の訃報の届きけり
小春日や老人ホームの母を訪う
母のため電気毛布を買いにけり
自由な投句箱
★雪蒼き谷川岳の狭間かな
★霜晴や深閑として大庇
★百態の水の流れや紙漉女
自由な投句箱
★ガード下おでん屋台の賑わへり
★冬の水しんと映れる金閣寺
★冬の水河原の石を磨きをり
自由な投句箱
韋駄天と呼ばれし人よ師走に逝く
昼休み甘き蜜柑を二つ剥く
あぶらげと焚かれ大根のやわらかし
自由な投句箱
★くいくいと桜冬芽や蒼空に
★川べりのあっけんからと枯尾花
★からす飛びあまた塒へ冬夕焼け
自由な投句箱
★くいくいと桜冬芽や蒼空に
★川べりのあっけんからと枯尾花
★からす飛びあまた塒へ冬夕焼け