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コメント
転記
(小口泰與)2019-11-11 08:50:11
★小流れの木葉と歩む小春かな
★冬浅し酒万頭をほうばって
★利根川の岩を越え行く波小春
自由な投句箱
★頭頂のティアラ光れる冬麗
★稜線の真白く浮かぶ冬日和
★冬日和子豚と遊ぶ子らの声
自由な投句箱
初冬や銀杏ようやく色づきぬ
青空に真白き山茶花の映えて
里山の十一月の頂よ
自由な投句箱
★亜浪忌の枯れゆく色を惜しみけり
★茅の穂絮となりたる入日かな
★冬紅葉この道たどり父祖の地へ
自由な投句箱
★巨大なる冬霧忽と山上湖
★烈風に縋るもの無き枯すすき
★小春日や湖畔に画架の五つ六つ
自由な投句箱
★浅漬けの糠かき混ぜる朝かな
★浅漬けの鉢を真中に夕餉かな
★浅漬けに塩昆布混ぜて丸き味
自由な投句箱
冬紅葉見上げつ山門に向かう
冬陽踏み山門へ続く石段を
楓まだ青々として冬はじめ
自由な投句箱
★休耕の畑に希望や泡立草
★屋上のクレーンに冬の入日かな
★暮れのこる夕日ならずや冬紅葉
自由な投句箱
★大根のステーキ香る厨かな
★畑大根青首出して雨に濡れ
★大根に味染み透るおでん鍋
自由な投句箱
★隼や初冠雪の浅間山
★冬の日の我が影を置く川原かな
★軒下へ薪を積みけり日短か
自由な投句箱
ひと臼の餅つき終わり黄粉餅
湯上りのライトアップの冬紅葉
初しぐれ彩り初めし山隠す
自由な投句箱
★照葉せる朝の窓辺や冬紅葉
★満天星の冬の紅葉の団地かな
★二階家の軒端明かりや柿すだれ
自由な投句箱
★湯の街の石段街や冬の暮
★寒暁のフロントガラス白き地図
★水源の森の渓流小六月
自由な投句箱
★産土の神にお参り小春かな
★小春蝶光撒きつつ飛び去りぬ
★冬満月乱して入る露天風呂
自由な投句箱
初しぐれ去りきらきらと夕陽さす
法事終え酒饅頭の熱々を
初冬の青空に皇帝ダリア
自由な投句箱
★切干の笊に干乾びちりちりに
★山際の空が真つ赤ぞ冬落暉
★大根の葉つぱ広ごり干菜汁
自由な投句箱
★迫りくる苦内の木葉獣の道
★次々と手裏剣の如木葉雨
★朝日受く榛名九嶺冬薔薇
自由な投句箱
★水槽の河豚を選びて鍋料理
★良く笑ひ取り分け早し鍋奉行
★食べ終えて水槽の河豚残り僅か
自由な投句箱
冬紅葉映し静かな池の水
池の端に静かにとまり冬の蝶
青空と冬の紅葉と飛行機と
自由な投句箱
★木枯や喪中はがきの早や一枚
★街燈の夜ともなれば冬めける
★夕刊を取りに出でれば宵の冷え
自由な投句箱
★木枯や喪中はがきの早や一枚
★街燈の夜ともなれば冬めける
★夕刊を取りに出でれば宵の冷え
自由な投句箱
木犀を指さす夫婦療の苑
療苑の木犀今は二人に薫る
まとめ髪ほどけば冬の日に照りぬ
自由な投句箱
★落葉掃く人また一人増えにけり
★滝壺の渦を取り巻く落葉かな
★からからと落葉出迎へ夜の道
自由な投句箱
★我が影の野川越え行く冬旱
★冬浅間画布いっぱいに青と白
★けがれ無き冬天に舞う伝書鳩
自由な投句箱
地に落ちし冬の黄葉のまだ光る
冬真昼海の最も光りけり
大橋の主塔の見える冬の晴
自由な投句箱
★燦々と日当たりながら冬紅葉
★新聞の初雪報らす伯耆富士
★着付け終え凛と上向く着袴の儀
自由な投句箱
★恐竜の背骨の山や冬紅葉
★傘寿まで犬と歩みて小春かな
★音立てて木葉落ちくる九十九折
自由な投句箱
★時雨急小町通の人力車
★ワゴン車の弁当買へり片時雨
★残業の事務所出づれば小夜時雨
自由な投句箱
口笛を吹きつ小春の丘をゆく
光あふれ冬の紅葉のあるところ
彩りを増す山々の十一月
自由な投句箱
★冬菊の括られ色に花舗の朝
★父祖の地の大山斯くや冬紅葉
★冬蝶の人を除けゆく京の町
自由な投句箱
★D51の鉄橋過ぐや通し鮎
★小春日の光掬いし大広間
★赤城より烈風蒔くや干大根
自由な投句箱
★赤大根野菜売場を華やかに
★紅大根色鮮やかなサラダかな
★紅大根買ひてレシピを探しけり
自由な投句箱
法螺貝の音が響きし冬の山
六甲も淡路も隠し冬霞
うつむいて咲く茶の花に陽のやさし
自由な投句箱
★日溜りを占めて乱舞や冬の蝶
★冬ぬくし肩に黒子の目立つ娘に
★黄落や日当たりながら窓の外
自由な投句箱
★隼の羽裏光りて急降下
★逆光の土手に揺るるや枯尾花
★奥利根の二両車両や空っ風
自由な投句箱
冬紅葉陽を一心に集めけり
冬紅葉開山堂を取り巻いて
大分の人から蜜柑を一袋
自由な投句箱
★冬浅し薄着で通す明日かな
★封を切る珈琲の香や冬初め
★遊水地水の残りて冬初め
自由な投句箱
★紅燈の祇園小橋やかにかく忌
★錦木の緋色咲きたり冬紅葉
★坂道の側溝流れ石蕗の花
自由な投句箱
★紅燈の祇園小橋やかにかく忌
★錦木の緋色咲きたり冬紅葉
★坂道の側溝流れ石蕗の花
自由な投句箱
★空っ風利根の白波尖りけり
★枝打や一段と伸ぶ朝乃山
★初霜や靴先濡らす散歩道
自由な投句箱
★冬の雨今にも雪になりさうな
★二重橋静かに濡らす冬の雨
★倒れたるままの自転車冬の雨
自由な投句箱
頂に見るや小春の凪の沖
小春日の色づく木々を見て歩く
冬ぬくし雲なき空の続きけり
自由な投句箱
★赤蕪の一束買いぬ無人棚
★錦木の緋色燃え立つ冬紅葉
★燦々と窓に日当たり冬紅葉
自由な投句箱
★渓流はくれないに暮れ枯尾花
★浅間嶺のはやも翼下や大白鳥
★山荒び右往左往の枯芒
自由な投句箱
病院の坂を下りれば冬紅葉
冬浅き朝に響きし鵙の声
啄ばみし跡を残して木守柿