自由な投句箱/1月21日~31日


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コメント

  1. 管理
    2020年1月21日 14:23

    転記/1月21日分
    (小口泰與)2020-01-21 09:10:34
    ★吹越に岸辺の鷺の動かざる
    ★蝋梅の川面いっぱい攻め入りぬ
    ★冬空へのっぺらぼうのビルひとつ

  2. 廣田洋一
    2020年1月21日 14:48

    自由な投句箱
    ★群れなしてつんと尖りし冬木の芽
    ★鳥の声急かせる如く冬木の芽
    ★日の光溜め込みてをり冬木の芽

  3. 桑本栄太郎
    2020年1月21日 18:29

    自由な投句箱
    ★病院の中庭なりぬ枯芙蓉
    ★木蓮のいよよ色めく冬芽かな
    ★師の影を追い求めたり久女の忌

  4. 小口泰與
    2020年1月22日 9:59

    自由な投句箱
    ★蝋梅や三三五五と歩を運び
    ★隼や媼の鎌の光りける
    ★隼の風割る響き青き空

  5. 廣田洋一
    2020年1月22日 10:29

    自由な投句箱
    ★青空を弾くが如し早き梅
    ★あちこちにほころびをりぬ早き梅
    ★早梅や高き枝より咲き始む

  6. 桑本栄太郎
    2020年1月22日 19:04

    自由な投句箱
    ★太きもの白く立ち居り冬の畑
    ★地下鉄の地上に出でて日脚伸ぶ
    ★一木を絡め取りたり枯むぐら

  7. 小口泰與
    2020年1月23日 9:51

    自由な投句箱
    ★白鳥の塒へ奇数偶数と
    ★鴛鴦や永久のめおとの姿なり
    ★吹越と呼びし老婆の今は亡き

  8. 廣田洋一
    2020年1月23日 11:30

    自由な投句箱
    ★かまくらや一灯ともし完成す
    ★かまくらや狭きとは言へ華やぎて
    ★かまくらの座敷を仕切るガキ大将

  9. 桑本栄太郎
    2020年1月23日 16:49

    自由な投句箱
    ★彫刻のように川面や冬の鷺
    ★うつうつとひと日暮れ行く寒の雨
    ★水滴の小枝に歌う寒の雨

  10. 小口泰與
    2020年1月24日 9:10

    自由な投句箱
    ★白鳥へ飛び來るパンを奪いあう
    ★浅間嶺へ冬星ひときは耀える
    ★雪雲の峠の空をみたしけり

  11. 廣田洋一
    2020年1月24日 9:20

    自由な投句箱
    ★三寒の続かぬうちに四温来る
    ★残りたる木の実の落ちて冬深し
    ★箱根は雪とスマホに知らせあり

  12. 桑本栄太郎
    2020年1月24日 19:06

    自由な投句箱
    ★手探りのような朝や冬の靄
    ★くだら野や貨物列車の何処までも
    ★嶺の端うすき茜や日脚伸ぶ

  13. 桑本栄太郎
    2020年1月24日 19:09

    投句訂正のお願い
    三番目の投句にミスがありました。
    ご訂正頂ければ幸いです。
    誤)★嶺の端うすき茜や日脚伸ぶ

    正)★嶺の端のうすき茜や日脚伸ぶ

  14. 上島祥子
    2020年1月24日 23:16

    自由な投句箱
    早天やインフルエンザ罹患メール
    廃屋の更地となって冬の雨
    窓越しの空は明るく冬夕焼け

  15. 小口泰與
    2020年1月25日 9:03

    自由な投句箱
    ★冬落暉飛行機雲も日を受けて
    ★酒量はや子にかなわざり寒見舞
    ★村里の書割めきて冬の月

  16. 廣田洋一
    2020年1月25日 10:42

    自由な投句箱
    ★病得し友の見舞や冬日和
    ★富士山に雲一つ浮き冬うらら
    ★蒸かし饅頭に行列長し冬日和

  17. 桑本栄太郎
    2020年1月25日 19:51

    自由な投句箱
    ★三寒の四温の晴れや朝日差す
    ★着ぶくれと言い訳なりぬ太き腹
    ★寒林の彼方にありぬ入日かな

  18. 多田有花
    2020年1月25日 20:35

    自由な投句箱
    寒の空リアウインドウいっぱいに
    今川焼姫路じゃ断然御座候
    きらきらと池の面光る春隣

  19. 廣田洋一
    2020年1月26日 8:57

    自由な投句箱
    ★着ぶくれて階段高しジム通ひ
    ★穏やかな主の顔や冬菫
    ★冬菫見る度ごとに歩をゆるめ

  20. 小口泰與
    2020年1月26日 9:59

    自由な投句箱
    ★外に出づや眼間大きく寒満月
    ★蝋梅や夕餉仕度の手をとめて
    ★日脚伸ぶ浅間の空のより深き

  21. 桑本栄太郎
    2020年1月26日 18:28

    自由な投句箱
    ★せせらぎに固まりいたる冬の鷺
    ★くだら野やどどと過ぎ行く新幹線
    ★くいくいと天を目指すや桜芽木

  22. 多田有花
    2020年1月26日 20:44

    自由な投句箱
    白菜の収穫進む遠き畑
    寒晴や河岸段丘ひろびろと
    春近し江戸の道標残る道

  23. 小口泰與
    2020年1月27日 9:11

    自由な投句箱
    ★湖の奥に浅間山(あさま)や日脚伸ぶ
    ★春待つや五家宝の土産とどきける
    ★春近し金平糖のうすき色

  24. 廣田洋一
    2020年1月27日 14:38

    自由な投句箱
    ★待ち合わせ取消されけり雪催
    ★雪催人影見えぬ畑かな
    ★柚の実の中をえぐられ雪催

  25. 桑本栄太郎
    2020年1月27日 17:56

    自由な投句箱
    ★寒禽の花びら揺るる小枝かな
    ★唐国のまき散らしたり流行風邪
    ★午後よりの風の出でをり寒の雨

  26. 小口泰與
    2020年1月28日 9:12

    自由な投句箱
    ★犬と居て信号を待つ四温かな
    ★記憶より狭き校庭冬菫
    ★忽然と空を奪いし鴨の群

  27. 桑本栄太郎
    2020年1月28日 17:52

    自由な投句箱
    ★日輪のにぶき日射しや寒緩む
    ★温室の窓開けらるる春隣り
    ★ゆるゆるとうねる生駒嶺や日脚伸ぶ

  28. 廣田洋一
    2020年1月28日 17:57

    自由な投句箱
    ★句会終へ未だ止まざる冬の雨
    ★独り居の窓を打ちけり寒の雨
    ★裸木を黒く染めたり雨しとど

  29. 小口泰與
    2020年1月29日 9:18

    自由な投句箱
    ★裸木の秀枝に二羽の雀かな
    ★烈風や牡丹の冬芽血の如し
    ★春近しペンキ新たなボートかな

  30. 廣田洋一
    2020年1月29日 10:16

    自由な投句箱
    ★道戻り手袋拾ふ坂の上
    ★手袋の右だけ落とす改札口
    ★手袋をずらりと干せり工事主任

  31. 桑本栄太郎
    2020年1月29日 18:55

    自由な投句箱
    ★山際の水色なりぬしぐれ虹
    ★寒林の梢ゆるむや木々の雨
    ★木々の枝の緩む雨なり草城忌

  32. 小口泰與
    2020年1月30日 9:28

    自由な投句箱
    ★弔問の帰りの星や枯木立
    ★水源の森の鳥語や雪明り
    ★新聞に包まる冬菜貰いける

  33. 廣田洋一
    2020年1月30日 10:50

    自由な投句箱
    ★早梅や独り見上げし並木道
    ★咲き誇る梅の合間に青き空
    ★潦紅く染めたる梅の花

  34. 桑本栄太郎
    2020年1月30日 18:29

    自由な投句箱
    ★我がうちの蠢動覚ゆ春隣り
    ★短身の我が影長く日脚伸ぶ
    ★畦焼のけむり棚びく野面かな

  35. 廣田洋一
    2020年1月31日 9:49

    自由な投句箱
    ★大寒に目出度き舞の中華街
    ★茜色はね返すごと冬三日月
    ★三日月の光柔らか冬ぬくし

  36. 小口泰與
    2020年1月31日 10:17

    自由な投句箱
    ★あおあおと浅間の空や冬の草
    ★夕照の沼の空より大白鳥
    ★枯葦や利根の白波奮い起つ

  37. 桑本栄太郎
    2020年1月31日 18:22

    自由な投句箱
    ★剪定の目印ありぬ冬木立
    ★青空に毬吊り下げる冬木かな
    ★今頃となりて夕べの寒波来る

  38. 多田有花
    2020年1月31日 20:47

    自由な投句箱
    春隣る朝の光が木々に差し
    明るさを増す光浴び寒鴉
    寒晴や捨てる荷物は山ほどある

  39. 小口泰與
    2020年2月1日 9:48

    自由な投句箱
    ★枯芝や我が物顔の醜草ぞ
    ★冬尽くや淡き色なる五色豆
    ★風花の畷の空に鳶の笛

  40. 桑本栄太郎
    2020年2月1日 18:01

    自由な投句箱
    ★山際の水色空やしぐれ雲
    ★ニン月と思う梢やゆるび見ゆ
    ★木々の枝の黒々とあり冬入日