●投句箱8月11日~8月17日● 2013年8月17日 07:41 | Weblog ※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。 X Facebook はてブ LINE コメント 小口泰與 2013年8月11日 9:15 デイリー句会投句 ★草の秀をかざる朝露かがよえる ★秋晴や浅間高原水青し ★浅間嶺をきままに流る秋の雲 返信する 桑本栄太郎 2013年8月11日 19:11 デイリー句会投句 ★秋暑し嶺の端潤みうねり居り ★日差し受け襤褸親しき古すだれ ★部活子の日焼け厭わずおらびけり 返信する 多田有花 2013年8月11日 20:45 デイリー句会投句 早稲の田に稔りの色の兆しおり 提灯の吊られ今宵の踊り待つ 大橋の霞む残暑の光かな 返信する 小口泰與 2013年8月12日 9:12 デイリー句会投句 ★草の秀の露の並びて朝日かな ★露草や靄に沈みし赤城山 ★かなかなやケーイトボールに集いおり 返信する 佃 康水 2013年8月12日 13:54 デイリー句会投句 ★鳴き変わる日と記しおく法師蝉 ★音遥か選句をしつつ遠花火 ★暮れ残る湾へ場所取る花火船 返信する 小西 宏 2013年8月12日 21:18 好きな句 ☆暮れ残る湾へ場所取る花火船 /佃 康水☆ 夜の花火に心急かされ、日暮れ前から少しずつ集まり漂う船の姿に心ときめく思いです。 返信する 小西 宏 2013年8月12日 21:22 デイリー句会投句 ★よれよれのシャツ着残暑の街歩く ★さるすべりの白が揺れてる稲光 ★稲妻の次第に繁く草の陰 返信する 祝恵子 2013年8月13日 8:23 デイリー句会投句 ★前篭に買われし夏花帰りゆく ★木漏れ日て冬瓜肌を光らせる ★新しき靴の一歩よ秋きたる 返信する 小口泰與 2013年8月13日 9:20 デイリー句会投句 ★あけぼのの山路色取る赤のまま ★朝顔や冷気あふるる赤城山 ★武蔵野や丘に溢れし女郎花 返信する 佃 康水 2013年8月13日 12:38 お礼 小西 宏様 「暮れ残る湾へ場所取る花火船」の句に素敵なお言葉を賜り有難うございました。昨年の厳島水中花火大会の日には牡蠣筏へ衝突したり荒らされる事故が有って今年は特に花火船への注意が呼び掛けられて、早めに涼んだり陣取りをしていました。始まる時間帯は選句が有るので花火開始前の厳島を短時間見に行って来ました。 返信する 多田有花 2013年8月13日 17:23 デイリー句会投句 八月の風求め部屋を移動する 早朝の光新たに涼しけり じりじりと午後の残暑のいや増せり 返信する 多田有花 2013年8月13日 17:29 好きな句 鳴き変わる日と記しおく法師蝉/佃 康水 こちらもツクツクボウシが鳴き始めました。最初は森で、今は家にいても聞こえます。あの声を聞くと確かに初秋に入ったのだ、と思いますね。 返信する 藤田洋子 2013年8月13日 18:54 デイリー句会投句 ★空淡く瀬戸の夕凪始まりぬ ★八月の海は静かに藍満ちて ★蜻蛉の頭くるりと朝の晴 返信する 藤田洋子 2013年8月13日 18:59 お礼 桑本栄太郎様、7/29の投句の「蝉」の句に、選と嬉しいコメントを寄せていただきありがとうございました。お礼が遅くなり失礼しました。 返信する 古田敬二 2013年8月13日 20:01 デイリー句会投句 まっすぐな竹通り来る風涼し 耳に鳴る新涼うれし森を行く 新涼やまっすぐ伸びる森の道 返信する 小西 宏 2013年8月13日 20:32 好きな句 ☆蜻蛉の頭くるりと朝の晴 /藤田洋子☆ 蜻蛉のくるりと回る顔の動きに朝の晴れを見るなんて素敵です。怪しげな口ですが眼と羽はとても綺麗ですよね。 返信する 小西 宏 2013年8月13日 20:34 デイリー句会投句 ★朝顔の紫紺に触れし細き道 ★楠深き稲荷の杜の蝉時雨 ★赤々と残暑一日沈みゆく 返信する 佃 康水 2013年8月14日 7:52 お礼 [多田有花様 「鳴き変わる日と記しおく法師蝉」の句に共感の嬉しいお言葉を頂き有難うございます。街を歩いていても、蝉の変わっていく声を聞いて秋を感じ、人とのご挨拶も秋の訪れの話題になってきました。法師蝉の鳴いた日を句と共に記しておきました。 返信する 小口泰與 2013年8月14日 8:33 デイリー句会投句 ★線香の馥郁たるや魂迎え ★きちこうや一朶の雲の生まれおり ★靄をを呼ぶ硬き風吹き沢桔梗 返信する 祝恵子 2013年8月14日 9:31 デイリー句会投句 ★ハイビスカス連日咲いて鉢にあり ★水遊びする子は自転車乗りいれて ★とうがんのズシリ重さを蔓支え 返信する 迫田和代 2013年8月14日 10:09 デイリー句会投句 ★曇り空日傘をどこかに置き忘れ ★遠くから海鳴りの音夜の秋 ★草むらにかそけき虫の音秋に入り 返信する 藤田洋子 2013年8月14日 12:03 お礼 小西宏様、「蜻蛉」の句に選と嬉しいコメントをいただきありがとうございます。蜻蛉の大きな複眼と透明な羽、本当にきれいですね。 返信する 多田有花 2013年8月14日 17:13 デイリー句会投句 ふるさとは墓参の道のあるところ 花筒に冷たき清水盂蘭盆会 百日紅木陰に並ぶ地蔵尊 返信する 多田有花 2013年8月14日 17:17 好きな句 ★八月の海は静かに藍満ちて/藤田洋子 お盆のころともなればそろそろ海水浴シーズンも終盤、海はしだいに静かさを取り戻していきます。 返信する 下地鉄 2013年8月14日 19:18 デイリー句会投句 雷鳴去り暫しの揺れのしずけさよ 雷鳴の去り行く空の蒼さかな 雷雨さり水平の線くっきりと 返信する 小西 宏 2013年8月14日 20:40 好きな句 ☆花筒に冷たき清水盂蘭盆会 /多田有花☆ 盂蘭盆会の花筒に冷たい清水を汲んでお供えすれば、残暑のこの日々、心は静かに涼しく安らぐことでしょう。 返信する 小西 宏 2013年8月14日 20:42 デイリー句会投句 ★蜩の鳴きいし森の流れ星 ★海近くトンボ集える墓参り ★法師蝉鳴いて半月やや西へ 返信する 高橋秀之 2013年8月15日 5:56 デイリー句会投句 ★京の街見晴らす高台盂蘭盆会 ★盆灯篭まっすぐ続く参拝道 ★墓洗うときも喧嘩の元気よさ 返信する 小口泰與 2013年8月15日 8:57 デイリー句会投句 ★きちこうや一朶の雲の生まれけり ★靄を呼ぶ硬き風吹き沢桔梗 ★葛咲くやポテトチップス重ね食ぶ 返信する 小西 宏 2013年8月15日 22:20 お礼 高橋正子先生 「海近くトンボ集える墓参り」に嬉しいご句評をお載せさり、たいへん有難うございました。千葉県の習志野に住んでいるころ、父の墓地を海浜に作りました。息子夫婦、孫たちも参ってくれ、ピクニック気分です。 返信する 小西 宏 2013年8月15日 22:33 デイリー句会投句 ★トンボ飛ぶ海の明るい墓参り ★大鉢に芋の葉青く天に揺れ ★電柱に当たり飛び散る秋の蝉 返信する 小口泰與 2013年8月16日 9:08 デイリー句会投句 ★したたかに伸び行く蔓や牽牛花 ★単線の朽し犬釘明治草 ★露草や浅間の空はいぶし銀 返信する 下地鉄 2013年8月16日 10:23 デイリー句会投句 湾を抱く旱の空の蒼さかな その日のこと記憶も失せし終戦日 金星を剥がれし人の敗戦日 返信する 多田有花 2013年8月16日 18:25 デイリー句会投句 早稲の田を渡る風受け墓詣 四代の世代が集い墓参り 盆過やつくつくぼうしの森となる 返信する 多田有花 2013年8月16日 18:28 お礼 小西 宏さま、 「花筒に冷たき清水盂蘭盆会」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。 今年の残暑はことのほか厳しいですね。花筒にも墓石にもつめたい水を注ぎました。 返信する 古田敬二 2013年8月16日 22:39 デイリー句会投句 新涼を大きく吹きあげ飛騨の川 飛騨川の緑の流れ涼新た 緑色して飛騨川流れ終戦日 返信する 祝恵子 2013年8月17日 9:57 デイリー句会投句 国ことば飛び出し笑う盆の席 家ごとの風鈴音色の違いあり 夕暮れて木槿の花は眠り落つ 返信する 小口泰與 2013年8月17日 10:31 デイリー句会投句 ★月明や未だ蚯蚓の声聞かぬ ★露草や雲ひとつ無き浅間山 ★やわやわと釣鐘人参風の中 返信する 佃 康水 2013年8月17日 11:42 デイリー句会投句 ★一区画早も反射の鳥威し ★抱く児のばたつく脚も盆踊り ★特訓の少年弾む盆太鼓 返信する 迫田和代 2013年8月17日 14:28 デイリー句会投句 ★気付かずに桜の木陰の川風を ★滝しぶきかかる処に人溢れ ★もう会えぬ人と別れて花むくげ 返信する 友田修 2013年8月17日 19:29 デイリー句会投句 ★完熟のトマトの赤き散歩道 ★吹く風の柔らかきかな盂蘭盆会 ★草笛を吹く川べりや盆休み 返信する 友田修 2013年8月17日 19:39 好きな句 ☆大橋の霞む残暑の光かな/多田有花 残暑の光にかすむ大橋が白く光って見えるようです。霞むということが光によって表現がされているのがとてもいいと思いました。 返信する 桑本栄太郎 2013年8月17日 20:55 デイリー句会投句 <盆帰省夜間走行より> ★街騒の街並み後に盆帰省 ★山百合やヘッドライトのハイウェイに ★星涼し眼下に灯りのドライブイン 返信する 桑本栄太郎 2013年8月17日 21:02 好きな句 ★一区画早やも反射の鳥威し/佃 康水 早稲種の田圃は早くも稲穂が垂れ出しました。まだほとんど青みばかりの稲株に、うっすらと黄色の稲穂が垂れ、赤、吟、黄色のテープが反射している光景が眼に浮かび、収穫の喜びも眼前です。残暑の中にも確実に秋の到来を実感のひと時です。 返信する 下地鉄 2013年8月17日 22:35 デイリー句会投句 ★日暮時一寸ばかりの秋の影 ★秋立ちて薄雲染める夕日かな ★落日は赤かったあの終戦日 返信する 高橋秀之 2013年8月17日 23:51 デイリー句会投句 ★ふっと消える小川の上に秋の蝶 ★せせらぎの流れに添うて赤とんぼ ★暑き日も夕暮れ時は秋の空 返信する 多田有花 2013年8月20日 16:28 お礼 友田修さま、 「大橋の霞む残暑の光かな」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。 先日JR線から見た明石海峡大橋の様子です。 暑さで水蒸気が発生し、対岸の淡路島も見えないくらい霞んでいました。 返信する
コメント
デイリー句会投句
★草の秀をかざる朝露かがよえる
★秋晴や浅間高原水青し
★浅間嶺をきままに流る秋の雲
デイリー句会投句
★秋暑し嶺の端潤みうねり居り
★日差し受け襤褸親しき古すだれ
★部活子の日焼け厭わずおらびけり
デイリー句会投句
早稲の田に稔りの色の兆しおり
提灯の吊られ今宵の踊り待つ
大橋の霞む残暑の光かな
デイリー句会投句
★草の秀の露の並びて朝日かな
★露草や靄に沈みし赤城山
★かなかなやケーイトボールに集いおり
デイリー句会投句
★鳴き変わる日と記しおく法師蝉
★音遥か選句をしつつ遠花火
★暮れ残る湾へ場所取る花火船
好きな句
☆暮れ残る湾へ場所取る花火船 /佃 康水☆
夜の花火に心急かされ、日暮れ前から少しずつ集まり漂う船の姿に心ときめく思いです。
デイリー句会投句
★よれよれのシャツ着残暑の街歩く
★さるすべりの白が揺れてる稲光
★稲妻の次第に繁く草の陰
デイリー句会投句
★前篭に買われし夏花帰りゆく
★木漏れ日て冬瓜肌を光らせる
★新しき靴の一歩よ秋きたる
デイリー句会投句
★あけぼのの山路色取る赤のまま
★朝顔や冷気あふるる赤城山
★武蔵野や丘に溢れし女郎花
お礼
小西 宏様
「暮れ残る湾へ場所取る花火船」の句に素敵なお言葉を賜り有難うございました。昨年の厳島水中花火大会の日には牡蠣筏へ衝突したり荒らされる事故が有って今年は特に花火船への注意が呼び掛けられて、早めに涼んだり陣取りをしていました。始まる時間帯は選句が有るので花火開始前の厳島を短時間見に行って来ました。
デイリー句会投句
八月の風求め部屋を移動する
早朝の光新たに涼しけり
じりじりと午後の残暑のいや増せり
好きな句
鳴き変わる日と記しおく法師蝉/佃 康水
こちらもツクツクボウシが鳴き始めました。最初は森で、今は家にいても聞こえます。あの声を聞くと確かに初秋に入ったのだ、と思いますね。
デイリー句会投句
★空淡く瀬戸の夕凪始まりぬ
★八月の海は静かに藍満ちて
★蜻蛉の頭くるりと朝の晴
お礼
桑本栄太郎様、7/29の投句の「蝉」の句に、選と嬉しいコメントを寄せていただきありがとうございました。お礼が遅くなり失礼しました。
デイリー句会投句
まっすぐな竹通り来る風涼し
耳に鳴る新涼うれし森を行く
新涼やまっすぐ伸びる森の道
好きな句
☆蜻蛉の頭くるりと朝の晴 /藤田洋子☆
蜻蛉のくるりと回る顔の動きに朝の晴れを見るなんて素敵です。怪しげな口ですが眼と羽はとても綺麗ですよね。
デイリー句会投句
★朝顔の紫紺に触れし細き道
★楠深き稲荷の杜の蝉時雨
★赤々と残暑一日沈みゆく
お礼
[多田有花様 「鳴き変わる日と記しおく法師蝉」の句に共感の嬉しいお言葉を頂き有難うございます。街を歩いていても、蝉の変わっていく声を聞いて秋を感じ、人とのご挨拶も秋の訪れの話題になってきました。法師蝉の鳴いた日を句と共に記しておきました。
デイリー句会投句
★線香の馥郁たるや魂迎え
★きちこうや一朶の雲の生まれおり
★靄をを呼ぶ硬き風吹き沢桔梗
デイリー句会投句
★ハイビスカス連日咲いて鉢にあり
★水遊びする子は自転車乗りいれて
★とうがんのズシリ重さを蔓支え
デイリー句会投句
★曇り空日傘をどこかに置き忘れ
★遠くから海鳴りの音夜の秋
★草むらにかそけき虫の音秋に入り
お礼
小西宏様、「蜻蛉」の句に選と嬉しいコメントをいただきありがとうございます。蜻蛉の大きな複眼と透明な羽、本当にきれいですね。
デイリー句会投句
ふるさとは墓参の道のあるところ
花筒に冷たき清水盂蘭盆会
百日紅木陰に並ぶ地蔵尊
好きな句
★八月の海は静かに藍満ちて/藤田洋子
お盆のころともなればそろそろ海水浴シーズンも終盤、海はしだいに静かさを取り戻していきます。
デイリー句会投句
雷鳴去り暫しの揺れのしずけさよ
雷鳴の去り行く空の蒼さかな
雷雨さり水平の線くっきりと
好きな句
☆花筒に冷たき清水盂蘭盆会 /多田有花☆
盂蘭盆会の花筒に冷たい清水を汲んでお供えすれば、残暑のこの日々、心は静かに涼しく安らぐことでしょう。
デイリー句会投句
★蜩の鳴きいし森の流れ星
★海近くトンボ集える墓参り
★法師蝉鳴いて半月やや西へ
デイリー句会投句
★京の街見晴らす高台盂蘭盆会
★盆灯篭まっすぐ続く参拝道
★墓洗うときも喧嘩の元気よさ
デイリー句会投句
★きちこうや一朶の雲の生まれけり
★靄を呼ぶ硬き風吹き沢桔梗
★葛咲くやポテトチップス重ね食ぶ
お礼
高橋正子先生
「海近くトンボ集える墓参り」に嬉しいご句評をお載せさり、たいへん有難うございました。千葉県の習志野に住んでいるころ、父の墓地を海浜に作りました。息子夫婦、孫たちも参ってくれ、ピクニック気分です。
デイリー句会投句
★トンボ飛ぶ海の明るい墓参り
★大鉢に芋の葉青く天に揺れ
★電柱に当たり飛び散る秋の蝉
デイリー句会投句
★したたかに伸び行く蔓や牽牛花
★単線の朽し犬釘明治草
★露草や浅間の空はいぶし銀
デイリー句会投句
湾を抱く旱の空の蒼さかな
その日のこと記憶も失せし終戦日
金星を剥がれし人の敗戦日
デイリー句会投句
早稲の田を渡る風受け墓詣
四代の世代が集い墓参り
盆過やつくつくぼうしの森となる
お礼
小西 宏さま、
「花筒に冷たき清水盂蘭盆会」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
今年の残暑はことのほか厳しいですね。花筒にも墓石にもつめたい水を注ぎました。
デイリー句会投句
新涼を大きく吹きあげ飛騨の川
飛騨川の緑の流れ涼新た
緑色して飛騨川流れ終戦日
デイリー句会投句
国ことば飛び出し笑う盆の席
家ごとの風鈴音色の違いあり
夕暮れて木槿の花は眠り落つ
デイリー句会投句
★月明や未だ蚯蚓の声聞かぬ
★露草や雲ひとつ無き浅間山
★やわやわと釣鐘人参風の中
デイリー句会投句
★一区画早も反射の鳥威し
★抱く児のばたつく脚も盆踊り
★特訓の少年弾む盆太鼓
デイリー句会投句
★気付かずに桜の木陰の川風を
★滝しぶきかかる処に人溢れ
★もう会えぬ人と別れて花むくげ
デイリー句会投句
★完熟のトマトの赤き散歩道
★吹く風の柔らかきかな盂蘭盆会
★草笛を吹く川べりや盆休み
好きな句
☆大橋の霞む残暑の光かな/多田有花
残暑の光にかすむ大橋が白く光って見えるようです。霞むということが光によって表現がされているのがとてもいいと思いました。
デイリー句会投句
<盆帰省夜間走行より>
★街騒の街並み後に盆帰省
★山百合やヘッドライトのハイウェイに
★星涼し眼下に灯りのドライブイン
好きな句
★一区画早やも反射の鳥威し/佃 康水
早稲種の田圃は早くも稲穂が垂れ出しました。まだほとんど青みばかりの稲株に、うっすらと黄色の稲穂が垂れ、赤、吟、黄色のテープが反射している光景が眼に浮かび、収穫の喜びも眼前です。残暑の中にも確実に秋の到来を実感のひと時です。
デイリー句会投句
★日暮時一寸ばかりの秋の影
★秋立ちて薄雲染める夕日かな
★落日は赤かったあの終戦日
デイリー句会投句
★ふっと消える小川の上に秋の蝶
★せせらぎの流れに添うて赤とんぼ
★暑き日も夕暮れ時は秋の空
お礼
友田修さま、
「大橋の霞む残暑の光かな」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
先日JR線から見た明石海峡大橋の様子です。
暑さで水蒸気が発生し、対岸の淡路島も見えないくらい霞んでいました。