●投句箱7月2日~7月5日● 2013年7月9日 07:56 | Weblog ※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。 X Facebook はてブ LINE コメント 小口泰與 2013年7月2日 8:43 御礼 河野啓一様 「新樹光」の句を好きな句にお取り上げ頂き、素晴らしいコメントを賜わり有難う御座いました。 返信する 小口泰與 2013年7月2日 8:48 添削教室投句 ★まんまるの雨粒さやに花菖蒲 ★雨上がり植田に木々の影ひろげ ★夏雲や長き裾野に棚引きて 返信する 桑本栄太郎 2013年7月2日 16:57 添削教室投句 ★のうぜんの花や炎の生垣に ★踏み切りに片足着きし日傘かな ★枇杷の実の残る廃墟の狭庭かな 返信する 桑本栄太郎 2013年7月2日 17:18 好きな句 ★魂の脱け殻残し蛍消ゆ/小西 宏 今の時季、梅雨闇の夜は「鼻を抓まれても」分らないほどの真っ暗闇である。真っ暗な闇の中に蛍の灯火を見つけた作者であるが、突然消えてしまった。見つめていた作者は突然の事に慌てている。魂の脱け殻は蛍の事か?、はたまた見つめていた作者自身の心情の事か?否、そのどちらでもあろう。蛍火とはそれほど儚く淡き詩情である。作者の心情を奥行き深く詠われていて、素晴らしい一句!!。 返信する 河野啓一 2013年7月2日 17:36 添削教室投句 ★万緑の森鮮やかに雨に濡れ ★歌声の夏空に抜けデイの午後 ★梅雨晴れて街並み淡き風の道 返信する 河野啓一 2013年7月2日 17:46 好きな句 ★のうぜんの花や炎の生垣に/桑本栄太郎 のうぜん花の炎のような色が随所で目につく夏がやってきました。鮮やかな色彩が緑の生け垣にからみついて咲き上り、私たちの気持ちを鼓舞してくれるのを待っています。 返信する 小西 宏 2013年7月2日 18:52 お礼 桑本栄太郎さま 「魂の脱け殻残し蛍消ゆ」に素敵なお言葉をお送りくださり、たいへんありがとうございました。 返信する 古田敬二 2013年7月2日 20:16 添削教室投句 7/2 受粉待つ大きく開くかぼちゃ花 虫籠の少年歌う草原に 捕まえて虫籠の少年にやる飛蝗 返信する 小口泰與 2013年7月3日 8:47 添削教室投句 ★雨雲を支えきれずや花菖蒲 ★稜線の夕日大きや立葵 ★菖蒲田へ篠突く雨の横殴り 返信する 迫田和代 2013年7月3日 10:34 添削教室投句 ★木にもたれ思いのたけを草笛に ★曇天に負けじと白い薔薇開く ★願いごとサラサラ揺れる七夕や 返信する 古田敬二 2013年7月3日 13:11 添削教室投句 旱畑(ひでりはた)遣り水大地へ浸む速さ 憩いけり木蓮緑陰深ければ シジミチョウゴーヤの花へ今朝もまた 返信する 多田有花 2013年7月3日 17:08 添削教室投句 蝶蜻蛉生る紫紺の翅の色 梅雨深し静かなコインランドリー 播磨灘沖を隠せる梅雨の雲 返信する 桑本栄太郎 2013年7月3日 18:00 お礼 河野啓一様 「のうぜんの花や炎の生垣に」の句をお選び頂き、嬉しい素敵なコメントも頂戴しまして大変有難うございます。お日様を欺くかの如く、のうぜんの花が彼方此方に咲いて来ました。花期の長いのうぜんの花はこれから秋口まで、明るい花を咲き継ぎ、楽しませて呉れる事でしょう。 返信する 桑本栄太郎 2013年7月3日 18:07 添削教室投句 ★馥郁と泰山木の花に風 ★夏萩の風よ風よと咲き初むる ★風そよぐ樹下の憩いや七月に 返信する 小西 宏 2013年7月3日 19:14 好きな句 ☆蝶蜻蛉生る紫紺の翅の色 /多田有花☆ 蝶蜻蛉の翅の奥深い紫紺に引き寄せられます。「蜻蛉生る」の語感が清清しく響きます。 返信する 小西 宏 2013年7月3日 19:18 添削教室投句 ★緑濃き風に吹かれて書道展 ★花のまま小さな胡瓜太りゆく ★枝ゆすり緑ゆらめき梅雨の森 返信する 河野啓一 2013年7月3日 20:13 好きな句 ★緑濃き風に吹かれて書道展/小西宏 緑風の中を書道展を見にゆかれたのでしょうか。書道展の展示作品がf「緑濃き風」のようだと詠まれたかのような不思議な感覚にとらわれました。爽やか詩情を感じられる御句と思いました。 返信する 河野啓一 2013年7月3日 20:21 添削教室投句 ★雨に濡れ色も和みて七変化 ★古池に目高小エビの群れており ★荒梅雨のしぶきに空の暗さかな 返信する 祝恵子 2013年7月4日 7:21 添削教室投句 古墳山へ道標のあり姫女苑 百日紅ミッキー飾る三輪車 六地蔵一本添えらる七変化 返信する 小口泰與 2013年7月4日 8:41 添削教室投句 ★山国の空深々と夏の朝 ★峡深く切れ込む風や日日草 ★たたなずく秩父連山雲の峰 返信する 河野啓一 2013年7月4日 16:37 好きな句 ★峡深く切れ込む風や日日草/小口泰與 日々草が白くぱっちりと咲いています。山裾の谷間の涼しい風を受けてかすかにゆれています。「峡深く切れ込む風」と「日々草」の取り合わせに意外性があり、山深い鄙の里の日々の暮らしがなんとなく想像出来るような気がしました。 返信する 河野啓一 2013年7月4日 16:56 添削教室投句 ★丘の辺にほの白く咲き黐の花 ★星屑の白きを集めモチの花 ★右は雄左は雌か黐咲けり 返信する 桑本栄太郎 2013年7月4日 17:00 添削教室投句 ★うす闇の樹下に蒼ざめ七変化 ★青蘆の茂るや風の通せんぼ ★甘き香や蟻の這い居る沙羅の花 返信する 多田有花 2013年7月4日 17:08 添削教室投句 桃色のあじさい毬のたっぷりと 紫陽花の水色は降る雨の色 梅雨空やまた沛然と降りだしぬ 返信する 多田有花 2013年7月4日 17:11 お礼 小西宏さま、 「蝶蜻蛉生る紫紺の翅の色」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。 あの独特の飛び方と翅の色、一目見ると忘れない蜻蛉です。 返信する 桑本栄太郎 2013年7月4日 17:13 好きな句 ★丘の辺に白き花咲き黐の花/河野啓一 彼方此方で、一斉に黐の花が燃え出るように先はじめました。ほんのりとうすみどりでも圧倒されるほどの存在感ですね!!。仲夏の光景を「丘の辺」との詩情溢れる措辞で表現され素敵です。 返信する 多田有花 2013年7月4日 17:16 好きな句 ★緑濃き風に吹かれて書道展/小西 宏 どのような作品がが並んでいたのでしょう。やわらかな散らし書きか、雄渾な書か、いずれにしても涼しげです。 返信する 桑本栄太郎 2013年7月4日 17:20 好きな句 ★緑濃き風に吹かれて書道展/小西 宏 白い紙に墨で書かれる書道は、嘗ての和歌に「みづぐきの~」と詠われるほど爽やかです。 青葉風の中、書道展に行かれた清々しい心心情が巧みに詠まれていて好きな一句です。 返信する 桑本栄太郎 2013年7月4日 17:34 好きな句 ★梅雨空やまた沛然と降りだしぬ/多田有花 当地、京都も雷鳴がはしり大変な豪雨でした。 一端止んでもまた、暫くすれば急に暗くなり雷雨の連続でした。梅雨最中の半夏雨と言うそうですが、記録的な豪雨となり被害が心配です。「沛全」・・・雨がおおいに降る様・・との措辞が効いていますね!!。 返信する 小西 宏 2013年7月4日 20:01 好きな句 ☆山国の空深々と夏の朝 /小口泰與☆ 山国の夏の朝の清新さが気持ちよく詠われています。 返信する 小西 宏 2013年7月4日 20:03 お礼 河野啓一さま、多田有花さま、桑本栄太郎さま 「緑濃き風に吹かれて書道展」への嬉しいお言葉、たいへんありがとうございます。上野の杜の緑陰と涼しい風の中を美術館に向かいました。私の友人が西行と長塚節の夏の短歌を書いて出品していました。 返信する 小西 宏 2013年7月4日 20:03 添削教室投句 ★家々の緑に濡れる丘の朝 ★緑濃き欅大樹の雨宿り ★一叢のアベリアの花梅雨曇 返信する 河野啓一 2013年7月4日 21:30 お礼 桑本栄太郎さま ★丘の辺に白き花咲き黐の花 の拙句に素晴らしいコメントをお寄せ下さり、嬉しく読ませていただきました。公園の森を見おろせる窓からの景ですが、仰る通りのほんのりとうす緑の花が多く、ほとんど白に近いのが点在しておりました。艶があってきれいでした。 返信する 下地鉄 2013年7月4日 21:51 添削教室投句 ★寂しさを残して去りぬ蝉しぐれ ★病床でかすかに揺れるアロハシャツ ★身をかくし古風に生きるさがり花 返信する 古田敬二 2013年7月4日 22:44 添削教室投句 鈴鹿嶺を従え真白に雲の峰 初採りのズッキーニよその太きこと 夏野菜鍋にあふれてラタトゥーユ 返信する 小口泰與 2013年7月5日 9:34 御礼 河野啓一様 「日日草」の句を好きな句にお取り上げ頂き、素晴らしいコメントを頂き、有難う御座いました。 小西宏様 「夏の朝」の句を好きな句にお取り上げ頂き、素敵なコメントを賜わり有難う御座いました。 返信する 小口泰與 2013年7月5日 9:38 添削教室投句 ★句三昧写真三昧風かおる ★歳時記を爪ぐる思案明早し ★ひたぶるに巨木に登る蟻の列 返信する 藤田裕子 2013年7月5日 16:38 添削教室投句 ★夕虹の小雨のかなた小さき弧を ★夕虹の七色淡く山へ伸び ★梅雨晴れの山あおあおと幾重にも 返信する 多田有花 2013年7月5日 17:43 添削教室投句 さみだれをゆく少年のシャツ白し 青梅雨に古き自転車を捨てる 蝉の穴出しばかりの子と出会う 返信する 多田有花 2013年7月5日 17:45 お礼 桑本栄太郎さま、 「梅雨空やまた沛然と降りだしぬ」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。 昨日は一日雨が降ったりやんだりでした。 梅雨も一ヶ月を越え、梅雨末期の豪雨が心配されるころになっています。 返信する 多田有花 2013年7月5日 17:49 好きな句 鈴鹿嶺を従え真白に雲の峰/古田敬二 晴れれば空はもう盛夏ですね。鈴鹿山脈の上に高々と立ち上がる入道雲。真夏の景色です。 返信する 下地鉄 2013年7月5日 18:17 添削教室投句 ★ぼろシャツのほころぶ風の涼気かな ★雲の峰一病息災独居かな ★姫女苑一輪咲かせお茶点てる 返信する 桑本栄太郎 2013年7月5日 19:33 添削教室投句 ★風蒼くゆれて茂みの四葩かな ★泰山木の花の一つをつまみ見き ★降り出してよりの鳴りけり梅雨の雷 返信する 川名ますみ 2013年7月5日 20:33 添削教室投句 吹き抜けをつらぬくほどに七夕竹 吹き抜けを七夕竹の色つらぬく オフィスビル七夕竹が充たしおり 返信する 古田敬二 2013年7月5日 20:38 添削教室投句 夏草の地にへばりつく強さかな 赤紫蘇のさわと真昼の風に揺れ 傾きし山畑にもありし麦秋 返信する 河野啓一 2013年7月5日 20:48 好きな句 ★寂しさを残して去りぬ蝉しぐれ/下地鉄 やかましい蝉しぐれ、いつまで続くか。それがふと聞こえなくなった時の寂寥感。真空のような、しんとした辺りの空気。思い当たります。大いに共感いたします。 返信する 河野啓一 2013年7月5日 20:55 添削教室投句 ★蓮池のしずかな朝や蜻蛉飛ぶ ★古池を巣立ちし蜻蛉二つ三つ ★端居して狭庭の草を眺めやる 返信する 下地鉄/転記 2013年7月6日 8:45 添削教室投句 ()2013-07-04 17:59:21 ★寂しさを残して去りぬ蝉しぐれ ★身を隠し古風に生きるさがり花 ★病床に微かに揺れるアロハシャツ 返信する
コメント
御礼
河野啓一様
「新樹光」の句を好きな句にお取り上げ頂き、素晴らしいコメントを賜わり有難う御座いました。
添削教室投句
★まんまるの雨粒さやに花菖蒲
★雨上がり植田に木々の影ひろげ
★夏雲や長き裾野に棚引きて
添削教室投句
★のうぜんの花や炎の生垣に
★踏み切りに片足着きし日傘かな
★枇杷の実の残る廃墟の狭庭かな
好きな句
★魂の脱け殻残し蛍消ゆ/小西 宏
今の時季、梅雨闇の夜は「鼻を抓まれても」分らないほどの真っ暗闇である。真っ暗な闇の中に蛍の灯火を見つけた作者であるが、突然消えてしまった。見つめていた作者は突然の事に慌てている。魂の脱け殻は蛍の事か?、はたまた見つめていた作者自身の心情の事か?否、そのどちらでもあろう。蛍火とはそれほど儚く淡き詩情である。作者の心情を奥行き深く詠われていて、素晴らしい一句!!。
添削教室投句
★万緑の森鮮やかに雨に濡れ
★歌声の夏空に抜けデイの午後
★梅雨晴れて街並み淡き風の道
好きな句
★のうぜんの花や炎の生垣に/桑本栄太郎
のうぜん花の炎のような色が随所で目につく夏がやってきました。鮮やかな色彩が緑の生け垣にからみついて咲き上り、私たちの気持ちを鼓舞してくれるのを待っています。
お礼
桑本栄太郎さま
「魂の脱け殻残し蛍消ゆ」に素敵なお言葉をお送りくださり、たいへんありがとうございました。
添削教室投句
7/2
受粉待つ大きく開くかぼちゃ花
虫籠の少年歌う草原に
捕まえて虫籠の少年にやる飛蝗
添削教室投句
★雨雲を支えきれずや花菖蒲
★稜線の夕日大きや立葵
★菖蒲田へ篠突く雨の横殴り
添削教室投句
★木にもたれ思いのたけを草笛に
★曇天に負けじと白い薔薇開く
★願いごとサラサラ揺れる七夕や
添削教室投句
旱畑(ひでりはた)遣り水大地へ浸む速さ
憩いけり木蓮緑陰深ければ
シジミチョウゴーヤの花へ今朝もまた
添削教室投句
蝶蜻蛉生る紫紺の翅の色
梅雨深し静かなコインランドリー
播磨灘沖を隠せる梅雨の雲
お礼
河野啓一様
「のうぜんの花や炎の生垣に」の句をお選び頂き、嬉しい素敵なコメントも頂戴しまして大変有難うございます。お日様を欺くかの如く、のうぜんの花が彼方此方に咲いて来ました。花期の長いのうぜんの花はこれから秋口まで、明るい花を咲き継ぎ、楽しませて呉れる事でしょう。
添削教室投句
★馥郁と泰山木の花に風
★夏萩の風よ風よと咲き初むる
★風そよぐ樹下の憩いや七月に
好きな句
☆蝶蜻蛉生る紫紺の翅の色 /多田有花☆
蝶蜻蛉の翅の奥深い紫紺に引き寄せられます。「蜻蛉生る」の語感が清清しく響きます。
添削教室投句
★緑濃き風に吹かれて書道展
★花のまま小さな胡瓜太りゆく
★枝ゆすり緑ゆらめき梅雨の森
好きな句
★緑濃き風に吹かれて書道展/小西宏
緑風の中を書道展を見にゆかれたのでしょうか。書道展の展示作品がf「緑濃き風」のようだと詠まれたかのような不思議な感覚にとらわれました。爽やか詩情を感じられる御句と思いました。
添削教室投句
★雨に濡れ色も和みて七変化
★古池に目高小エビの群れており
★荒梅雨のしぶきに空の暗さかな
添削教室投句
古墳山へ道標のあり姫女苑
百日紅ミッキー飾る三輪車
六地蔵一本添えらる七変化
添削教室投句
★山国の空深々と夏の朝
★峡深く切れ込む風や日日草
★たたなずく秩父連山雲の峰
好きな句
★峡深く切れ込む風や日日草/小口泰與
日々草が白くぱっちりと咲いています。山裾の谷間の涼しい風を受けてかすかにゆれています。「峡深く切れ込む風」と「日々草」の取り合わせに意外性があり、山深い鄙の里の日々の暮らしがなんとなく想像出来るような気がしました。
添削教室投句
★丘の辺にほの白く咲き黐の花
★星屑の白きを集めモチの花
★右は雄左は雌か黐咲けり
添削教室投句
★うす闇の樹下に蒼ざめ七変化
★青蘆の茂るや風の通せんぼ
★甘き香や蟻の這い居る沙羅の花
添削教室投句
桃色のあじさい毬のたっぷりと
紫陽花の水色は降る雨の色
梅雨空やまた沛然と降りだしぬ
お礼
小西宏さま、
「蝶蜻蛉生る紫紺の翅の色」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
あの独特の飛び方と翅の色、一目見ると忘れない蜻蛉です。
好きな句
★丘の辺に白き花咲き黐の花/河野啓一
彼方此方で、一斉に黐の花が燃え出るように先はじめました。ほんのりとうすみどりでも圧倒されるほどの存在感ですね!!。仲夏の光景を「丘の辺」との詩情溢れる措辞で表現され素敵です。
好きな句
★緑濃き風に吹かれて書道展/小西 宏
どのような作品がが並んでいたのでしょう。やわらかな散らし書きか、雄渾な書か、いずれにしても涼しげです。
好きな句
★緑濃き風に吹かれて書道展/小西 宏
白い紙に墨で書かれる書道は、嘗ての和歌に「みづぐきの~」と詠われるほど爽やかです。
青葉風の中、書道展に行かれた清々しい心心情が巧みに詠まれていて好きな一句です。
好きな句
★梅雨空やまた沛然と降りだしぬ/多田有花
当地、京都も雷鳴がはしり大変な豪雨でした。
一端止んでもまた、暫くすれば急に暗くなり雷雨の連続でした。梅雨最中の半夏雨と言うそうですが、記録的な豪雨となり被害が心配です。「沛全」・・・雨がおおいに降る様・・との措辞が効いていますね!!。
好きな句
☆山国の空深々と夏の朝 /小口泰與☆
山国の夏の朝の清新さが気持ちよく詠われています。
お礼
河野啓一さま、多田有花さま、桑本栄太郎さま
「緑濃き風に吹かれて書道展」への嬉しいお言葉、たいへんありがとうございます。上野の杜の緑陰と涼しい風の中を美術館に向かいました。私の友人が西行と長塚節の夏の短歌を書いて出品していました。
添削教室投句
★家々の緑に濡れる丘の朝
★緑濃き欅大樹の雨宿り
★一叢のアベリアの花梅雨曇
お礼
桑本栄太郎さま
★丘の辺に白き花咲き黐の花 の拙句に素晴らしいコメントをお寄せ下さり、嬉しく読ませていただきました。公園の森を見おろせる窓からの景ですが、仰る通りのほんのりとうす緑の花が多く、ほとんど白に近いのが点在しておりました。艶があってきれいでした。
添削教室投句
★寂しさを残して去りぬ蝉しぐれ
★病床でかすかに揺れるアロハシャツ
★身をかくし古風に生きるさがり花
添削教室投句
鈴鹿嶺を従え真白に雲の峰
初採りのズッキーニよその太きこと
夏野菜鍋にあふれてラタトゥーユ
御礼
河野啓一様
「日日草」の句を好きな句にお取り上げ頂き、素晴らしいコメントを頂き、有難う御座いました。
小西宏様
「夏の朝」の句を好きな句にお取り上げ頂き、素敵なコメントを賜わり有難う御座いました。
添削教室投句
★句三昧写真三昧風かおる
★歳時記を爪ぐる思案明早し
★ひたぶるに巨木に登る蟻の列
添削教室投句
★夕虹の小雨のかなた小さき弧を
★夕虹の七色淡く山へ伸び
★梅雨晴れの山あおあおと幾重にも
添削教室投句
さみだれをゆく少年のシャツ白し
青梅雨に古き自転車を捨てる
蝉の穴出しばかりの子と出会う
お礼
桑本栄太郎さま、
「梅雨空やまた沛然と降りだしぬ」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
昨日は一日雨が降ったりやんだりでした。
梅雨も一ヶ月を越え、梅雨末期の豪雨が心配されるころになっています。
好きな句
鈴鹿嶺を従え真白に雲の峰/古田敬二
晴れれば空はもう盛夏ですね。鈴鹿山脈の上に高々と立ち上がる入道雲。真夏の景色です。
添削教室投句
★ぼろシャツのほころぶ風の涼気かな
★雲の峰一病息災独居かな
★姫女苑一輪咲かせお茶点てる
添削教室投句
★風蒼くゆれて茂みの四葩かな
★泰山木の花の一つをつまみ見き
★降り出してよりの鳴りけり梅雨の雷
添削教室投句
吹き抜けをつらぬくほどに七夕竹
吹き抜けを七夕竹の色つらぬく
オフィスビル七夕竹が充たしおり
添削教室投句
夏草の地にへばりつく強さかな
赤紫蘇のさわと真昼の風に揺れ
傾きし山畑にもありし麦秋
好きな句
★寂しさを残して去りぬ蝉しぐれ/下地鉄
やかましい蝉しぐれ、いつまで続くか。それがふと聞こえなくなった時の寂寥感。真空のような、しんとした辺りの空気。思い当たります。大いに共感いたします。
添削教室投句
★蓮池のしずかな朝や蜻蛉飛ぶ
★古池を巣立ちし蜻蛉二つ三つ
★端居して狭庭の草を眺めやる
添削教室投句
()2013-07-04 17:59:21
★寂しさを残して去りぬ蝉しぐれ
★身を隠し古風に生きるさがり花
★病床に微かに揺れるアロハシャツ