●投句箱11月11日~20日● 2013年11月20日 06:05 | Weblog ※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。 X Facebook はてブ LINE コメント 小口泰與 2013年11月11日 8:59 デイリー句会投句 ★階段の手すり冷たし始発駅 ★山容を閉ざす冬靄どっしりと ★鍋割の襞の定かや冬浅し 返信する 河野啓一 2013年11月11日 9:57 デイリー句会投句 ★寒椿はや膨らみて蕾着け ★柿の実を摘み終え高切り鋏拭く ★寒風のなか雄鹿の馳せ回る 返信する 桑本栄太郎 2013年11月11日 17:50 デイリー句会投句 ★とんとんと下りる坂道お茶の花 ★山里の早き瀬音や芋水車 ★板壁の古ぶ木目や柿すだれ 返信する 桑本栄太郎 2013年11月11日 17:58 好きな句 ★階段の手すり冷たし始発駅/小口泰與 急激な冷え込み到来により、始発駅の手すりが冷たく感じる・・・。冬の到来を実感する事は、生活の中の身ほとりのこのような光景の時ですね!!。大変共感を覚えます。 返信する 多田有花 2013年11月11日 19:30 デイリー句会投句 谷町に白き山茶花咲き初めし ひっひっと我に挨拶じょうびたき 初時雨連れて山路を歩きけり 返信する 黒谷光子 2013年11月11日 20:13 デイリー句会投句 名刹の紅葉に映える茂吉歌碑 裏山へ続く庭園紅葉寺 紅葉寺自刃の武士の墓碑数多 返信する 小西 宏 2013年11月11日 22:54 好きな句 ☆とんとんと下りる坂道お茶の花 /桑本栄太郎☆ 軽やかに歩を運ぶ坂道に、次第に広がって見えてくる茶畑。その茶畑に点々と明るい茶の花が明らかになってきます。そんな清らかな風景が私の瞼に浮かんできました。 返信する 小西 宏 2013年11月11日 22:56 デイリー句会投句 ★朝の扉開き木の葉の来訪者 ★光なか花散る如く黄葉ふる ★逍遥の小道落葉の裏表 返信する 古田敬二 2013年11月11日 23:00 デイリー句会投句 朝の陽は人参畑の根元まで コゲラ叩く見上げる冬の青い空 紅き実を二つこぼして藪柑子 返信する 河野啓一 2013年11月12日 9:15 デイリー句会投句 ★水玉を竿に並べて時雨去る ★枝の先取り残したる柿一つ ★時雨去り空に揺れおり柿の赤 返信する 河野啓一 2013年11月12日 9:19 好きな句 ★光なか花散る如く黄葉ふる/小西宏 如何にも優美な詠みに魅せられました。黄葉がきらきらと輝いて桜吹雪にも匹敵する美しさです。 返信する 小口泰與 2013年11月12日 9:29 御礼 桑本栄太郎様 「手すり冷たし」の句を好きな句にお取り上げ頂き、共感のお言葉を頂き有難う御座います。楽しく拝読させて頂きました。 返信する 小口泰與 2013年11月12日 9:32 デイリー句会投句 ★山風に下枝(しずえ)はなるる落葉かな ★毛の国の風つれなくも小六月 ★小春日の校庭はやす鳩の群 返信する 古田敬二 2013年11月12日 9:44 デイリー句会投句 遠くにも紅見えてカラスウリ フレームの四角一杯柿紅葉 虫の音の途絶えし野良の静けさよ 返信する 多田有花 2013年11月12日 17:01 デイリー句会投句 冬空へ赤きそよごの実の数多 冬浅き山は彩り増してゆく 梅干をいただく冬の三角点 返信する 多田有花 2013年11月12日 17:05 デイリー句会投句 水玉を竿に並べて時雨去る/河野啓一 昨日、こちらでも時雨がありました。 冬に入ったなあ、と思いました。 「水玉を竿に並べて」というのが、楽しいですね。 返信する 桑本栄太郎 2013年11月12日 17:31 お礼 小西 宏様 「とんとんと下りる坂道お茶の花」の句をお選び頂き、素敵な共感のコメントも頂戴しまして大変有難うございます。近在の山すそには古い農家の集落があり、東海遊歩道にも指定されています。白壁に板塀の民家、土塀などもまだ良く残っています。先日の散策の折、その道を散策していましてお茶の生垣を設えてある坂道を下りて行きました。洛西のこの地方はお茶の生垣が沢山あり、この時はお茶の花と共にお茶の実も沢山ありました。 返信する 桑本栄太郎 2013年11月12日 17:59 Unknown ★色鳥や紅の葉陰の青空に ★葉ぼたんの小さき渦や育苗舎 ★道の辺に伐られ枯れおり唐辛子 返信する 佃 康水 2013年11月12日 18:17 好きな句 裏山へ続く庭園紅葉寺/黒谷光子 裏山を借景として取り込んだ広々とした庭園を持つお寺は赤・黄・緑に彩られた紅葉に囲まれて居るのでしょう。見事な紅葉寺ですね。先日団体旅行で行った永観堂と重なります。 返信する 佃 康水 2013年11月12日 18:23 デイリー句会投句 ★無患子や振ればころころ音の鳴り ★熟睡児の手は夢つかみ花八手 ★岸辺まで寄る満潮の鴨の群 返信する 河野啓一 2013年11月12日 21:03 お礼 多田有花さま 「水玉を竿に並べて時雨去る」に嬉しい共感のコメントを頂き有り難うございました。水玉がきらきら光っていてきれいでした。 返信する 小口泰與 2013年11月13日 10:26 デイリー句会投句 ★あけぼのの湖の畔の冬もみじ ★初時雨湖畔に舟のふせてあり ★小春日や心の枷をひとつ解き 返信する 多田有花 2013年11月13日 16:46 デイリー句会投句 鬼瓦の上の冬空真青なり いま風に揺れおり冬の紅葉かな 蓮池に冬青空の鮮やかに 返信する 多田有花 2013年11月13日 16:54 好きな句 ★岸辺まで寄る満潮の鴨の群/佃 康水 海にいる鴨ですから、キンクロハジロかスズガモですね。 波にまかせて漂う鴨たちのさまが見えるようです。 返信する 桑本栄太郎 2013年11月13日 18:49 デイリー句会投句 ★踏むゆけば桜落葉の香りけり ★地響きをたてて木の実の時雨かな ★村中の辻の明かりや石蕗の花 返信する 佃 康水 2013年11月13日 20:48 お礼 多田有花様 「岸辺まで寄る満潮の鴨の群」の句をお選び頂き嬉しいお言葉を有難うございます。鴨の名前は知りませんでした。 宮島を真向うにして牡蠣筏等も並ぶ海に鴨が飛来して参りました。満潮の時にはほんの近くまでやって来ます。良い事かどうか分りませんが岸から時折パンの屑を餌に撒いて居る人も居てとても可愛いです。そして藻屑も沢山浮いていますので引っ張り合って食べて居たりします。 返信する 河野啓一 2013年11月13日 20:56 デイリー句会投句 ★草刈られ落ち葉乗せたる散歩道 ★陽の光風の寒さを包みおり ★鳥が種落とした白き山茶花咲く 返信する 黒谷光子 2013年11月13日 21:47 デイリー句会投句 大杉の根方にひそと実千両 七五三に賑う参道杉木立 冬桜遠州三山拝し終え 返信する 小西 宏 2013年11月13日 21:48 デイリー句会投句 ★起きぬけの犬椅子下に日向ぼこ ★犬と駆け小春の道に汗をかく ★遠山の雪に老いの眼癒される 返信する 古田敬二 2013年11月13日 22:42 デイリー句会投句 温き陽を白菜畑が包み込む しなやかに同じ向きして枯れ芒 指先を染めて秋草の実を愛す 返信する 小口泰與 2013年11月14日 8:33 デイリー句会投句 ★赤城より風にはらりと時雨かな ★北颪ビルの谷間を駆け行けり ★冬ばらの新芽あえかや風の中 返信する 祝恵子 2013年11月14日 17:17 デイリー句会投句 ★楽しみは湯葉と湯豆腐京歩き ★窓越しに一輪ざしの椿挿し ★石蕗の路地を入れば通り雨 返信する 多田有花 2013年11月14日 17:45 デイリー句会投句 ふと思うあのころのこと焚火の香 縦横に飛行機雲や冬の空 すぐ消えるものゆえ強し冬夕焼 返信する 多田有花 2013年11月14日 17:47 好きな句 ★楽しみは湯葉と湯豆腐京歩き/祝恵子 楽しそうですね。 冬の京都、寒くなりますが、美味しいものはその寒さでよりいっそう美味しさが際立ちます。 湯気まで目に浮かぶようなおいしそうな御句です。 返信する 河野啓一 2013年11月14日 18:21 デイリー句会投句 ★桜紅葉を明るく照らす午後の日よ ★冬鴉群れて大きく森を越え ★からからと枯れ葉吹き抜け風に舞う 返信する 桑本栄太郎 2013年11月14日 18:53 デイリー句会投句 ★高黍の高き穂空に仰ぎたり ★黒き実となりて茄子の枯れゆけり ★もくれんの綿毛まだ無き冬芽かな 返信する 桑本栄太郎 2013年11月14日 19:03 好きな句 ★楽しみは湯葉と湯豆腐京歩き/祝 恵子 寒くて底冷えのする京都の冬ですが、冬ならではの楽しみもあります。京都ならではの味の楽しみは、湯葉と湯豆腐ですね。美味しいものは美味しそうにとの典型のような御句で、好きな句です。 返信する 桑本栄太郎 2013年11月14日 19:10 好きな句 ★ふと思うあのころのこと焚火の香/多田有花 現在では防火上の理由で、あまり見かけなくなった焚火の光景ですが、誰にでも経験のある焚火の懐かしい想い出ですね。皆集まって暖をとったり、密かに焼き芋をつくったりした遠い日の想い出がよみがえります。 返信する 小口泰與 2013年11月15日 9:11 デイリー句会投句 ★冬霧の覆わる丘の灯しかな ★トンネルを出づや目交冬紅葉 ★素朴なる冬の黄葉や奈良井宿 返信する 河野啓一 2013年11月15日 11:04 デイリー句会投句 ★柿の葉の実を養えば色褪せず ★坂道を下れば浜辺冬の浪 ★枯れ蓮の残りし池や散歩道 返信する 小西 宏 2013年11月15日 14:30 デイリー句会投句 ★梯子より上は鴉に柿を干す ★子のひとり落葉の中の滑り台 ★静空の枝に音触れ木の葉ふる 返信する 桑本栄太郎 2013年11月15日 17:03 デイリー句会投句 ★活き活きと雨の畑の冬菜かな ★ワイパーの時折振れて時雨れけり ★蔦紅葉バスの家路の坂道に 返信する 桑本栄太郎 2013年11月15日 17:11 好きな句 ★梯子より上は鴉に柿を干す/小西 宏 渋柿もそろそろ採り入れ、干し柿を作る頃です。 柿の木に梯子を架け、採れるだけ取り後は鴉にまかせる事にする・・・。自然界と共存を願う作者の優しい心がけが嬉しい句となりましたね!!。 返信する 多田有花 2013年11月15日 17:14 デイリー句会投句 近隣の銀杏色づき冬の雨 雨あがりすぐに日差しや冬紅葉 昼の陽に蝶の飛び来て冬菜畑 返信する 多田有花 2013年11月15日 17:20 お礼 桑本栄太郎さま、 「ふと思うあのころのこと焚火の香」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。 焚火は炎が見えなくても、香りが漂ってくると、何かなつかしい気持ちになります。 返信する 小西 宏 2013年11月15日 20:44 お礼 桑本栄太郎さま 「梯子より上は鴉に柿を干す」に嬉しいお言葉をおかけくださり、本当にありがたく感謝しております。老夫婦(と言っても私と同年代ですが)がお庭の柿を採り入れていました。危ないなあと思いながら通り過ぎましたが、奥さんは「もうそれぐらいにしたら」と声をかけていました。あとは鴉が来て食べるだけなのだそうです。 返信する 小西 宏 2013年11月15日 20:46 好きな句 ☆活き活きと雨の畑の冬菜かな /桑本栄太郎☆ 枯れ色の目立つようになった風景の中に、冬の畑の野菜の艶を目にすると心和らぎます。とりわけ、雨に濡れた葉の色は目に鮮やかです。 返信する 迫田和代 2013年11月16日 9:55 デイリー句会投句 ★花柚子の話の渦に故郷を ★遠回り桜紅葉の落花避け ★秋雨や遠い旅にも別れあり 返信する 小口泰與 2013年11月16日 10:37 デイリー句会投句 ★小春日や木組み大橋奈良井宿 ★山茶花のつぼみほころぶ朝かな ★帰り花はらから集う法事かな 返信する 多田有花 2013年11月16日 16:48 デイリー句会投句 枯蓮の無残を愛でて池巡る 階段を下りる足音冬の朝 お湯を出て母と眺める冬紅葉 返信する 桑本栄太郎 2013年11月16日 17:22 お礼 小西 宏様 「活き活きと雨の畑の冬菜かな」の句をお選び頂き、嬉しい素敵なコメントも頂戴しまして大変有難うございます。先日の雨の日の車窓の光景です。もの侘しい冬の雨の中、畑の冬菜の瑞々しいみどりばかりが目立ちました。初冬の畑では、雨を喜んでいる植物もあるようですね? 返信する 桑本栄太郎 2013年11月16日 17:49 デイリー句会投句 ★小雨降る川の真中やつがい鴨 ★柿灯る雨の明かりの土塀かな ★もみづれば在所愛しくありにけり 返信する 黒谷光子 2013年11月16日 19:59 デイリー句会投句 万歩計つけて駅へと冬帽子 近道をして通る路地花八つ手 夕映えになお濃く燃えて冬紅葉 返信する 河野啓一 2013年11月16日 20:39 デイリー句会投句 ★日の中に庭の小菊の咲き乱れ ★山茶花の真白に咲けるしおらしさ ★冬バラの小さき花のわびしくて 返信する 祝恵子 2013年11月16日 22:28 お礼 多田有花様、桑本栄太郎様、「湯豆腐」に素敵なコメントをありがとうございます。少人数になった歩き会ですが、冬の京都の楽しみはやはり湯葉と湯豆腐です。 返信する 祝恵子 2013年11月16日 22:39 デイリー句会投句 ★市場ではマグロの解体呼び物に ★イベントに大魚の並ぶ冬始め ★水槽の河豚一匹を掬い見せ 返信する 小西 宏 2013年11月16日 23:51 デイリー句会投句 ★雲がありその影があり雪の富士 ★しんとして湖みどりなる冬木立 ★街路樹の枝光りだす冬初め 返信する 小西 宏 2013年11月17日 0:01 好きな句 ☆万歩計つけて駅へと冬帽子 /黒谷光子☆ 健康を気遣って駅への道も遊歩です。でも、身体は温まっても頭は冷える。そろそろ冬帽子の季節です。「万歩計」がいいですね。 返信する 小口泰與 2013年11月17日 9:28 デイリー句会投句 ★逆光をとらえ華やぐ枯尾花 ★山茶花の二つ三つと咲きにけり ★小春日やお香の香り身の内に 返信する 河野啓一 2013年11月17日 10:09 デイリー句会投句 ★ベランダの冬菜も摘んて鍋に入れ ★無農薬無肥料続く庭の柿 ★山茶花の苗をポットにお隣りへ 返信する 多田有花 2013年11月17日 18:03 デイリー句会投句 小春日の谷あいの湯に母といる 柿をもぐ小春の庭の広さかな 冬紅葉囲む落人伝説の村 返信する 多田有花 2013年11月17日 18:07 好きな句 ベランダの冬菜も摘んて鍋に入れ/河野啓一 ベランダで栽培されているなら、やわらかでしょうね。 鍋の具に一役かって、ベランダ冬菜も活躍しています。 返信する 桑本栄太郎 2013年11月17日 19:44 デイリー句会投句 ★ジャージーの校庭駆ける冬紅葉 ★わた虫の浮かぶ葉陰の緋色かな ★籾摺りの日暮れて寒し精米所 返信する 小西 宏 2013年11月17日 20:56 デイリー句会投句 ★葉の落ちて丸き枝先空へ張る ★彩の木の葉ぶら下げプラタナス ★ハンバーガー買いシャンペンの小春かな 返信する 投句 2013年11月17日 22:11 デイリー句会投句 ★朝食後みかんの皮が爪の先 ★手に余る大きな荷物はみかん箱 ★遠征の子の背に冬の朝日差す 返信する 高橋秀之 2013年11月17日 22:12 デイリー句会投句(訂正) ※ すいません。名前欄が間違えていました。 ★朝食後みかんの皮が爪の先 ★手に余る大きな荷物はみかん箱 ★遠征の子の背に冬の朝日差す 返信する 小口泰與 2013年11月18日 10:05 デイリー句会投句 ★日を乗せて舟のくだるや小六月 ★冬ばらの咲くに力の限りかな ★夢覚めて蹠つめたき仏間かな 返信する 小川和子 2013年11月18日 10:56 デイリー句会投句 落葉踏む文学館へと続く道 欅落葉どっと降らせて風去りぬ 影を置くみずきに空の冴えゆけり 返信する 黒谷光子 2013年11月18日 15:06 デイリ―句会投句 団栗を踏みつつ山に佛花切る 冬晴れの木の間はるかに竹生島 あざやかに赤と黄杜の冬はじめ 返信する 多田有花 2013年11月18日 16:33 デイリー句会投句 鉄塔がつなぐ山々十一月 峪深く金鉱跡や冬紅葉 時雨去る露天のお湯にひとりいる 返信する 多田有花 2013年11月18日 16:35 好きな句 ★日を乗せて舟のくだるや小六月/小口泰與 「日を乗せて」がいいですね。 暖かな初冬の日差しを乗せて小船がゆっくり川をくだっているのでしょう。 それを視線で追われている詠者も小春のぬくもりの中です。 返信する 桑本栄太郎 2013年11月18日 16:40 デイリー句会投句 ★散策の歩が伸び遠き冬田かな ★冬紅葉どうだんつつじの緋の色に ★つわぶきや何処に在りても石の供 返信する 桑本栄太郎 2013年11月18日 16:50 好きな句 ★冬晴の木の間はるかに竹生島/黒谷光子 冬晴れの光景が、「木の間はるかに」との措辞が効いていて、明るい冬の日差しが鮮やかに想われます。その彼方に竹生島が望まれ、良い眺めですね!!。琵琶湖の冬晴の光景を巧みに詠まれました。 返信する 桑本栄太郎 2013年11月18日 16:59 好きな句 ★峪深く金鉱跡や冬紅葉/多田有花 生野銀山の鉱脈跡でしょうか?嘗ては栄えたであろう高い山の中腹に、直堀の金鉱の出入りの跡地が望まれ、峪は冬の紅葉で覆われている・・・。栄枯盛衰の人々の哀切を冬の紅葉に見られたようですね? 返信する 河野啓一 2013年11月19日 9:05 お礼 多田有花さま 「冬菜」の句に共感のコメント有り難うございました。柔らかで少なくて何処へ行ったのかわからないくらいでしたが、そのうちに少しは増やして、と云うところです。 返信する 小口泰與 2013年11月19日 9:06 御礼 多田有花様 「小六月」の句を好きな句にお取り上げ頂き、その上素晴らしいコメントまで頂き大変嬉しく拝読させて頂きました。有難う御座います。 返信する 小口泰與 2013年11月19日 9:12 デイリー句会投句 ★帰り花阿吽の朝日昇りけり ★山風や瑞枝あえかな冬のばら ★息白しうす紫の赤城かな 返信する 河野啓一 2013年11月19日 9:16 デイリー句会投句 ★箕面山空を分け合う谷紅葉 ★初冬の六甲縦走雨の中 ★鴨群れて子らと距離置く池の端 返信する 多田有花 2013年11月19日 16:30 デイリー句会投句 冬晴れに誘われ髪を切りにゆく 風の音初めてストーブをつける 木枯しの吹く窓辺には明るき陽 返信する 多田有花 2013年11月19日 16:33 お礼 桑本栄太郎さま、 「峪深く金鉱跡や冬紅葉」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。 これは宍粟市の百栖山(もすやま)です。 こんなところに金鉱があったなんて知りませんでしたが、山歩きのついでに見えた金鉱跡は圧巻でした。 返信する 多田有花 2013年11月19日 16:35 好きな句 箕面山空を分け合う谷紅葉/河野啓一 「空を分け合う」というのがいいですね。 谷の底から両側の山を彩る紅葉を堪能されているのでしょう。 返信する 桑本栄太郎 2013年11月19日 17:48 デイリー句会投句 ★神官の水色袴の落葉掃く ★手にとれば五色彩なす柿落葉 ★新駅の高架開通冬田べり 返信する 桑本栄太郎 2013年11月19日 17:56 好きな句 ★箕面山空を分け合う谷紅葉/河野啓一 冬晴れの小生の近在の京西山も峰の奥まで日が射し、今まさに山粧う状態です。真っ青な青空のもと、谷を隔て合って彩なす光景が眼に見えるようで素敵です。 返信する 小西 宏 2013年11月19日 22:07 デイリー句会投句 ★浮かぶ葉の小春日和に糸垂れる ★しわがれて軽き落葉の坂くだる ★冬雲の渦巻くところ群れ鴉 返信する 小口泰與 2013年11月20日 9:47 デイリー句会投句 ★茜さす雪の浅間や風ゆたか ★冬空へ雲版強く叩きけり ★あけぼのや顔を打ちゆく北颪 返信する 多田有花 2013年11月20日 16:24 デイリー句会投句 風吹けば赤さ冴えたり実南天 冬めくや昼の地震が揺らす窓 自転車をこいで去りゆく冬帽子 返信する 多田有花 2013年11月20日 16:27 好きな句 ★茜さす雪の浅間や風ゆたか/小口泰與 浅間山は冠雪しているのですね。 北風に鋭さが加わる頃、それを「ゆたか」と表現されました。 返信する 桑本栄太郎 2013年11月20日 18:11 デイリー句会投句 ★青空のあくまで蒼く冬紅葉 ★冬紅葉峰の奥まで日差しけり ★川べりの風の瀬音や冬紅葉 返信する 川名ますみ 2013年11月20日 19:31 デイリー句会投句 着信は母の写せし散紅葉 目黒川桜紅葉を載せ静か 川の面に桜紅葉のふれ流る 返信する 河野啓一 2013年11月20日 20:47 お礼 桑本栄太郎さま ★箕面山空を分け合う谷紅葉 をおとり上げくださり 素晴らしいコメントを有り難うございました。今年は箕面はすこし遅いようですが。 返信する 河野啓一 2013年11月20日 20:54 デイリー句会投句 ★ポインセチア並ぶ街角明るくて ★朝日差す並木の紅葉は桜と銀杏 ★山茶花のの苗掘り上げて鉢に植え 返信する 河野啓一 2013年11月20日 20:58 お礼 多田有花さま 「谷紅葉」の句をおとり上夏くださり素敵なコメントを有り難うございました。先週の日曜日では箕面はまだ色付きが足りなかったと聞いております。 返信する
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デイリー句会投句
★階段の手すり冷たし始発駅
★山容を閉ざす冬靄どっしりと
★鍋割の襞の定かや冬浅し
デイリー句会投句
★寒椿はや膨らみて蕾着け
★柿の実を摘み終え高切り鋏拭く
★寒風のなか雄鹿の馳せ回る
デイリー句会投句
★とんとんと下りる坂道お茶の花
★山里の早き瀬音や芋水車
★板壁の古ぶ木目や柿すだれ
好きな句
★階段の手すり冷たし始発駅/小口泰與
急激な冷え込み到来により、始発駅の手すりが冷たく感じる・・・。冬の到来を実感する事は、生活の中の身ほとりのこのような光景の時ですね!!。大変共感を覚えます。
デイリー句会投句
谷町に白き山茶花咲き初めし
ひっひっと我に挨拶じょうびたき
初時雨連れて山路を歩きけり
デイリー句会投句
名刹の紅葉に映える茂吉歌碑
裏山へ続く庭園紅葉寺
紅葉寺自刃の武士の墓碑数多
好きな句
☆とんとんと下りる坂道お茶の花 /桑本栄太郎☆
軽やかに歩を運ぶ坂道に、次第に広がって見えてくる茶畑。その茶畑に点々と明るい茶の花が明らかになってきます。そんな清らかな風景が私の瞼に浮かんできました。
デイリー句会投句
★朝の扉開き木の葉の来訪者
★光なか花散る如く黄葉ふる
★逍遥の小道落葉の裏表
デイリー句会投句
朝の陽は人参畑の根元まで
コゲラ叩く見上げる冬の青い空
紅き実を二つこぼして藪柑子
デイリー句会投句
★水玉を竿に並べて時雨去る
★枝の先取り残したる柿一つ
★時雨去り空に揺れおり柿の赤
好きな句
★光なか花散る如く黄葉ふる/小西宏
如何にも優美な詠みに魅せられました。黄葉がきらきらと輝いて桜吹雪にも匹敵する美しさです。
御礼
桑本栄太郎様
「手すり冷たし」の句を好きな句にお取り上げ頂き、共感のお言葉を頂き有難う御座います。楽しく拝読させて頂きました。
デイリー句会投句
★山風に下枝(しずえ)はなるる落葉かな
★毛の国の風つれなくも小六月
★小春日の校庭はやす鳩の群
デイリー句会投句
遠くにも紅見えてカラスウリ
フレームの四角一杯柿紅葉
虫の音の途絶えし野良の静けさよ
デイリー句会投句
冬空へ赤きそよごの実の数多
冬浅き山は彩り増してゆく
梅干をいただく冬の三角点
デイリー句会投句
水玉を竿に並べて時雨去る/河野啓一
昨日、こちらでも時雨がありました。
冬に入ったなあ、と思いました。
「水玉を竿に並べて」というのが、楽しいですね。
お礼
小西 宏様
「とんとんと下りる坂道お茶の花」の句をお選び頂き、素敵な共感のコメントも頂戴しまして大変有難うございます。近在の山すそには古い農家の集落があり、東海遊歩道にも指定されています。白壁に板塀の民家、土塀などもまだ良く残っています。先日の散策の折、その道を散策していましてお茶の生垣を設えてある坂道を下りて行きました。洛西のこの地方はお茶の生垣が沢山あり、この時はお茶の花と共にお茶の実も沢山ありました。
Unknown
★色鳥や紅の葉陰の青空に
★葉ぼたんの小さき渦や育苗舎
★道の辺に伐られ枯れおり唐辛子
好きな句
裏山へ続く庭園紅葉寺/黒谷光子
裏山を借景として取り込んだ広々とした庭園を持つお寺は赤・黄・緑に彩られた紅葉に囲まれて居るのでしょう。見事な紅葉寺ですね。先日団体旅行で行った永観堂と重なります。
デイリー句会投句
★無患子や振ればころころ音の鳴り
★熟睡児の手は夢つかみ花八手
★岸辺まで寄る満潮の鴨の群
お礼
多田有花さま
「水玉を竿に並べて時雨去る」に嬉しい共感のコメントを頂き有り難うございました。水玉がきらきら光っていてきれいでした。
デイリー句会投句
★あけぼのの湖の畔の冬もみじ
★初時雨湖畔に舟のふせてあり
★小春日や心の枷をひとつ解き
デイリー句会投句
鬼瓦の上の冬空真青なり
いま風に揺れおり冬の紅葉かな
蓮池に冬青空の鮮やかに
好きな句
★岸辺まで寄る満潮の鴨の群/佃 康水
海にいる鴨ですから、キンクロハジロかスズガモですね。
波にまかせて漂う鴨たちのさまが見えるようです。
デイリー句会投句
★踏むゆけば桜落葉の香りけり
★地響きをたてて木の実の時雨かな
★村中の辻の明かりや石蕗の花
お礼
多田有花様
「岸辺まで寄る満潮の鴨の群」の句をお選び頂き嬉しいお言葉を有難うございます。鴨の名前は知りませんでした。
宮島を真向うにして牡蠣筏等も並ぶ海に鴨が飛来して参りました。満潮の時にはほんの近くまでやって来ます。良い事かどうか分りませんが岸から時折パンの屑を餌に撒いて居る人も居てとても可愛いです。そして藻屑も沢山浮いていますので引っ張り合って食べて居たりします。
デイリー句会投句
★草刈られ落ち葉乗せたる散歩道
★陽の光風の寒さを包みおり
★鳥が種落とした白き山茶花咲く
デイリー句会投句
大杉の根方にひそと実千両
七五三に賑う参道杉木立
冬桜遠州三山拝し終え
デイリー句会投句
★起きぬけの犬椅子下に日向ぼこ
★犬と駆け小春の道に汗をかく
★遠山の雪に老いの眼癒される
デイリー句会投句
温き陽を白菜畑が包み込む
しなやかに同じ向きして枯れ芒
指先を染めて秋草の実を愛す
デイリー句会投句
★赤城より風にはらりと時雨かな
★北颪ビルの谷間を駆け行けり
★冬ばらの新芽あえかや風の中
デイリー句会投句
★楽しみは湯葉と湯豆腐京歩き
★窓越しに一輪ざしの椿挿し
★石蕗の路地を入れば通り雨
デイリー句会投句
ふと思うあのころのこと焚火の香
縦横に飛行機雲や冬の空
すぐ消えるものゆえ強し冬夕焼
好きな句
★楽しみは湯葉と湯豆腐京歩き/祝恵子
楽しそうですね。
冬の京都、寒くなりますが、美味しいものはその寒さでよりいっそう美味しさが際立ちます。
湯気まで目に浮かぶようなおいしそうな御句です。
デイリー句会投句
★桜紅葉を明るく照らす午後の日よ
★冬鴉群れて大きく森を越え
★からからと枯れ葉吹き抜け風に舞う
デイリー句会投句
★高黍の高き穂空に仰ぎたり
★黒き実となりて茄子の枯れゆけり
★もくれんの綿毛まだ無き冬芽かな
好きな句
★楽しみは湯葉と湯豆腐京歩き/祝 恵子
寒くて底冷えのする京都の冬ですが、冬ならではの楽しみもあります。京都ならではの味の楽しみは、湯葉と湯豆腐ですね。美味しいものは美味しそうにとの典型のような御句で、好きな句です。
好きな句
★ふと思うあのころのこと焚火の香/多田有花
現在では防火上の理由で、あまり見かけなくなった焚火の光景ですが、誰にでも経験のある焚火の懐かしい想い出ですね。皆集まって暖をとったり、密かに焼き芋をつくったりした遠い日の想い出がよみがえります。
デイリー句会投句
★冬霧の覆わる丘の灯しかな
★トンネルを出づや目交冬紅葉
★素朴なる冬の黄葉や奈良井宿
デイリー句会投句
★柿の葉の実を養えば色褪せず
★坂道を下れば浜辺冬の浪
★枯れ蓮の残りし池や散歩道
デイリー句会投句
★梯子より上は鴉に柿を干す
★子のひとり落葉の中の滑り台
★静空の枝に音触れ木の葉ふる
デイリー句会投句
★活き活きと雨の畑の冬菜かな
★ワイパーの時折振れて時雨れけり
★蔦紅葉バスの家路の坂道に
好きな句
★梯子より上は鴉に柿を干す/小西 宏
渋柿もそろそろ採り入れ、干し柿を作る頃です。
柿の木に梯子を架け、採れるだけ取り後は鴉にまかせる事にする・・・。自然界と共存を願う作者の優しい心がけが嬉しい句となりましたね!!。
デイリー句会投句
近隣の銀杏色づき冬の雨
雨あがりすぐに日差しや冬紅葉
昼の陽に蝶の飛び来て冬菜畑
お礼
桑本栄太郎さま、
「ふと思うあのころのこと焚火の香」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
焚火は炎が見えなくても、香りが漂ってくると、何かなつかしい気持ちになります。
お礼
桑本栄太郎さま
「梯子より上は鴉に柿を干す」に嬉しいお言葉をおかけくださり、本当にありがたく感謝しております。老夫婦(と言っても私と同年代ですが)がお庭の柿を採り入れていました。危ないなあと思いながら通り過ぎましたが、奥さんは「もうそれぐらいにしたら」と声をかけていました。あとは鴉が来て食べるだけなのだそうです。
好きな句
☆活き活きと雨の畑の冬菜かな /桑本栄太郎☆
枯れ色の目立つようになった風景の中に、冬の畑の野菜の艶を目にすると心和らぎます。とりわけ、雨に濡れた葉の色は目に鮮やかです。
デイリー句会投句
★花柚子の話の渦に故郷を
★遠回り桜紅葉の落花避け
★秋雨や遠い旅にも別れあり
デイリー句会投句
★小春日や木組み大橋奈良井宿
★山茶花のつぼみほころぶ朝かな
★帰り花はらから集う法事かな
デイリー句会投句
枯蓮の無残を愛でて池巡る
階段を下りる足音冬の朝
お湯を出て母と眺める冬紅葉
お礼
小西 宏様
「活き活きと雨の畑の冬菜かな」の句をお選び頂き、嬉しい素敵なコメントも頂戴しまして大変有難うございます。先日の雨の日の車窓の光景です。もの侘しい冬の雨の中、畑の冬菜の瑞々しいみどりばかりが目立ちました。初冬の畑では、雨を喜んでいる植物もあるようですね?
デイリー句会投句
★小雨降る川の真中やつがい鴨
★柿灯る雨の明かりの土塀かな
★もみづれば在所愛しくありにけり
デイリー句会投句
万歩計つけて駅へと冬帽子
近道をして通る路地花八つ手
夕映えになお濃く燃えて冬紅葉
デイリー句会投句
★日の中に庭の小菊の咲き乱れ
★山茶花の真白に咲けるしおらしさ
★冬バラの小さき花のわびしくて
お礼
多田有花様、桑本栄太郎様、「湯豆腐」に素敵なコメントをありがとうございます。少人数になった歩き会ですが、冬の京都の楽しみはやはり湯葉と湯豆腐です。
デイリー句会投句
★市場ではマグロの解体呼び物に
★イベントに大魚の並ぶ冬始め
★水槽の河豚一匹を掬い見せ
デイリー句会投句
★雲がありその影があり雪の富士
★しんとして湖みどりなる冬木立
★街路樹の枝光りだす冬初め
好きな句
☆万歩計つけて駅へと冬帽子 /黒谷光子☆
健康を気遣って駅への道も遊歩です。でも、身体は温まっても頭は冷える。そろそろ冬帽子の季節です。「万歩計」がいいですね。
デイリー句会投句
★逆光をとらえ華やぐ枯尾花
★山茶花の二つ三つと咲きにけり
★小春日やお香の香り身の内に
デイリー句会投句
★ベランダの冬菜も摘んて鍋に入れ
★無農薬無肥料続く庭の柿
★山茶花の苗をポットにお隣りへ
デイリー句会投句
小春日の谷あいの湯に母といる
柿をもぐ小春の庭の広さかな
冬紅葉囲む落人伝説の村
好きな句
ベランダの冬菜も摘んて鍋に入れ/河野啓一
ベランダで栽培されているなら、やわらかでしょうね。
鍋の具に一役かって、ベランダ冬菜も活躍しています。
デイリー句会投句
★ジャージーの校庭駆ける冬紅葉
★わた虫の浮かぶ葉陰の緋色かな
★籾摺りの日暮れて寒し精米所
デイリー句会投句
★葉の落ちて丸き枝先空へ張る
★彩の木の葉ぶら下げプラタナス
★ハンバーガー買いシャンペンの小春かな
デイリー句会投句
★朝食後みかんの皮が爪の先
★手に余る大きな荷物はみかん箱
★遠征の子の背に冬の朝日差す
デイリー句会投句(訂正)
※ すいません。名前欄が間違えていました。
★朝食後みかんの皮が爪の先
★手に余る大きな荷物はみかん箱
★遠征の子の背に冬の朝日差す
デイリー句会投句
★日を乗せて舟のくだるや小六月
★冬ばらの咲くに力の限りかな
★夢覚めて蹠つめたき仏間かな
デイリー句会投句
落葉踏む文学館へと続く道
欅落葉どっと降らせて風去りぬ
影を置くみずきに空の冴えゆけり
デイリ―句会投句
団栗を踏みつつ山に佛花切る
冬晴れの木の間はるかに竹生島
あざやかに赤と黄杜の冬はじめ
デイリー句会投句
鉄塔がつなぐ山々十一月
峪深く金鉱跡や冬紅葉
時雨去る露天のお湯にひとりいる
好きな句
★日を乗せて舟のくだるや小六月/小口泰與
「日を乗せて」がいいですね。
暖かな初冬の日差しを乗せて小船がゆっくり川をくだっているのでしょう。
それを視線で追われている詠者も小春のぬくもりの中です。
デイリー句会投句
★散策の歩が伸び遠き冬田かな
★冬紅葉どうだんつつじの緋の色に
★つわぶきや何処に在りても石の供
好きな句
★冬晴の木の間はるかに竹生島/黒谷光子
冬晴れの光景が、「木の間はるかに」との措辞が効いていて、明るい冬の日差しが鮮やかに想われます。その彼方に竹生島が望まれ、良い眺めですね!!。琵琶湖の冬晴の光景を巧みに詠まれました。
好きな句
★峪深く金鉱跡や冬紅葉/多田有花
生野銀山の鉱脈跡でしょうか?嘗ては栄えたであろう高い山の中腹に、直堀の金鉱の出入りの跡地が望まれ、峪は冬の紅葉で覆われている・・・。栄枯盛衰の人々の哀切を冬の紅葉に見られたようですね?
お礼
多田有花さま
「冬菜」の句に共感のコメント有り難うございました。柔らかで少なくて何処へ行ったのかわからないくらいでしたが、そのうちに少しは増やして、と云うところです。
御礼
多田有花様
「小六月」の句を好きな句にお取り上げ頂き、その上素晴らしいコメントまで頂き大変嬉しく拝読させて頂きました。有難う御座います。
デイリー句会投句
★帰り花阿吽の朝日昇りけり
★山風や瑞枝あえかな冬のばら
★息白しうす紫の赤城かな
デイリー句会投句
★箕面山空を分け合う谷紅葉
★初冬の六甲縦走雨の中
★鴨群れて子らと距離置く池の端
デイリー句会投句
冬晴れに誘われ髪を切りにゆく
風の音初めてストーブをつける
木枯しの吹く窓辺には明るき陽
お礼
桑本栄太郎さま、
「峪深く金鉱跡や冬紅葉」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
これは宍粟市の百栖山(もすやま)です。
こんなところに金鉱があったなんて知りませんでしたが、山歩きのついでに見えた金鉱跡は圧巻でした。
好きな句
箕面山空を分け合う谷紅葉/河野啓一
「空を分け合う」というのがいいですね。
谷の底から両側の山を彩る紅葉を堪能されているのでしょう。
デイリー句会投句
★神官の水色袴の落葉掃く
★手にとれば五色彩なす柿落葉
★新駅の高架開通冬田べり
好きな句
★箕面山空を分け合う谷紅葉/河野啓一
冬晴れの小生の近在の京西山も峰の奥まで日が射し、今まさに山粧う状態です。真っ青な青空のもと、谷を隔て合って彩なす光景が眼に見えるようで素敵です。
デイリー句会投句
★浮かぶ葉の小春日和に糸垂れる
★しわがれて軽き落葉の坂くだる
★冬雲の渦巻くところ群れ鴉
デイリー句会投句
★茜さす雪の浅間や風ゆたか
★冬空へ雲版強く叩きけり
★あけぼのや顔を打ちゆく北颪
デイリー句会投句
風吹けば赤さ冴えたり実南天
冬めくや昼の地震が揺らす窓
自転車をこいで去りゆく冬帽子
好きな句
★茜さす雪の浅間や風ゆたか/小口泰與
浅間山は冠雪しているのですね。
北風に鋭さが加わる頃、それを「ゆたか」と表現されました。
デイリー句会投句
★青空のあくまで蒼く冬紅葉
★冬紅葉峰の奥まで日差しけり
★川べりの風の瀬音や冬紅葉
デイリー句会投句
着信は母の写せし散紅葉
目黒川桜紅葉を載せ静か
川の面に桜紅葉のふれ流る
お礼
桑本栄太郎さま
★箕面山空を分け合う谷紅葉 をおとり上げくださり 素晴らしいコメントを有り難うございました。今年は箕面はすこし遅いようですが。
デイリー句会投句
★ポインセチア並ぶ街角明るくて
★朝日差す並木の紅葉は桜と銀杏
★山茶花のの苗掘り上げて鉢に植え
お礼
多田有花さま
「谷紅葉」の句をおとり上夏くださり素敵なコメントを有り難うございました。先週の日曜日では箕面はまだ色付きが足りなかったと聞いております。