※当季雑詠3句(春の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
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※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。
◆俳句日記/高橋正子◆は、下記のアドレスです。
http://blog.goo.ne.jp/kakan02
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コメント
デイリ句会投句
★今朝赤城山(あかぎ)良く見え畦の犬ふぐり
★異例なき鍋割り山も春の雨
★たんぽぽや榛名山(はるな)の上の根無し雲
デイリー句会投句
★立春の空に橙色月上る
★春風に行く道犬の主張する
★朝からの雨が形に春の雪
デイリー句会投句
★黒牛の乳房揺らして青き踏み来る
★牛の背の春の光りに黒光り
★放牧の牛の足跡薄氷
好きな句
★今朝赤城山(あかぎ)良く見え畦の犬ふぐり (小口泰與)
遠くに赤城山、足元を見れば小さな紫、いぬふぐり。
私の畑の畔にも2~3週間前からいぬふぐりが咲き始めています。間違いなく春が近づいています。
デイリー句会投句
★春北風を真夜に聞き居る寝床かな
★白梅を見上げ青空どこまでも
★さざ波の岸を小打ちや春の池
好きな句
★朝からの雨が形に春の雪/小西 宏
春先の気候は少しも定まらず、降ったり止んだりと
気ぜわしい限りです。雨の後、ちらほら春の小雪となる
事はよくあり、この時季の描写が見事です。
デイリー句会投句
★膨れくる潮や河口に春の鴨
★木の芽吹く丘やせせらぐ音高し
★和服着る人らそぞろに梅見かな
御礼
古田敬二様
「犬ふぐり」の句を好きな句にお取り上げいただき、その上、素晴らしいコメントを賜わり厚く御礼申し上げます。有難う御座いました。
デイリー句会投句
★あけぼのの手に掬いたる春の水
★春霜や噴煙南(みな)へ流れける
★上州の三山笑う朝かな
デイリー句会投句
山走る春北風の吹く中を
風よけて座す早春の頂に
枝々の間に浅き春の空
デイリー句会投句
★グランドの部活の声や春きざす
★十字架の峰に日差しや春の山
★菜園の採りあと白く茎立ちぬ
デイリー句会投句
★白きもの被りて門辺の紅椿
★冴え返る昭和の軍歌を声揃え
★春雪は止まず畿内の過ごし良さ
デイリー句会投句
春の雪触れる間もなくやみにけり
湯けむりにふわりと消ゆる春の雪
ランナーを待ちわびる子の冷たき手
デイリー句会投句
★二月来る庭の光りの濃くなりぬ
★見上げれば木蓮蕾の踊りけり
★青空の主役つぼみの白木蓮
デイリー句会投句
残雪の凹凸に影松林
春隣女僧侶の声たゆたう
七七日障子に過ぎる猫の影
デイリー句会投句
★摘草や貨車過ぎ行ける足尾線
★あけぼのの畷を駆ける雉子かな
★釣人を襲いし虻の唸りかな
デイリー句会投句
★春雪は止まず列島冴え返る
★早春の朝日鉢花いきいきと
★恐竜の化石も埋まる春の雪
デイリー句会投句
★春障子二度寝の夢の目覚め居り
★せせらぎの枝に降り積む春の雪
★高槻のうすきみどりの春田かな
Unknown
★菜を洗う蛇口の水も温みけり
★竹鳴らす風に乗り来て梅香る
★白木蓮蕾踊らす青空に
デイリー句会投句
★早朝のバスに受験の中学生
★受験の子表情普段と変わりなく
★おはようの声も大きく今日受験
デイリー句会投句
庭に立ち春の浅きを嘆きけり
一輪の椿八十路の誕生日
春の雨待たるる頃や薄日差す
好きな句
★高槻のうすきみどりの春田かな/桑本栄太郎
高槻と云えば京、大阪の中間あたりの平和なベッドタウン。かってのキリシタン大名、高山右近の城下であったかと思います。郊外はまさに”うすきみどりの春田”にぴったりの 風情でしょうね。大好きな一句です。
風生の「みちのくの伊達の郡」を想いだしました。
デイリー句会投句
★太鼓打つ半被のおみな風光る
★湯煙の磴の斑雪の夕べかな
★鍋割山(なべわり)の在るべき所霞けり
デイリー句会投句
稜線を走る春雪舞う中を
風花や日ごとに開く坂の梅
窓ガラスかたかた鳴らし寒戻り
御礼
河野啓一様
「高槻のうすきみどりの春田かな」の句をお選び頂き
嬉しい過分なるコメントも頂戴しまして、大変有難う
ございます。仰る通り高槻は高山右近と云うキリシタン
大名のお城があったところです。小生も日曜日ごとに
キリスト教の教会に礼拝に行ったおります。
阪急電車の車窓から眺める高槻平野の春田ににも
うっすらと下萌えとなって来ました。
デイリー句会投句
★針供養今日は木綿の豆腐買う
★礼拝を終えて隣家の梅見かな
★山河早やうすきみどりの建国日
デイリー句会投句
★早春に堅く芽を張る枝々よ
★ひかり跳ぶ空の青きに辛夷の芽
★ジムに泳ぎ初春(しょしゅん)の風に火照り帰る
デイリー句会投句
★一輪へ日差して雨後の梅真白
★飛び交える鳥へ紅白梅ひらく
★蕗の薹摘み採る土の温さかな
デイリー句会投句
★大利根の岩打つ波や揚雲雀
★山風に影も揺れけり黄水仙
★早春の露天湯の床渇きおり
デイリー句会投句
雪解風瓦の屋根を市松に
日を浴びて雪合戦の砦跡
ほろ苦き蕗の芽天下一品なり
投句
現より優しい仕草春の影
餅を焼く転んだ膝をかばいつつ
針仕事終えて座敷に寒気満つ
デイリー句会投句
★シンフォニー春を奏でるデイの午後
★水取りの行事を思い春を待つ
★さわらびを探さむ小川の音聞けば
デイリー句会投句
梅が香の中に一歩を踏み入れる
夕陽浴び今まどろみの春の山
春の雪抜けてやまなみハイウェイ
デイリー句会投句
★校庭のブラスマーチや建国日
★犬ふぐり尖りて強き土手の風
★振り込みのルアー伸びゆく春の池
好きな句
★春の雪抜けてやまなみハイウェイ/多田有花
小生がこの時季車で田舎へ行きますと、鳥取道、米子道とも山なみハイウェイを通り、両側に雪があります。眼下遙かには素晴らしい眺めですが、この時季の大山には2メートル以上の雪があり、いつもはらはらです。
好きな句
★日を浴びて雪合戦の砦跡/内山富佐子
何処も記録的大雪とは言え、子供達にとっては大喜びです。雪合戦の名残であろうか?身を隠す大きな雪の塊が少し融けかかって残されている・・・。雪国ならではの風情を、雪の砦跡に見ました。
お礼
桑本栄太郎さま
「朝からの雨が形に春の雪」を「好きな句」にお選び下さり、たいへん有難うございました。見えない雨が、いつの間にか春の雪に変わって窓外を流れていました。
デイリー句会投句
★ジムに泳ぎ二月の風に火照り帰る
★早春の堅く芽を張る枝々よ
★ひかり跳ぶ空の青さや辛夷の芽
デイリー句会投句
雲雀野を些事に憂いて行き過ぎし
初午のセピアの写真父若し
落ちてなお赤く輝く椿かな
デイリー句会投句
★エンジン始動白波立てて春の旅
★白波の水脈引き島へ春の旅
★落ち椿蕊まだ新しき島の道
デイリー句会投句
★さえずりや浅間山(あさま)夕日を近づけず
★犬ふぐり朝日を乗せし波頭
★あな白き浅間山(あさま)や裾野未紅梅
御礼
桑本栄太郎様
日を浴びて雪合戦の砦跡
を好きな句にお選び頂いて有難うございました。こちらでは12月の大雪以来雪があまり積もらずにいましたが、先日は大雪になり次の日は小春日和でした。子供たちはそれっと校庭に出て大いに雪合戦を楽しんだのではないかと思われるような砦の壊れ方でした。あるいは体育の授業でやったのかも知れません。その嬉しそうな様子がまざまざと浮かんでまいりました。
好きな句
現より優しい仕草春の影/上島祥子
春のほんわりと暖かい空気と日差しで影は実物よりも優しい仕草をしているように見えるというのは、春の気分を良く表していて惹かれました。
デイリー句会投句
★蝋梅の訪なう人なき門扉かな
★下萌や草の香いまだ調わず
★竹幹の楽を奏すや余寒風
好きな句
日を浴びて雪合戦の砦跡/内山富佐子
砦の跡を見れば直に見づとも子供達の元気な様子が思われます。
こちらまで子供達の明るい5778エネルギーが伝わってきます。
御礼
内山富佐子様
「現より優しい仕草春の影」の句をお選びくださり有難うございます。
毎日散歩に出かけますが以前よりも陽射しが暖かくなったと感じております。
そのせいか影も幾分穏やかに動くように感じました。
訂正
先ほどの投句ですが5778という関係のない数字が本文に入ってしまいました。
失礼しました。
デイリー句会投句
★春雪の朝厚着厚着の食堂や
★草萌える道のあちこち食べた跡
★白梅の花と香りと青い空
デイリー句会投句
★御朱印の墨痕倫理風光る
★足裏に芝火を踏みし戯れに
★ばらの芽や妙義山(みょうぎ)の奇岩眼間に
デイリー句会投句
★背伸びせし首の青さや春大根
★菜園の早やもときめき豆の花
★春耕のマルチ手繰れる老夫婦
デイリー句会投句
肥後名物馬刺しを食ぶや春の宵
黒川の湯より仰ぎし春の星
早春の日の出を待ちぬ露天風呂
デイリー句会投句
宇宙まで見ている春の夕焼かな
野を焼けば里には草の灰が降る
冴え返る会議室から白き峰
デイリー句会投句
★山風の送れる花か春の雪
★白壁に身を屈め行き蕗の薹
★早春の谷透き通る竹の青
お礼
上島祥子様
日を浴びて雪合戦の砦跡 を好きな句にお選び頂き有難うございます。コメントどうりの感覚を私も感じ、思わずクスッと笑顔になってしまいました。
デイリー句会投句
★春風や小犬は我と歩を合せ
★ばらの芽と棘を甚振る雨の糸
★晩酌はうぐいす餅を頬張りて
デイリー句会投句
★春浅く朝の会釈も雪のこと
★手作りのバレンタインや縁結び
★牡丹雪消えず狭庭の模様かな
デイリー句会投句
春きざす快晴の阿蘇正面に
二月の高原阿蘇がしだいに近く
振り向けば九重連山春の雪
お礼
栄太郎さま、
「春の雪抜けてやまなみハイウェイ」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
お礼が遅くなりました。
これは九州の大分湯布院から阿蘇へと続く道を詠みました。
峠では思いがけない吹雪となり、阿蘇も九重連山も雪化粧をしていました。
大山や米子の道、今の時期は大変な雪でしょうね。
デイリー句会投句
★駅前に菜の花飾り菜の花忌
★紅梅の紅のふくらみ蕾みけり
★春めくやスマホ自撮りの女子高生
デイリー句会投句
★夕ぐれの榛名十峰斑雪かな
★山風に対うばらの芽あえかなり
★青空を奪いあいたる揚雲雀
デイリー句会投句
★里言葉優しく夫婦若芽干す
★佐久島の夫婦自慢の若芽干す
★若芽干す光りを揺らす浜の風
デイリー句会投句
★春めきて箕面の山も青くなり
★春浅し北海道バターをパンに塗り
★かいつぶり一直線に泳ぎけり
好きな句
★振り向けば九重連山春の雪/多田有花
素晴らしい大景が目に浮かびます。かって訪れた頃のことを想い出しました。
好きな句
春きざす快晴の阿蘇正面に/多田有花
好きな句。
春きざす快晴の阿蘇正面に/多田有花
青い空の中にある大きな阿蘇山。とても大きな風景ですね。
先ほど途中で投稿してしまいました。申し訳ありません。
デイリー句会投句
★しつとりと路面濡れ居り春の雪
★山裾の白亜のビルや春寒し
★春霞かさね彼方へ摂津峡
好きな句
★里言葉優しく夫婦若布干す/古田敬二
今の時季は何処の海岸においても若布の収穫中です。
その土地の言葉をかけあって、夫婦協力して若布を
干す光景が思われ素敵です。
「里言葉」との措辞に、鄙びた旅情が溢れています。
デイリー句会投句
愛餐の卓に添えらる雪割草
苗木市に百合の球根選るすがら
二ン月の空の淡さよ枝垂れ梅
好きな句
★愛餐の卓に添えらる雪割草/小川和子
愛餐とはキリスト教の教会内での食事会の事。兄弟姉妹達が一緒に食事を摂りながら、お互いに交わりのひと時を持つことですね?その卓上花として雪割草が飾られている光景を想えば、主の豊かな恵みにより春の訪れを心から実感している作者です。
デイリー句会投句
★浅春の風に寄り来る池の紋
★春浅き笹薮にふと動くもの
★空き部屋に見る空少し春の色
デイリー句会投句
★利根川を煽ぐ山風蕗の薹
★鳶舞いし長き裾野の雪間かな
★菜の花や信濃川(しなの)の流れほんわかと
デイリー句会投句
★下萌の京大農場うすみどり
★春めいて河川コートのテニスかな
★下萌やジャージー走るグランドに
お礼
桑本栄太郎様、「雪割草」の句をお選びくださり、うれしいお言葉をお寄せ頂き有難うございます。お読み頂きました通りです。この日当地は比較的あたたかい一日でもありました。四月五日のイースターが待たれます。
デイリー句会投句
列島の春の灯りの上を飛ぶ
春めきて歩く人やら走る人
音も無く降りだしやみぬ春の雨
デイリー句会投句
早春のオレンジに照る入日かな
笹鳴の頭上を過ぐる森閑か
回想
野蒜摘むことも遊びの一つとて
お礼
河野啓一さま、
「振り向けば九重連山春の雪」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
九重から阿蘇にかけての高原は一面に萱か薄が茂っています。
そこを走りながら正面には阿蘇が、振り返れば雪化粧した九重連山が。
絶景でした。
お礼
上島祥子さま、
「春きざす快晴の阿蘇正面に」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
前日は雪模様でしたが、この日はからりと晴れ上がってホテルの正面に大きな阿蘇山が見えました。
確かに雄大な風景で、日本離れしているなあと思いました。
好きな句
★音も無く降りだしやみぬ春の雨/多田有花
季節の替り目特有の、芽吹きをもたらす春の雨が降り出しました。もうここまで季節が進めば、春の雪も少し降らなくなりそうですが、さてどでしょう?寒さの苦手な小生は辟易しております。
デイリー句会投句
★潮風も頬に優しく春の朝
★春の海光る日差しが明るくて
★春浅し船は行き交い鳥は舞う
デイリー句会投句
★春浅き狭庭の草を踏みて立つ
★春近し和泉山脈黒々と
★春めいて朝日優しく森の辺に
好きな句
★潮風も頬に優しく春の朝/高橋秀之
暖かくなって、潮の香りも懐かしい大阪南港あたりの風情を思い出しました。時に絵描きに行ったりろを思い出しました。
好きな句
★潮風も頬に優しく春の朝/高橋秀之
暖かくなって、潮の香りも懐かしい大阪南港あたりの風情を思い出しました。時に絵描きに行ったりろを思い出しました。
デイリー句会投句
★菜の花や嫗にお茶を賜りし
★天霧らう榛名山(はるな)や湖の春の波
★天離る風の上州遠蛙
デイリー句会投句
梅林にある青空と風の音
春の川きらきら蛇行して海へ
春めきぬ揺れる梢の上の空
お礼
桑本栄太郎さま、
「音も無く降りだしやみぬ春の雨」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
明日は雨水。
先日の雨は春らしい風情を感じるものでした。
本格的な寒さはもうないのでは、と思っていますが、桜の時期に雪が降るようなこともありますから…。
デイリー句会投句
★降りつつも天(そら)の明るき雨水かな
★下萌の色濃くおもう雨の土手
★あちこちを向いて木蓮」ときめきぬ
デイリー句会投句
★ブランコの鎖に映る余寒かな
★梅枝に薄き緑の蕾立つ
★走りつつ凧ふり返る大野原