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コメント
デイリー句会投句
播磨灘沖には春の光満つ
冬物のシーツを洗う雨水かな
山の端より雲流れ出る雨水かな
デイリー句会投句
★梅園や人の集いし鳥の声
★ 伊豆に居り南ざくらの睦月かな
★そよ風や南ざくらとせせらぎと
投句
遠望の鈴鹿の峰は春の青
自らの起す波間に鴨の居ぬ
シクラメン靴紐結べば花近し
デイリー句会投句
★ふり仰ぐ天王山の霞みけり
★遠霞はるか彼方へ摂津峡
★嶺の端の仄と赤きや春しぐれ
デイリー句会投句
★春浅き朝の布団を繭のごと
★雨止んで小鳥揺らせる梅蕾
★駅頭の風に書を抱く二月かな
デイリー句会投句
山焼きていよよ目覚める阿蘇の里
高々と枝に一輪ヤブツバキ
春雨を越して越されて田舎道
デイリー句会投句
整いし樹形二月の空に立つ
冴返る朝よ樹形の正確に
細き樹の二月の窓の正しさに
デイリー句会投句
★菜の花や海あおあおと響きける
★紅梅や竹林空を奪いあい
★湯煙とともに香りし夜の梅
デイリー句会投句
★梅の香や少女茶席へ髪を結い
★春火鉢据えて籠編む竹工房
★竹林の弧を描き撓う春疾風
デイリー句会投句
★菜の花や乙訓郡の黄明かりに
★冴返る風に降り立つバス路かな
★雨音を聞きつつ午後の目借時
デイリー句会投句
★冴返る寺の廊下の蹠かな
★観梅や常に写真機首にかけ
★下萌や乾ぶる畑の風の道
デイリー句会投句
春日浴び妙高山(みょうこう)ぐいと迫り来る
水鳥のそれぞれの舞春の濠
軒先の雪解雫の速さかな
好きな句
春浅き朝の布団の繭のこと/小西宏
春とは名ばかりの寒い朝に布団に包まる幸せが表現されていて共感いたしました。
デイリー句会投句
<神戸六甲アイランド埠頭>
★さざ波の河口を遡る春の潮
★台船の揺るぎも見せず春の波
★ぎらぎらと春日煌めく運河かな
デイリー句会投句
紅梅に白梅に陽の当たりたる
紅梅の匂う六甲縦走路
六甲を登れば春の汽笛かな
デイリー句会投句
★蕗の薹利根の支流のごうご
★里山の社へ集う百千鳥
★クロッカスここのみ日矢の芝生かな
デイリー句会投句
★春大根白く輝くその太さ
★雛あられ並ぶ店先袋詰め
★野良猫も路傍に伸びして春の朝
好きな句
★六甲を登れば春の汽笛かな/多田有花
六甲の中腹からは神戸港とその沖合がよく見渡せますね。風はまだ冷たいとしても、船の汽笛の春らしい響きがすぐそこまで聞こえてくるような気がして、六甲登山の情景が目に浮かびます。
お礼
上島祥子さま
「春浅き朝の布団を繭のごと」に素敵なお言葉をお寄せ下さり、たいへん有難うございました。布団の温もりへの執着は冬にも秋にもありますが、春浅い頃のものは同時に、なんだか力の漲りみたいなものも感じます。
好きな句
☆六甲を登れば春の汽笛かな /多田有花☆
六甲に必ずしも馴染みがあるわけではありませんが、海に近く、また大きな街にも近い優しげな連山であり、この句から汽笛と渾然一体となって春を迎える大らかさを感じます。
デイリー句会投句
★うたた寝の犬の顔ある春日かな
★早春の枝を過ぎゆく白い雲
★妻と呑み腹ゆらゆらと浅き春
デイリー句会投句
麦踏や大地に緑の縞模様
主人なき庭に今年も梅白し
梅日和里から里へ歩きけり
訂正を願います。
大変ご迷惑をおかけしますが、是非とも訂正を願います。
★「蕗の薹利根の支流のごうご」を「蕗の薹利根の流れのごうごうと」によろしく願います。
好きな句
うたた寝の犬の顔ある春日かな/小西 宏
雪の中を駆け巡る元気な犬でも、この春の陽気には気持ちよくうつらうつらしてしまう。そんな犬のゆーもらすな情景が浮かんできて思わずクスリとしてしまいました。
デイリー句会投句
<六甲アイランド埠頭>
★港湾のクレーンゆるく春の海
★岸壁の荷揚げクレーンや春の波
★台船のコンテナ満載春の海
デイリー句会投句
早春の沖に並びしコンビナート
水菜入れ山頂で作るラーメン
誕生日春の苺のホールケーキ
好きな句
★六甲を登れば春の汽笛かな/多田有花
先日も所要があり、六甲アイランドを訪れたばかりです。
六甲山から眺める港湾埠頭は、伸びやかな春の光景で
あったのでしょう?そして、船の汽笛など聞こえれば
更なる長閑な旅情溢れる光景であった事でしょう。
お礼
河野啓一さま、小西 宏さま、
「六甲を登れば春の汽笛かな」を好きな句にお選びいただき、共感のコメントをお寄せいただきありがとうございます。
昨日、六甲縦走路のうちの菊水山、鍋蓋山、再度山を歩いてきました。
登っているときに、背後で何度も汽笛が聞こえ、神戸の山を登っているんだなあと感じました。
六甲はいくつかの山の連なりの総称で、六甲縦走路は須磨から宝塚まで続いています。
好きな句
★主人なき庭に今年も梅白し/福田ひろし
何処かの、空き家の庭を見かけられたようですね?
栄枯盛衰は人の世の常と云えど、季(とき)至れば
いのちあるものは、芽吹き花を咲かせるようです。
白梅の清らかに咲く様子に、哀切を覚えます。
お礼
桑本栄太郎さま、
「六甲を登れば春の汽笛かな」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
一足違いになってしまいました。
今日は雨ですが、昨日は快晴で、遠く大阪湾の先の泉南の方まで見晴らせました。
御礼
桑本栄太郎さま
主人なき庭に今年も梅白し、を好きな句に選んでいただきましてありがとうございます。渓流沿いの山里を歩いていると、半ば廃墟になった家の庭に、白梅が見事に咲いていました。楚々としたイメージが強い梅ですが、生命力の強さも感じました。
デイリー句会投句
★菜の花や青空深く鳶の笛
★榛名富士今朝むらさきや水温む
★麦踏の翁の影の長きかな
デイリー句会投句
★春野菜散らして寿司の昼餉かな
★枝挿して開き切ったる白い梅
★春雨にけぶりて河内平野かな
デイリー句会投句
日を抱き向きの気ままに紅椿
料峭や球根の芽の尖り出ず
余寒なお亡友読み止しのソローの書
お礼
内山富佐子さま
「うたた寝の犬の顔ある春日かな」に温かなお言葉をお贈り下さり、たいへん有難うございました。小さな犬たちはとても寒がりで、日の光が大好きなようです。それと、居眠りも得意なようですね。
投句訂正
午前中投句分、お手数ですが、以下の三句に訂正いたします。
★日を抱き向き気ままなる紅椿
★料峭や球根の芽の尖り出ず
★余寒なお友読み止しのソローの書
デイリー句会投句
★一間の川幅占めて春の鴨
★下萌の句帳片手の車窓かな
★高槻の駅ビル跨ぎ春の虹
デイリー句会投句
★春の花胸一杯に揺れている
★山焼いて後の黒から芽が動く
★窓叩く激しい音の春時雨
デイリー句会投句
★支流より水集いけり蕗の薹
★青空へ飛行機雲や未開紅
★しじみ汁鳥語に眼覚む朝かな
デイリー句会投句
梅が枝を携え坂を下る人
山隠し海も隠してよなぐもり
初音して後は静かな山の中
好きな句
★支流より水集いけり蕗の薹
利根川の支流が集うところでしょう。
蕗の薹の清冽な雰囲気がよく現れています。
デイリー句会投句
★芽柳やバス待つ風のゆるび居り
★梅が香の香りほのかに教会へ
★礼拝を終えてふたたび梅見かな
好きな句
★山隠し海も隠してよなぐもり/多田有花
日毎に気温も上昇し、昨日今日と暖かな一日でした。
何処を見ても、遠くを望む程よなぐもりですが、一段と
春めいた景色となりましたね!!。
デイリー句会投句
★春の陽の白き水底まで届く
★縁側に優しき光江戸の雛
★春の海島へ寄せ来る波の音
御礼
多田有花様
「蕗の薹」の句を好きな句にお選びいただき、素晴らしいコメントをいただきありがとう御座いました。
デイリー句会投句
★春の草風の中なる明るさよ
★遠山は今だ白きや揚雲雀
★山風の今だ硬きや葦の角
デイリー句会投句
★若ごぼう生駒山麓盛りかな
★お水取り若狭の水は二月堂
★青き香に天ぷら揚げて蕗のとう
デイリー句会投句
★せせらぎの木の芽雨降る高瀬川
★芽柳の川端通りの細枝(ほそえ)かな
★リール巻く水面まぶしき春日かな
投句
日脚伸ぶ散歩の距離も伸ばしたり
辞書を繰る部屋の静けさ春の夜
流行歌流れる混んだスケート場
投句
日脚伸ぶ散歩の距離も伸ばしたり
辞書を繰る部屋の静けさ春の夜
流行歌流れる混んだスケート場
デイリー句会投句
★金縷梅(まんさく)にならび梅咲く日の明かり
★白梅の開き初めたる日和かな
★樹洞ありて空に小さな梅の花
デイリー句会投句
★赤城嶺へあまねく朝日揚ひばり
★受験子へ阿弥陀唱えし翁かな
★あめつちの神に願うや受験生
デイリー句会投句
★春風のテラスのカフェに憩いけり
★映画果て新京極の遅日かな
★地下を出で阪急電車の春入日
デイリー句会投句
いかなごのくぎ煮の季節始まりぬ
遠い日のこと思い出す風車
春雨にパソコン相手の家居かな
お礼
桑本栄太郎さま、
「山隠し海も隠してよなぐもり」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
黄砂の時期になりました。
増位山の頂からは晴れていれば六甲山や播磨灘が見渡せます。
しかし、先日はすべて黄砂のベールの向こうでした。
好きな句
★青き香に天ぷら揚げて蕗のとう
青き香というのがいいですね。
からっとあがった蕗の薹の天ぷらの美味しさが想像できます。
デイリー投句句会
雨上がり梅のきりりとなお白し
コンビニの幟ばたばた春一番
卒業式浅葱の風の吹き抜けし
デイリー句会投句
★利根川のあまねく水や犬ふぐり
★揚雲雀一羽翔ちけり数羽翔つ
★谷川岳(たにがわ)の岩もろ共に雪崩けり
デイリー句会投句
★山里の友の便りや麦青む
★二月尽冬水仙の満開に
★ジャスミンの白い蕾が顔を出し
お礼と一句鑑賞
多田有花さま
[蕗のとう」の句に嬉しい共感のコメントを頂戴し、誠に有り難うございました。我が家の狭庭で2芽程見つけた貴重品です。
デイリー句会投句
★園庭の青きを踏んで一輪車
★色づいて芽吹きの予感紀伊の山
★県境は桜の蕾まだ固し
デイリー句会投句
★老農の休んではまた畑を打つ
★鍬ひとつ梅咲く下で畝起こす
★白梅の夕暮淡き雪のごと
デイリー句会投句
★日輪と云う明かりかなよな曇り
★芽木蓮の曰くありそにときめける
★遠野火や瓦の屋根の遠くより
デイリー句会投句
竹林に囲まれ静か梅を見る
春の夢困ったところで目が覚める
春の夜や繕い物をふたつする
デイリー句会投句
椎の葉のつやに等しき桜の芽
桜の芽越してまっすぐ陽の来たる
白梅と石垣映す壕の水
デイリー句会投句
★参拝の拍手打つや二月尽
★眼間の榛名十峰霞立つ
★雲版を打つ作務衣の僧や若緑
デイリー句会投句
紀見峠を歩く
★人住まぬ家の戸に触れ咲く紅梅
★春寒し一人も会わぬ峠道
★走り根の春の大地をしかと掴む
デイリー句会投句
芽柳とわれ川風に吹かれいる
風に揺れ柳遠目に青みけり
草光る川辺一面いぬふぐり
デイリー句会投句
★梅が香の木々のときめく丘の風
★さざ波のわらわら光る春の池
★腰痛の不意に来たるや二月尽