※当季雑詠3句(冬の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。
※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。
◆俳句日記/高橋正子◆は、下記のアドレスです。
http://blog.goo.ne.jp/kakan02
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コメント
デイリー句会投句
★暮れ方の山ふところの霜畳
★冬の虹やおら流るる利根支流
★霜畳青菜に朝日差しにける
デイリー句会投句
乗り換えの国ざかい駅雪深し
山茶花や雅さ漂う京の道
鈍色の近江の冬野北へ行く
デイリー句会投句
★冬帝や柿の実ついに全て落ち
★実万両今年も鳥の恵みにて
★餌なくて地面ついばむ冬鴉
投句取消し
上記は12/14と重複投句になっておりましたのでお詫びして取り下げます。
訂正
上記の文言中、12/14は12/19の誤りでした。相すみません。
デイリー句会投句
★部活子の寒風ついてランニング
★初雪の三日経つても嶺に筋
★雨に起つ辛夷冬芽の光りけり
好きな句
★鈍色の近江の冬野北へ行く/福田ひろし
前後の御句より、雪深い滋賀の湖北へ旅に出掛けられたようですね?どんより雪曇りの光景が想われ、冬寂の趣が素敵です。「北へ行く」との措辞が効果的で、雪国特有の哀切がつのります。
デイリー句会投句
★きりきりと雪輝かせ朝の富士
★コンクリの坂に冬樹の影を踏む
★鳩集い日向の落葉突いており
御礼
桑本栄太郎様
鈍色の近江の、の句を選んでいただきまして、ありがとうございます。先週、京都に行ったついでに、北近江も巡りました。長浜から北は雪が深く、余呉湖あたりは南国の人間からすると信じられないほどの積雪でした。北近江は北陸の玄関口であることを実感しました。
デイリー句会投句
★木の葉雨高層ビルヘ朝日かな
★一色の銀杏落葉や子等の顔
★ひと筋の枯木の影の移りけり
デイリー句会投句
★旬日を残すのみかな年用意
★鳥声も一陽来復快晴に
★水草の掃除や湖の年の暮れ
好きな句
★雨に起つ辛夷冬芽の光りけり/桑本栄太郎
リズミカルな描写で、春を待つ冬の景色を巧みに描かれました。気持のよい一句です。
デイリー句会投句
括られし白菜畑の畝真直ぐ
下校児らに冬至の日差し実にやさし
母の炊く冬至南瓜よ遠き日よ
デイリー句会投句
トンネルを抜ければ雪の積む町に
おだやかによく晴れ今朝の冬至かな
冬至真昼海の輝きの極む
デイリー句会投句
★花八手食器の触れあう厨窓
★いつまでも冬至の入日見て居りぬ
★掻き分けて湯舟に浸かる柚子湯かな
御礼
河野啓一様
「雨に起つ辛夷冬芽の光りけり」の句をお選び頂き、過分なるコメントも頂戴しまして大変有難うございます。
先日、風邪が中々治らず、雨の中を近くの病院まで行きました。その帰宅途中、公園に寄り道しながら帰りましたが、冬の雨に濡れても植物達は元気そのものです。
好きな句
★トンネルを抜ければ雪の積む町に/多田有花
小生の田舎鳥取へ今の時季に帰れば、良く出会う光景です。川端康成の名作「雪国」を彷彿させ、その光景が眼の前に広がるような旅情を覚えます。
好きな句
☆括られし白菜畑の畝真直ぐ /小川和子☆
白菜は、葉の形が崩れないようにすぐに括られて畝に並べられるのでしょうか。そんな農作業の情景がよく見え、「畝真直ぐ」に冬の凛とした風景が思い浮かびます。
デイリー句会投句
★学び舎の遠き空なる冬木立
★冬ざれの小楢の山や空の澄む
★冬薔薇のハート膨らむ蕾かな
デイリー句会投句
★障子貼る夕陽の映える仏間かな
★里山の灯し暮れいく年の暮れ
★孫育ち背丈の同じ冬至かな
お礼
栄太郎さま、「日輪のいろ水鳥の羽根にあり」の句をお選び頂き、きれいなコメントもお添え下さいまして、ありがとうございます。病院の帰り道、水鳥が陽に耀く様を、車窓に望みました。透徹した空と枯れ落ちた木々を背景に、冬ならではの光を見た思いです。
デイリー句会投句
★木枯らしにあいつもこいつも先に逝き
★木枯らしや友の訃報のメール鳴る
★ミシミシと冬の園舎を象歩く
デイリー句会投句
★冬ばらの開かんとして朝日受く
★冬の湖電飾映す波の上
★短冊の文字ととのわず師走かな
再投句
括られし白菜畑の畝真直ぐ
下校児らに冬至の日差し実にやさし
母の炊く冬至南瓜よ遠き日よ
上記3句22日に投句しましたが、もれているようですので再投句します。よろしくお願いいたします。
デイリー句会投句
★行く歳の水脈引く如く過ぎ去りて
★ポインセチア神父の愛に染められて
★吹かれれば八つ手の花のこぼれ散り
好きな句
☆括られし白菜畑の畝真直ぐ/小川和子
当地でも藁で括られた白菜が沢山残っていますが「畝真直ぐ」に厳しい寒さの中に育った白菜の逞しさが伝わって参ります。あの外葉が瑞々しい青々とした白菜を守ってくれるのですね。
デイリー句会投句
★今日冬至根菜入れて南瓜汁
★風花や子ら帰る日の近付きて
★曲がりゆく列車の煽る枯尾花
デイリー句会投句
★括られてなお凜と起つ冬の菊
★橡の木の冬芽ぬめりの尖りけり
★天皇誕生日大御心の天地に
好きな句
☆曲がりゆく列車の煽る枯尾花 /佃 康水☆
列車の情景とは、大きく曲がりゆく姿ですね。そこに煽られ揺れる枯尾花を据えられました。情趣深くこの季を思います。
デイリー句会投句
★枯芝に犬と睦みて胡坐かく
★二つ三つ昏々と星冬の街
★冬至の夜静かに止まる山手線
デイリー句会投句
富士山と青き冬空だけがある
冬の夜の寒さはどこへ初ライブ
冬林檎居間からシャリシャリ齧る音
デイリー句会投句
掘りたての人参や陽を集めをり
長期予報裏切る今日の寒さかな
寒波来る川面の鳥の高き声
Unknown
★さんざめく冬のオリオン家路行く
★しっかりと歩く家路へ冬の大三角形
★大股に家路を冬の大三角形
デイリー句会投句
★青空や目路に溢れし雪浅間山(あさま)
★利根の水行く末定か室の花
★行きずりの山あいの宿枯尾花
お礼
小西宏様、佃康水様、「白菜畑」の句を選句頂き、各々うれしいコメントをお寄せくださり有難うございす。冬至の22日、当地は暖かい日和りに恵まれ、徒歩で少し遠出しましたが青空の下、広々とした大根畑や白菜畑が広がり、折しも終業式が近いのかランドセルの小学生がお道具を両手に持ってうれしそうに下校する姿に行合いました。年末の忙しさの中にも、この日を境にこれからは日が少しずつ長くなることを思い、いつになく心から冬至を意識したひと日でした。
デイリー句会投句
★クリスマスイブとて子ら笑顔
★枯落ち葉集めて妻の思案顔
★蔓バラのアーチきらきら冬至の朝
御礼
小西 宏様
「曲がりゆく列車の煽る枯尾花」の句へ大変嬉しいお言葉を頂き誠に有難うございます。夕暮れ近くに曲がって行く列車に白く揺れている枯れ尾花が何とも言えない美しさと寂しさとが入り混じった情景に見えました。何時も通る道なのに眼が癒えたからでしょうかはっきりと愛でる事が出来ました。
デイリー句会投句
★極月の忙中閑や遊歩道
★立枯れのようなまんさく冬の葉に
★枯蘆の穂絮なびくや吾を迎え
デイリー句会投句
★木の葉閉じ池に氷の大広間
★泥靴の深さも楽し霜柱
★葉牡丹を植えて公園完成す
デイリー句会投句
今着きしカードも飾るクリスマス
りんごジャム炊き純白のヨーグルト
窓際に置いた林檎の朝匂う
デイリー句会投句
★露天湯へ枯葉舞い込む刹那かな
★山風の行く手や岸辺枯柳
★ゆくりなく時雨や畦の猫車
デイリー句会投句
★山に向き末枯れた野菊道端に
★枯草のそれでも芽吹く力見る
★橋近く牡蠣舟いずれか去るらしい
デイリー句会投句
キャンドルサービス
戦禍にある子等へと祈る降誕祭
はらからと燭火に讃美する聖夜
聖誕の星空想うクリスマス
デイリー句会投句
母と墓参り万両の実の紅し
真っ赤な夕陽のクリスマスイブ
リフォームのベスト仕上がるクリスマス
デイリー句会投句
★落葉松の散り積もりたるベンチかな
★山茱萸の朱き実空へ冬ざるる
★一人づつキャンドル胸に降誕祭
デイリー句会投句
★菜を刻むその音すらも歳の暮れ
★白菜の巨きを割りて塩で漬け
★空暗く遠き山の辺雪模様
好きな句
★戦禍にある子等へと祈る降誕祭/小川和子
戦禍による犠牲は、いつも女・子供・老人の弱い立場の人ばかりであり、先日の学校襲撃と言う言葉には表せないほどの惨い殺戮が起こってしまいました。現代でもある戦争は殆ど貧困と教育の無さから起こる事であり、何故イエス・キリストがこの世に生まれられたのか?改めて人類に問う日でもあります。
好きな句
☆菜を刻むその音すらも歳の暮れ /河野啓一☆
年の暮れの情緒。菜を刻む音が実際に忙しく響くのか、聞く人にそう思わせるだけなのか。季節の風景を描いてしみじみと深みがあります。
デイリー句会投句
★園児らの畑駆けゆくクリスマス
★枝に明るき蜜柑をカラス咥え去る
★冬の陽に赤く丘の家照り昏れる
デイリー句会投句
★冬山の襞ひと所へ夕日差す
★水仙のほのと夕影ふくみける
★夕影の梢にふくら雀かな
お礼
桑本栄太郎様、「待降節」の句を選句くださり、深くお読み頂きましてありがとうございます。無心な幼児や、子ども達を見ていますと、とくに平和の尊さが身にしみますね。お言葉心よりお礼申し上げます。
デイリー句会投句
★もくれんの曰くありそな冬芽かな
★一言のお詫びも添えて賀状書く
★煤逃げや図書館人のあふれ居り
好きな句
☆冬山の襞ひと所へ夕日差す /小口泰與☆
峻厳な冬山の襞は陽の光をも峻別して受入れるのでしょう。そして、許された所だけに集まる夕日の優しさ。御地ならでは味わうことのできない安らぎの光景です。
デイリー句会投句
★オーバーのポケットに手をつなぐ岸辺
★木の葉少し残れる欅大通り
★犬抱いて寄せ鍋つつく妻の酔い
御礼
小西宏様
「冬山」の句を好きな句にお取り上げいただき、素晴らしいコメントをいただきありがとう御座います。四方を山に囲まれた群馬は厳しい風が毎日のように吹いています。有難う御座いました。
デイリー句会投句
★貝独楽の揺らぎや夕日あかあかと
★屋根を葺く木槌の音や冬木の芽
★生きるとは史記をよすがや虎落笛
デイリー句会投句
★借換えの図書館行きも年用意
★数へ日の分担残る掃除かな
★年の瀬や段取り考えひと眠り
デイリー句会投句
クリスマス赤き三日月山の端に
数え日の朝日が山を照らしおり
雪山を間近く仰ぐ頂に
デイリー句会投句
★年の瀬の空青々と窓磨く
★青空に部屋開け放つ煤払い
★園庭に子供背丈の冬もみじ
デイリー句会投句
★あかあかと朝日昇るや畑は霜
★冬の月父の齢を越えにけり
★酔うことを知らぬや今宵虎落笛
デイリー句会投句
松積んで軽トラがゆく年の暮
降り積もる落葉踏み分け下りけり
上る道下る道あり年惜しむ
デイリー句会投句
★理髪終え寒風に出す頬と耳
★木枯や家路の空の青きこと
★何処より吹かれ積もるや落葉松散る
好きな句
★上る道下る道あり年惜しむ/多田有花
いつも山歩きを行う作者ですが、今年一年を振り返れば
色々な事があったものだ・・・と自己を振り返る人生の山坂
まで想われ、大変共感する好きな一句です。
高倉健さんの映画「あなたへ」の中で、ビートたけし扮する
詐欺師が俳人種田山頭火の句を口ずさみ、その後、「旅とは
目的地があり、流離いとは行くあての無い事だ」とのせりふ
が急に想いだされました。
好きな句
☆降り積もる落葉踏み分け下りけり /多田有花☆
落葉はそれをよく生かす術のない私たちにとっても大きな心の安らぎです。山道を、あるいは坂道を下るときの歩調を和らげ、音を楽しませ、靴先に柔らかさを与えてくれます。歩行の達人有花さんが「下りけり」と明快な歌を詠ってくださいました。
デイリー句会投句
★固く暗く尖る冬芽の空青し
★野良猫の餌待つ崖に青木の実
★ジムの窓に歳末の灯を見て息す
デイリー句会投句
山茶花が咲く庭を見て立ち止まる
会館に歳末警戒の提灯並ぶ
ネクタイのごとくマフラーを強く締め
デイリー句会投句
★鍋割山(なべわり)も榛名山(はるな)も雪を賜りし
★よみがえる空の蒼さやよべの雪
★手袋の指じんじんと暁の道
デイリー投句句会
冬麗の光纏いて書を開く
数え日をあえて数えず一人旅
ヒタヒタと老犬歩む冬の夜
deiデイリー句会投句
年の瀬や仏具を磨く母の背
雪晴れやシャキッと白き雲一つ
手袋は主の指の形かな
デイリー句会投句
★寒柝や高き子の声まぎれ居り
★聞けばバイト大きくなりて冬休み
★大根の青菜生きいきしだれたる
デイリー句会投句
<四条大橋~建仁寺>
★鴨川の風に平らやゆりかもめ
★冬椿松にかこまれ建仁寺
★せせらぎにさくら冬芽や高瀬川
好きな句
★数え日をあえて数えず一人旅/福田ひろし
お勤めは冬休みに入られたようですね?
人は時に何もかにもから解放され、自由気ままに行動したく
なる事があるようです。数え日に一人旅に出掛けられるその
心情に大変共感をいたします。
好きな句
★年の瀬や仏具を磨く母の背/内田富佐子
新しい年を迎える為の煤払いは、家の内外の大掃除に限らず
自身の心の中の大掃除でもあります。
母上様の、「何はさておいても」と一心不乱に仏具を磨かれる
その背中は日本的儀式を大切にされていて、美しいですね。
好きな句
★寒柝や高き子の声まぎれ居り/祝 恵子
当地でもまったく同じような情景です。
寒い夜に「火の用心」の声が高階の建物に響き、その中に
高い子供の声とは、小さい子供もまじっている様ですね?
微笑ましくも有難いことです。
好きな句
☆大根の青菜生きいきしだれたる /祝恵子☆
冬のさ中に白い首を少し覗かせ、青々とした葉を大きく曲線に広げる大根の力強い姿に勇気づけられます。人々の生活近くにある植物への賛美、感動の句です。
デイリー句会投句
★冬日透く雑木の丘に遠い船
★冬の芽にきらめき残し雨あがる
★とりたてて残すものなし年の暮
デイリー句会投句
・祖母葬儀
冬灯ろうそくの火の直立す
手をふりて笑うて別れ冬の雨
いろ紙を折る子と隣り年の暮
御礼
桑本栄太郎様
数え日をあえて数えず一人旅、を好きな句に選んでいたたき、共感の言葉までいただきまして、ありがとうございます。長めの休日に旅に出て、日付も曜日も考えない時間を過ごすのは私にとって至福の一時です。
お礼
桑本栄太郎様
年の瀬や仏具を磨く母の背
を好きな句にお選び頂いて有難うございます。母は92歳。皆が慌ただしく働く中、手を真っ黒にし、一心に仏具を磨く姿に心を打たれました。ご推察の通り心の中を磨いていたことと思います。
年の最後まで暖かい励ましのコメントをくださり有難うございました。
デイリー句会投句
★注連かざる江戸よりつづく太柱
★冬休み鴨居隠しをこゆる孫
★初暦公民館の正面に
デイリー句会投句
★冬耕や白き稲株見え隠れ
★ワイパーのとき折り振るるしぐバス
★玄関戸磨き拭き上げ注連飾る
※高橋信之先生、正子先生及び会員の皆様
明日31日より1月3日まで出掛ける予定であります。
本年は何かとお世話になり、大変有難うございました。
来年も何卒よろしくお願い申し上げます。
投句訂正のご依頼
先ほどの二句目に誤りがありました。
宜しくご訂正の程願い上げます。
誤)ワイパーのとき折り振るるしぐバス
↓
正)ワイパーのとき折り振るるしぐれバス
デイリー句会投句
★晩歳の届かぬ汚れそのままに
★年の瀬の空あたたかや親子凧
★若き二人アルミのドアの松飾
デイリー句会投句
土深く根伸ばす冬草引き抜けり
山茶花へ朝陽明るし今日が来る
長靴の底から冷える鍬を振る
デイリー句会投句
★行く年や星を小出しに赤城山
★晦日蕎麦犬の遠吠え聞こえける
★校庭に雀群れおり年の暮
お礼
桑本栄太郎様、 「寒柝」にコメント頂きましとても嬉しくありがとうございます。
小西 宏様、「大根の青菜」にコメント頂きましてありがたく読ませていただきました。
デイリー句会投句
★大晦日は妻に連れられ商店街
★年越しのそばを食べつつ裏番組
★仏前の供花を新たに大晦日