愛媛新聞に紹介されました


花冠No.372(2025年1月号)から以下の3名の句が紹介されました。
おめでとうございます。
ご味読ください。
蟋蟀の声のどこから列車待つ/高橋秀之
リツトウの響きの通り冬来る/川名ますみ
出迎えの薄羽きとんぼ市営墓地/上島祥子

投稿者
①多田有花
愛媛新聞に掲載されたみなさま、おめでとうございます。
蟋蟀の声のどこから列車待つ/高橋秀之
・鉄道旅行がご趣味でしたね。まだ昼間は厳しい残暑が続く頃、それでも夕暮れ時は確実に早くなり日が暮れるとどこからかコオロギの声が聞こえてくるようになりました。秋の訪れを肌で、耳で感じるひとときです。
リツトウの響きの通り冬来る/川名ますみ
・立冬、りっとう、リットウと日本語の文字をいろいろに変えて綴ってみると雰囲気の違いがわかります。リットウという固い響きにはカタカナがもっともふさわしいでしょう。
出迎えの薄羽きとんぼ市営墓地/上島祥子
・ウスバキトンボはお盆の頃に成虫が多く見られます。そのため「精霊とんぼ」などとも呼ばれます。お墓参りに行かれたのでしょう。ご先祖様が「待ってたよ~」と精霊とんぼに身を変えて出迎えてくださったようですね。

感想やコメントをありがとうございます。読ませていただいています。


コメント

  1. 多田有花
    2025年1月30日 15:18

    愛媛新聞掲載三句へのコメント
    愛媛新聞に掲載されたみなさま、おめでとうございます。

    蟋蟀の声のどこから列車待つ/高橋秀之
    ・鉄道旅行がご趣味でしたね。まだ昼間は厳しい残暑が続く頃、それでも夕暮れ時は確実に早くなり日が暮れるとどこからかコオロギの声が聞こえてくるようになりました。秋の訪れを肌で、耳で感じるひとときです。

    リツトウの響きの通り冬来る/川名ますみ
    ・立冬、りっとう、リットウと日本語の文字をいろいろに変えて綴ってみると雰囲気の違いがわかります。リットウという固い響きにはカタカナがもっともふさわしいでしょう。

    出迎えの薄羽きとんぼ市営墓地/上島祥子
    ・ウスバキトンボはお盆の頃に成虫が多く見られます。そのため「精霊とんぼ」などとも呼ばれます。お墓参りに行かれたのでしょう。ご先祖様が「待ってたよ~」と精霊とんぼに身を変えて出迎えてくださったようですね。

  2. 高橋秀之
    2025年1月30日 21:03

    お礼
    多田有花 さん
    愛媛新聞掲載三句へのコメントありがとうございます。
    休日ののんびりとした列車待ちの時間、どこからともなく聞こえてくる蟋蟀の声は気持ちが安らぐひとときでした。

    吉田晃さん
    掲載の情報提供ありがとうございました。
    新聞に掲載されるとは普段ない経験ですのでとても嬉しく思います。

  3. 上島祥子
    2025年1月31日 21:19

    お礼
    多田有花様
    愛媛新聞掲載句のコメント有難うございました。
    うちの近所は立秋にお墓参りをします。入り口から通路を誘導するように飛んでいました。「精霊とんぼ」とはその時の風情にぴったりの言葉ですね。教えてくださって有難うございます。

    吉田晃様
    新聞掲載の情報有難うございます。
    遠い地の名も知らぬ方が私の句を共感してお取上げくださった事に感激しております。
    これからの作句の励みになります。

  4. 上島祥子
    2025年2月1日 20:56

    お礼
    多田有花様
    愛媛新聞掲載句のコメント有難うございました。
    うちの近所は立秋にお墓参りをします。入り口から通路を誘導するように飛んでいました。「精霊とんぼ」とはその時の風情にぴったりの言葉ですね。教えてくださって有難うございます。

    吉田晃様
    新聞掲載の情報有難うございます。
    遠い地の名も知らぬ方が私の句を共感してお取上げくださった事に感激しております。
    これからの作句の励みになります。

  5. 川名ますみ
    2025年2月2日 16:01

    お礼
    有花さま
    「リツトウ」の句に、ご共感のコメントをいただき、ありがとうございました。
    昨年は、高村光太郎の詩のように、きっぱりと冬が来ました。言葉の響きは、確かにその意味を表していると感じます。そして仰る通り、漢字、ひらがな、カタカナと、表記でも印象が変わりますね。発見が多く、幾度、冬を迎えても飽きません。

    晃さま
    愛媛新聞掲載のお知らせを、ありがとうございます。いつも花冠の句友をお気にお掛けくださり、感謝いたします。励みにいたします。